元メンサ会員のカワウソのブログ。脳科学・IQ・ブログなどについて書いていきます

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発達障害 脳・IQ

元メンサ会員がお勧めする高IQブログ、おススメしないブログ

更新日:

はいどうも。カワウソだよ。

 

世の中にはためになるブログが存在する。それは分野にかかわらない。

節約のブログだったり株のブログだったり、あるいはブログ運営に関するブログだったり、とにかくいろいろある。

そういうブログの中は、書籍で得られるような知識だけでない、その本人の経験則だったり仮説だったりがあって、その人の経験が詰まっているものだ。

 

逆に、アクセスアップやPVを重視しすぎて、フェイクニュースや確証のないセンセーショナルな文章を書いているブログもある。

いわゆる炎上商法に近いね。

ブロガーの炎上商法が「浅い」理由

 

そして、そういった「ためになるブログ」「ためにならないブログ」は、IQや脳科学に関するブログの中にも存在する。

フェイクか否か、信憑性が高い低いかは専門家、ないしその分野に興味のある人でないとわからないだろう。

僕は別にIQや脳の専門家というわけではないけれど、強い興味があり、それに関する論文や書籍も読んでいる。

今回は、そんな僕がオススメするIQブログ、逆に、僕が信頼に欠けると判断しているIQブログを紹介するよ。

(ただし、後者に関しては具体的な名前を出すのは控えるよ。)

 

 

非常に有益なブログ 『チャーリーのブログ』

紹介するのは『チャーリーのブログ』さん。

この人は知能に関する様々な考察を書いている。

例えば、2019年1月25日の記事。ここでは、嗅覚は知能と結びついていて、すなわち嗅覚の鋭さが、「空気を読む」能力だとか「直感で成功する」能力とかと関連しているというのだ。

言われてみれば確かにな、と思うのだけれど、これを自分で仮定しいくつかのファクトを根拠として理路整然と書くのはなかなかできるわざではない。

 

僕も知能を伸ばす方法論などを書いてはいるものの、そもそもとして発想が平凡だ。

誰もが思うようなことばかり記事にしている。

それと比べてチャーリーさんの発想はもっと根本的というか、端的に言って面白い

「知能と嗅覚が結びつくのではないか?」など、他の人が思いもよらないことを考え仮定する。もちろん参考リンクとして根拠も示している。

普通の人と違った発想ができる、その意味で、まさにアインシュタインのような考えの持ち主だといっていいと思うよ。

 

更新頻度は高くないものの、斬新な考えを取り入れたい人、脳をリフレッシュしたい人にはうってつけのブログだよ。

 

信憑性の薄いブログ

一方で、残念ながら信頼に値しないブログというのも存在する。

その一つで有名なものが、A(仮名)というブログだ。

結構知られているブログだけれど、正直言って信憑性がかなり低い

 

この運営者は元MENSA会員(会員証の写真あり)、またギフテッドを自称している。

また発達障害のASD(俗に言うアスペルガー症候群)を持っており、この2点で僕と共通している。

共通点があるという点では親近性も感じるのだけれど、客観的に判断して、このブログはオススメしない。

 

というのも、まず外部リンクをほとんど貼っていないんだ。

IQの話ならまだしも、AではASDやADHDなどの発達障害に関する記事においても確固とした情報元を表示していない

特に発達障害など医学的な話に関しては、自分の特徴だけを根拠として「ASDはこんな特徴がある」というのは危険だ。

少なくとも、「これは私の経験に基づくものです」とはっきり書いた方がいい。

しかし、Aではそういうリンクをほとんど貼っていない。

本人が医者か、脳科学者ならまだしも、医学の話で確かな引用文献を示さないのでは信頼できないのではないかな。

(すべての記事にリンクを貼れと言うわけではないが、それでも明らかに情報元があるはずなのに引用していない記事もある)

 

もう一つ、彼のIQに関する疑惑だ。端的に言うと、氏がギフテッドだと称するのに根拠はない。

彼はところどころで、自分のIQが150程度のギフテッドだと自称している。

しかしそのIQの根拠もあまりない

彼はWAISという、世界で広く知能検査として使用されているIQ検査を受け、結果平均以下という記録だったとも記事中に書いている。

しかし、「知能検査やIQテストなんて本質的なところを測っていない」とし、IQ150の人と話が合うという理由でIQ150を語っている。

 

IQテストが本質的なところを測っていないというのは同意する。また、知能検査についても1時間かかるので、集中力が欠けた結果IQが低く出たという見方もできる。(参考サイト https://h-navi.jp/column/article/725)

そもそもひとえにIQ検査といっても、数列やら知識やら処理速度やら、いろいろな能力の得点も検査される。

即ち、MENSA試験のような数列パズルを解く部分の能力は高いがそれ以外が低く、総合的に見て100未満だったという考え方もできる。

 

しかしそれならばちゃんとそう書いた方が読者の信頼も厚くなるだろう。

そうでなければ、偶然mensaに受かったけれどIQが平均以下の人が書いているブログと思われかねない。

(なお、僕は高校生の時知能検査を受け総合で130を超えていたと記憶しているけれど、詳しく覚えていないのでこのブログでは言及していない。CAMSというハイレンジの知能検査では138.9という点が出た(sd15))

 

しかし運営者はこの点を指摘された人を短絡的と決めつけている。

どうも話がかみ合わないと思っているよ。

 

僕はこのAというブログを非難する意図はない。もしその意図で発信するならば、躊躇いなくブログ名を暴露する。

そうではなく、もっと本質的な部分、すなわち、根拠のない(見えない)ブログ記事は注意して読まないといけない。ということをわかってもらいたくてこの記事を書いた次第だよ。

 

今回はここまでだよ。

とにかくチャーリーのブログさんは面白いから一読の価値ありだよ(^●ω●^)

 

(追記)

チャーリー氏はチャーリーのタンブラーというブログも更新しているよ。

こちらは雑記ブログになるけれど、脳科学やIQについても書いている。

一読の価値ありだよ。

 

(追記)

とあるコメントをいただきました(本人の意向により非公開とさせていただきます。)ので、それに関しまして追記いたします。

この記事で触れました「オススメしないブログ」(以下Aと表記します)のブログ内にて、運営者のN氏の書いている内容は『危険である』と当サイトは判断しています。

といいますのも、N氏は記事内で、IQにとどまらず、アスペルガー症候群やADHDといった発達障害に関する記事においても、ソースをほとんど一切書いておりません。本人は「証拠はあるけれど言っていないだけ」とツイッターで書いていますが、あるなら書けばいいし、なければ「これは主観だ」と書けばいい。

 

アフィリエイト自体は別になんら悪いことではありませんが、とりわけ発達障害に関係する記事については、正しい情報をもとにした記事を書き、またその情報元を示してほしいものです。

 

以降、より一層危険度の高い記事を更新するようであれば、当記事にてブログ名を公表し、警鐘を鳴らしたいと思っています。

炎上商法のように見えるかもしれませんがその意図はありません。発達障害に関して苦しんでいる人を罠にかけるような行為が倫理に反していると判断しているからです。

詳しくは当ブログ記事、なぜ発達障害について根拠なく書いているブログ記事がはびこるのかにも書いていますので、ご覧ください。

 

 

 

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