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【意外】必要な仕事ほど給料が低い

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はいどうも、カワウソです。

コロナ禍を経て、エッセンシャルワーカーという言葉を目にしたり耳にしたりする機会が増えました。

エッセンシャルワーカーとは、その名の通り、生活するにおいて必要な仕事をする人です。(コロナにおいて)具体的には、ゴミ収集員や、保育士さんなどのことを指すことが多いです。

さて、このエッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちには、ある共通点があります。それは、給料が低いという点です。

 

一般的な感覚として、必要とされているのならば、彼ら彼女らの給料はむしろ高くあってしかるべきではないでしょうか。需要と供給の理論で考えれば、需要が高いエッセンシャルワーカーはそのサービス料は高くなる。しかし、ゴミはゴミ袋代だけですむし(自治体によっては無料のところも)、保育士代が月100万ということは極めてレアです。

その一方で、高い給料をもらっているからといって、その人が直接明日の生活に必要かというと、僧ではありません。

今は不景気だからあまりいないでしょうが、かつては窓際族、すなわち有益な仕事を与えられていないにもかかわらず年収2000万円くらい稼ぐ人がいました。当時のOSになぞらえて、「ウィンドウズ2000」とあだ名されていたとも聞きます。

この「ウィンドウズ2000」ではありませんが、投資家の方はこの部類に入るでしょう。もちろん、必要な仕事であることは間違いありませんが、ある人が投資家になった、あるいはやめたからといって、直接大きな影響を受ける人はほぼいないでしょう。

ゴミ収集員の人が病気にかかってゴミを収集できなくなれば、たちまち自治体に影響が出るのとは対照的です。

当たり前ではあるものの、一見矛盾するようにも思います。このことについて今回は考えていきましょう。

 

必要なサービスほど、高くされると困る

「必要」だから、安くないとまずい

まず、エッセンシャルワーカーの給料の低さには当然理由があります。

とはいっても、自己責任論のようなものに帰着する意図はありません。しかし、社会全体で見たとき、補助を一切考えないとすると、必ずこのような人の収入は低くなります。

というのも、彼ら彼女らが提供するサービスは、高額になったら困る人が大勢いるのです。

例えば、ゴミ収集の例で考えましょう。収集員の多くは地方公務員で、その収入は税金でまかなわれています。あるいは、ゴミ袋代が彼らの収入に変わっている可能性もあります。

では、ゴミ収集員の給料を上げようと、地方税を上げたり、ゴミ袋代を1枚1,000円にしたりすればどうなるでしょうか。

まず、税金が高いということで、その地方から人が出て行ってしまいます。あるいは、ゴミ袋を買いたくないために、不法投棄が増えるでしょう。

保育士も同じです。もし月謝が100万円となれば、よほどの金持ちを除いて託児しようとは思いません。となると、家庭によっては婚約者のどちらかが休職あるいは退職して育児にいそしむ必要があるでしょう。そうなると、ゆくゆくは国内経済にも影響します。

こういう具体例を考えていくと、少なくとも経済的な見地からすれば、エッセンシャルワーカーの給料が低いのは仕方ないことであることがわかります。

これを是正するために、政府などが補助すべきではないかと思います。

 

「顔が見えない」ほど給料が高い

三河屋のサブちゃんより、サントリーの社長

また、一般的に、顔が見えない人の方が金を稼いでいます。

どういうことかというと、例えば市役所の窓口の人よりも中央官僚のほうが、目の前で牛すきを作ってくれている吉野家バイトよりも幹部が、三河屋のサブちゃんよりもサントリーの社長の方が稼いでいるということです。

なかには、一部の社長のようにメディア露出が多い金持ちもいますが、そういう人が、テレビや新聞やSNSといったメディアを通さず、直接目の前に現れる機会は滅多にありません。その意味では、彼らもまた「顔が見えない」。

これは、相手にする人数の多寡が関係しています。サブちゃんは磯野家を含み、20家庭ほどと取引しているのではないでしょうか。

その一方で、サントリーの社長は、ちょっとした一言がきっかけで、何百万もの人に影響を与えます。サントリーではありませんが、実際あるIT企業の社長がウクライナ女性と関係をもったという疑惑により、その会社の株価が暴落したことがあります。社長とは、そういう影響力を持たざるを得ない職業です。

それだけ多くの人や金を動かす力があるのだから、給料も多いという理屈でしょう。

 

ただ、そういう高い地位にいる方々は、地元、ローカルな部分が見えづらくなる傾向があります。イソップかグリムかの寓話で、巨人が威張っていたら蟻に足をかまれるという話がありましたが、まさにその比喩のとおりです。

巨人は足下の蟻の気持ちに鈍感になっている。だから、例えば大手牛丼チェーンの幹部が「生娘を薬漬けに」のような発言をしてしまうのではないでしょうか。

 

ここから考えるに、お金を持っている、稼いでいるというのは、それ自体偉いモノではありません。

そして、そのことを、特に「持っている側」が意識しないと、保育士の数は減るし、時代錯誤の失言をして炎上したりすることにつながるのではないでしょうか。

今回はここまでです。

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