はいどうも、カワウソだよ。
本が売れない時代といわれている。
その原因の一つとして、スマホが普及したことも考えられる。
しかし、逆に言えば、スマホを通して、より簡単に文字情報に触れあうことができるのも現代の特徴だろう。
そんな現代において、逆説的に(?)読書の大切さを説いている本もいくつかある。
今回はそんな書籍のうちのひとつ、死ぬほど読書を読んでみたよ。
目次
本に代わるものはない
トランプが大統領に就いてから、アメリカや日本で流行った言葉があるね。
フェイクニュース。
CNNやABCがどうかはわからないけれど、日本の番組はフェイクニュースがどんどん暴かれているよね。
日本の場合、コメンテーターは客観的な事実をいうよりも、感情に訴えた発言が多いと思うよ。
もちろん、ネットの情報も正しいかどうかわからない。
もちろん本の情報も間違いがあるけれど、それらを「考える」ことで知識やスキルをものにできるよ。
どんな本を読めばいいのか
しかし、本を読めといっても、今まで経験の浅い人からしたら、どういう本を読めばいいのかわからない部分がある。
なるべく損したくないのが本性だよね。
著者は、その解決策として目次を読むことを一つの方法としてあげているよ。
本にどんなことがかかれているのか、また、どういう考えで書いたかがクリアにわかるね。
頭を使う読書の効用
論理的に考えるのに読書は効果的だよ。多くの本は、論理展開がわかりやすく書かれているからね。
それを、考えながら読むことで、思考力が養えるよ。
ぼくの経験からいうと、結構、論理展開がおかしい本は多いよ。
「ここの論理はおかしいんじゃないか」
「そもそもこの発想に至った経緯が書いていない」
なんて考えて、著作を採点するのもいいかもしれないね。
論説だけでなく、歴史書も面白いと書いているよ。
それも、歴史小説よりも、史実生の高い歴史書について、想像を膨らませるから好んでいるよ。
本を読まない日はない
作者の本の読み方についてだよ。
印象深いデータや言い回しには線を引いて、ノートに書き写すんだって。
ぼくも読書ノートを作っているけれど、線は引かないよ。
読むごとに、印象に残った箇所が変わってくるからね。
読書の真価は生き方に表れる
本に刻まれた内容は読者を形作るよ。
本棚を見ればその人柄がわかるとは、斉藤孝も言っているよ。
とはいえ、読書しかしない人間は偏りがあるとも書かれているよ。
たくさん読書して、実体験と結びつけるのが最適解なんだね。
本の底力
運には「偶然の運」と「必然の運」とがあるよ。
「偶然の運」はどうすることもできないけれど、読書などによって磨き上げられた人は「必然の運」がつくようになるよ。

講評
一番共感したのは
読書と実体験とをたくさんすると最適
というところだよ。
読書ばかりして象牙の塔にこもっていると偏るのは想像できるね。
かといって、読書をしない人ができた人間になるには、かなり強い体験が必要だね。
読書について書かれた本は多いけど、何事もバランスだってことを書いた本は少ないね。
あと、読んで見たら具体例・体験談が多いことに気づくよ。
ぼくは読書するとき、体験談はほとんど飛ばすよ。
具体例は、主張の正しさを補強したり、わかりやすくしたりしたものだからね。論が理解できれば、特に筆者の体験は、読む必要はないと考えているよ。
だから、体験談が多いと、10分くらいで読めたよ。
それでも、論自体は明確でシンプルだったから、内容を掴みとれたよ。
今回はここまでだよ。
よんでくれてありがとうだよ(^●ω●^)
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ひろゆき・『論破力』感想。日本の議論を正しくする方法がかかれていた!