はいどうも、カワウソだよ。
を読んだよ。
最初は、文面から、差別的なのかなと思ったけれど、中味のほとんどはまともだったよ。
目次
そもそも理系脳とは
理系脳の条件として、著者はいくつか挙げているよ。
① 新しいものに興味がある・変化がすき
新しい技術はまず試す。
VRも新型のiPhoneも全部試す。
未だにワンセグをもっている人は文系脳と判断されるよ。
② 刹那主義で未来志向
キャリア志向よりも、空いた時間を刹那的に使うよ。
そうすれば、予想外の刺激を得ることができるよ。
③ コミットの範囲が明確
自分の力でどうすることもできないことに無関心だよ。
話し合いや署名活動をする前に、いきなりデモを行うのも文系脳と言えると思うよ。
コミュニケーションが合理的
話題と、そしてその話し方に軸があるよ。
そうでない、例えばメルマガなんかで時候の挨拶を毎回何行も書くのも、情緒はあるだろうけれど、文系脳だよ。
この4つが理系脳の条件だよ。
てことは、出身学部はあまり関係なさそうだね。
実際、著者は近年の日本の政治家を挙げて、理系学部出身にも拘わらず、頭の悪い文系脳の総理大臣がいたことを書いているよ。
理系脳は幸せだ
そして、理系脳の優位さが説かれているよ。
理系脳を磨くと、
例えば、Amazonの創業者、ジェフ・ベゾスのようになれるよ。
最初Amazonは書店だったけど、
「本屋」というカテゴリーにとらわれなかったから、家電や食品も扱えるようになったんだね。
この本によると、理系脳で考えると、ストレスから解放されるよ。
悩むのは、過去が原因だからだよ。
もちろん、全く反省しないのはよくないかど、反省したら改善案を考えて、あとはさっさと忘れよう。
トヨタがカイゼンによって、世界有数の企業になれたのも頷けるね。
考えてみれば、世の中にあるストレスの多くは対人関係だね。
それも、合理的じゃない人間が多いから、そして自分もまた合理的じゃないから、イザコザが起こる。
理系脳で考え、文系脳から距離を置けば、次第に合理的に考えられるようになるから、そういったストレスは少なくなるよ。
思えば、有名ブロガーは理系脳が多いような気がするよ。
合理的に考えるから、炎上をものともしない、むしろ、それを利用できるんだね。
ぼくは、そういう人たちよりも長期的に見てるから、炎上商法は使わないよ。
論理は、スタートが違えば結論も違うという特性があるよ。
そして、そのスタートは、多くの場合人それぞれで、最適解は存在しないよ。
だから、正論と正論がぶつかり合う、そしてどちらかが間違っているともいえない、そんな状況がごまんとあるよ。
そう考えているから、ぼくは「正論」を一方的にふりかけるようなしょうもないことはしないよ。
理系脳のなりかた
理系脳がいいことはわかった。では、実際に僕たちがどうすれば理系脳になれるのだろうか。
考えていこう。
①戦略的にSNSを使え
食事の写真をアップするのを考えてみよう。
単に、食べたものを撮ってアップロードする、それもいいね。
ぼくがインスタにアップするなら、
料理ではなく、看板を撮るよ。
そこで、どこで何を食べたか、感想を記録する。
食べログの、視覚版だね。
ただ料理をアップするよりも情報量が多い。
「この人はいい情報をアップロードしている」
と評判になれば、お店だけでなくて僕自身の評判も上がる
こういうことだね。
②最新スマホを使い続ける
アップデートするということは、全体的に見て改善の方向に進むという意味だよ。
もちろん、アップデートでむしろ悪くなることもあるけれど、全体的に見ると、何事も改善に向かっていると思うよ。
アップデートに対して
「まだ東京で消耗してるの?」
という人もいるけど、そんな人は文系脳だから遠ざけよう、どうか田舎で暮らしてくださいという感じだよ。
まとめ
理系脳は文系脳よりおトクだとわかったよ、
ただ一つ、問題があるとするなら、
①著者の言葉遣いが下品(意図的?)
②主観的な部分がある
だよ。
本には、
文系脳は無能
とまで書いてあるよ。
本全部を読めば、文系≠文系脳だってわかるけど、
まったくの造語を多用するのは誤解を招くね。
また、あまり客観的でない情報もはいっていたよ。
「こいつは気に入ったから理系脳だ!」「理系脳は人気者」
というような内容はこの記事では省いたよ。
ここまでだよ。
明日も見てくれるとうれしいよ(^●ω●^)
コチラもオススメ!
理系の特質は合理性ではない-成毛眞氏と異なる『理系脳』の定義
