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Twitterの「詳しくは固ツイで」が鬱陶しい理由を考えてみた。

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はいどうも、カワウソだよ。

最近Twitterで、何かアドバイス系の内容の途中で「詳しくは固ツイ(固定ツイート)で!」と書いてあるツイートをよくみかける。

例えば、以下のようなもの。

「読書の効能は計り知れない。語彙力が高まる、他人の生活を体験できる。それどころかストレス解消にもなるそう。さらにすごい効果があるのだけれど、これは固ツイに書きました。」

こういうのは、いわば固定ツイートを見させ、有用だと思わせてそのアカウントをフォローさせる、そういう戦術なのだろう。基本はビジネスにつなげたい人たちがやっているのだけれど、英語系からライフハック系まであまりにもいろんなジャンルのツイートで、この「詳しくは固ツイで」というのが使われている。

この手の戦術はたびたびブームのようなものがある。昨年(2021年)の秋から冬にかけては、「〇〇について知らない人が多すぎる!」というのとか、「知りたい人は、私をフォローして見逃さないようにしよう!」とかが流行ったと記憶している。

そういうのはたいてい鬱陶しいのだけれど、今回とりあげる「詳しくは固ツイで!」は特にウザい。なんだこれは。

 

とはいえ、ただウザいと思っていても生産的ではない。今回は、なぜこのパターンがとりわけ不快なのか考えていく。

 

「詳しくは固ツイ」はストレス商法

できるのに、やらない

「詳しくは固ツイで」がうっとうしい理由を簡単に表すと、「やれるのにやらない」だ。

ツイッターにはツリーという機能がある。『返信』の機能を自己のツイートで使うことにより、140字の文字制限を超えてしまってもその続きを書くことができる。

で、『固ツイ』の内容はというと、たいていが1ツイート分、すなわち140字以内だ。固定ツイートを見てみたらツリーを使って何百字もかいてあったということはあまりない。

固ツイは、ツリーで賄えるんだ。そして、ツリーのほうが、タイムラインでそのツイートを見た人からすると楽だ。

この、視聴者が楽に続きを見られる作業を省いているのが、とてつもなく嫌だと気付いた。

別段難しい作業ではない。なんなら、投稿者からしても、投稿のたびにいちいち固ツイやプロフを変えるよりも楽な作業だ(彼らは「固ツイ」を時々変えていて、だから昔の投稿を見ると『固ツイ』と内容が合致していないこともたびたびある。)。すなわち、投稿者が楽をするためというわけでもない。

これが、テレビCMの「詳しくはWebで!」と違うところだ。あれは、CMの15秒という短い時間に情報が収まらないからやっている。もちろんウェブに誘う効果もあるが、それだけの情報量がウェブにある場合がほとんどだろう。

ツリー1つを無料で追加すればすむ『固ツイ』とは大違いだ。

こうやって見ると、商魂(次章で記述)がバレバレだ。毎回ストレスがたまるから、僕は「固ツイで!」的なツイートを見るたびブロックしている。個人的には、TLをみてストレスを抱くことはかなり軽減した。

 

途中まで読んでしまった気持ち悪さ

ツァイガルニク効果

心理学の用語に『ツァイガルニク効果』というのがある。

これは、完成されたものよりも未完成のもののほうが記憶に残るという。

受験生時代、「暗記は中途半端にしろ」という格言があった。第1章を全部やるのではなく、途中で終えていったん休憩したほうがより記憶に残るという、先人の経験則だ。まさにこの効果をあらわしたものだろう。

さて、『詳しくは固ツイ』はこの効果をもつ。すなわち、「詳しくは固ツイで」というツイートを見て、固ツイを見に行かないという人のほうが、そのツイートの内容を覚えてしまうのだ。

で、その場合、なまじ内容を覚えてしまっているから結論が気になってしまう。その結果、たまたま再度そのツイ主のツイートがTLに現れた際、「次は忘れないように」とフォローしてしまう。少なくともこれに似た効果はあるのではないか。

 

ここまで具体的に(妄想で)書いたから、おそらく『固ツイ』系アカウントの意図とは大きく異なる部分もあるだろう。しかし、以下のことは間違いないと思う。

それは、これが『不快商法』だという点だ。快楽を手に入れるというよりは、不快さを消すために、自分のアカウントをフォローさせようとしている。この魂胆が好きではない。

こういう人間にとって、不快商法はまるでランサムウェアのごとく邪魔で厄介なものだ。

 

不快商法より快楽商法

YouTubeに入りびたって感じたこと

この「詳しくは固ツイで」というツイートに嫌気がさしたのは、僕が動画投稿者になったことも関係しているかもしれない。

ユーチューバーと呼ぶには、人気がなさすぎる。しかし、ユーチューブに動画を投稿している身ではある。

そして、それ以前に、有名ユーチューバーの1ファンだ。最初にファンになったのは水溜りボンドで、今は東海オンエアが好きだ。コメディ系の動画を見るのが好きだ。

それで思ったのだけど、こういう有名ユーチューバーは、おそらく「詳しくは固ツイで」とツイートしない。ツイッターでなくユーチューブで勝負している人だから当然ではあるのだけれど、彼らは快楽商法をしている。

「登録しないとこの先見れません」というのではなく、楽しい動画を作って、読み手になるべく快く登録してもらうかで勝負している。お金を払ってメンバーシップ会員になったけど、その限定動画が超絶つまらない、ということもない。無料で見れる部分も、有料部分も面白い。これがユーチューバーだ。

僕自身、この快楽商法で勝負しているつもりだ。読み手に、中途半端なところまで見せて「この話の結論だけメンバーシップで」とかはやらない。有料noteに誘った動画はあるけれど、その有料部分の文字数がツイート1回分しかないような真似はしない。「今週末までに買わないと値上げします」とかもしない。

 

はっきりいって、こういうやり方は損だ。僕が『不快商法』『ストレス商法』として挙げたやり方のほうが、楽に金やフォロワー数を儲けることができる。

でも、そんな真似はやらない。

僕は長期的なスパンで戦うつもりだ。そして、そのためには、ストレス商法はむしろ逆効果だ。このことは、多くのユーチューバーが証明している。

この辺は個人の道徳観によるものだ。だから何か強制することはできない。

しかし、少なくとも僕個人では、この「詳しくは固ツイで」というのはあまり快いものではない、そう感じている。

 

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