はい、どうも。ヤマダカワウソだよ。今日も頑張っていこう。
ユーチューバーという職業の中には、「あるある」が存在する。
それは、毎日投稿というものだ。
トップユーチューバーの人の過半数が毎日動画を投稿し続けているし、それもほぼ同時刻に投稿している。
それで、登録者に「8時には水溜りボンドだ。」というような習慣を身に付けさせているんだね。
僕も、この方針はとても理にかなっていると思うよ。
ユーチューバーだけではなく、ブロガーと呼ばれる人も同じ手法を取っている。
時代的には、ブログの毎日同時刻更新が先かもしれないね。
しかし、少なくともブログにかんしては、果たして毎日更新する必要があるのか、そう思うところがある。
もちろん、僕はまだブログ1年目で、未知な部分もかなりたくさんある。
しかし、お金を稼ぐにあたっては、必ずしも毎日更新・毎日投稿は必要ではないと考えているよ。
今日はその点について、考えてみよう。
1.ブログ毎日更新の意味を考える
1.1.更新頻度の高いブログは確かに『売れる』
まず、なぜ多くのブロガーが毎日投稿をするか考えよう。
答えは単純明快、そっちの方が売れるからだ。
高pvの記事の本数は、そのブログの質と、投稿本数の積に比例するだろう。つまり、その人のブログの質が高く、かつ更新頻度が高ければ、よりpvが高くなる
特に初心者のブロガーは、自分が得意とする内容がわからないだろう。(僕自体、まだわからない)
そういう人にとっては、沢山記事を投稿してそのうち1記事でもバズらせる『数うちゃあたる』方式は非常に有効だ。
また、更新頻度はサイトの評価にもつながる。
月1でしか更新しないブログは、Googleからの評価が低くなるといわれている。
となれば、毎日更新していると、それだけブログの評価が高まる、ということだね。
1.2.量産すれば売れる時代は終わった
しかし、毎日投稿をすれば必ず売れるか、というと、そういうわけでもなさそうだ。
というのも、多くの記事で、1記事あたり1,000文字以上書くことが推奨されているんだ。
こちらの記事では、2,000~3,000字が理想だとしている。
では、テキトーに2,000字書けばいいかといえば、そうではない。
要は、コンテンツ、内容の充実度が評価対象になっているんだ。
1記事あたり、特定の単語が(文章として自然な形で)いくつ入っているか、それが評価基準の一つになっている。
2005年、ブロガーという言葉が流行語となったけれど、それ以降もブログの数は増え続けている。
端的に言えば、ライバルが増え、弱肉強食性が高まっているということだ。
となれば、ただ記事を量産すればいいだけの時代は終わったといえる。どうすれば注目を集める記事を作れるか、勉強する必要が格段に上がった。
炎上商法やサロンを活用しているブロガーさんはそういったことをする必要はないだろうけど、検索流入がほしければ、内容のない記事・短文記事を更新しても、効果は薄いんじゃないかな。
2.毎日投稿って社畜と変わりなくない?
2.1.『人気ブロガー』は社畜とかわらない。
ブロガー、それも人気ブロガーの中には、社畜、長時間労働をするサラリーマンを揶揄したりあざけったりするブログで生計を立てている人も多い。
それはひとえに、彼ら彼女らがブログで成功し、会社で労働する以上の収益を得ているからだ。
しかし、よく考えてみよう。
果たしてそういったブロガーは、どのくらい執筆に時間をかけているだろう?
ブログを始めて1ヶ月で収益が来る人は全体の0.01%もいないだろう。SEOの勉強をした人とか有名人とかでないと、ブログの初期費用(サーバー代など)を返済するのだけでも、3ヶ月はかかる。僕自身、半年かかった。
つまり、その間はタダ働き、むしろそれ未満ということになる。
とあるブロガーは、毎日12時間ブログを書き続けていたそうだ。
これ、外から見ればどうなのか。
はっきり言って、社畜とかわらない。
毎日ブログを更新し、それも2.000~3,000字程度書くとなれば、相当な労力が必要だ。ネタを考える時間を除いても、毎日60分くらいはかけているんじゃないだろうか。
さらに、過去の記事を更新したり、ブログ記事にかかわる情報を集めたりすれば、労働時間は5時間くらいにはなるだろう。
そりゃあ、メインの労働として考えるのなら1日5時間労働は魅力的だけど、副業としてブログを書いているのなら、それは時間の無駄のように見える。
僕は、ブログの文章作成は1日30分、リライトや情報収集を合わせても60分しか仕事をしないと決めている。そういう種族からすれば、ブログに2時間も3時間も費やす人は、社畜と変わらない。
こちらの記事によれば、ブログの半数以上は、1日にアクセスが10もないそうだ。
ブログである程度の収益を出すためには、月に3万、一日1,000pvは必要だ。(参考サイト https://ebloger.net/bloger-ranking/)
そのレベルに達するまで1年、毎日3時間ブログに携わるとするならば、1,000時間以上実質タダ働きをしなくちゃいけない。
それだったら、毎日3時間、(ある程度まともな会社で)残業した方が、コスパがいいんじゃないかな。
2.2.ブログ以外にも副業はある。
で派、ブログが儲からなくていいのかというと、そういうわけではない。
しかし、ブログ以外にも副業はあるということを、一旦考えてみよう。
AIの活躍などにより、今ある職業の半分は消滅するといわれている。
ブロガーも、消滅しないまでも、お手頃価格でAIに記事を書いてもらうことができる時代が到来するかもしれない。そういう時代においては、今まで毎日投稿で培ったノウハウはたいして重要でなくなる。
そういう時代には、どんな経験が役に立つかわからなくなる。大きな会社がつぶれるのと同じように、『ブログ産業は儲かる』という神話も崩れるかもしれない。
これは、ブログだけに限らないけれど、何が栄えて何がオワコン化するかなんてわからない。
だからこそ、ブログという一つの仕事に時間をかけるよりも、複数の副業を持つ方がセーフティネット的な意味でも、生き残れる確率がたかまるんじゃないかな。
実際、僕はまだ学生だけど、ランサーズでフリーランス業を営んでいる。そちらの収入も大したことはないけれど、選択肢を増やすという意味では、数年後非常に役に立つんじゃないかと考えて、仕事をしているよ。
3.それでも、最初は量産が大事。
3.1.『パターン』と『運』を見つけるのに場数は必要
とはいえ、ブログには運営費用が必要だし、そいうでなくとも売れないよりは売れた方がいい。
そのためには、やはり量産が必要な時期もあると考えているよ。
どういうことか。
『下手の考え休むに似たり』という言葉がある。経験も知識もない人が考えてもたいして効果はないという意味だ。
最初から、何が売れる記事で、自分にどんな記事が書けるかをわかっている人は1%もいないだろう。
最初からこれがいい、いや、あれがいい、と考えても、それが正しいかどうかは実行しないとわからない。
僕のブログの場合、一番よまれている記事は、ブログ運営3か月目で書いたものだ。
これを書いた当時は、たまたま東大王が好きで、書けそうだから書いたに過ぎない。
それが今や、東大王が放送されるたびにバズを起こしている。
こういうバズを起こすには、ある程度訓練をかさね、試行錯誤して、自分に合った方法をつかまなければいけない。
逆に、そういう機会を一度つかめば、あとはちょっとの努力を続けるだけで、記事は読まれ続けるから、記事を量産する必要はなくなる。
自分のやり方を見つけ、人気記事といえるものを生産するまでは、毎日更新を続けることをお勧めするよ。
3.2.途中で折れるくらいなら一度やめてみよう
3.2.1.ブログ更新を止めても、上がるものはあがる
とはいえ、やっぱり毎日更新がつらいって人もいるだろう。
そういう人は、一度更新頻度を落とすことをお勧めするよ。
というのも、僕自身がそうで、2018年1月のpvが前年12月のpvを下回ったことを理由に更新をストップした。当時はリライトの効果も知らなかったから、編集も全くせず、文字通り『ストップ』した。
それまでは、書き続ければ自然にpvは上がるものだと思っていたから、いきなり前月の6割程度のpvしかなくなってショックだった。
サーバーの支払日が2月末日だったから「とりあえず」ストップしたままブログを残したままにしていたけれど、まったく更新していないにもかかわらず、2月のPVが1月を上回った。
その時はすでに100記事ほど書いていたこともあるけれど、更新を辞めても、それで流入がピタッと止まるわけではないということも、みんなには知っておいてほしいな。
3.2.2.毎日更新を辞めたいとおもったときに考えるべきこと
そこで、ブログの毎日更新を辞めたいなと思っている人がいたら、次のことを実践してみよう。
・1週間だけ止めてみて様子をうかがう
記事が検索表示されるのは時間がかかる。今はGoogleの順位が低かったとしても、1週間たてば上がるかもしれない。というか、よほど変な記事でない限り上がる。
それを待たずして、サーバーも何もかも完全停止してしまうのはすごくもったいないよ。
・一度、『金にならない』記事を書いてみる
なぜ毎日更新が嫌になったか、その理由の一つに『全然稼げない』というのがあるならば、もう少しリラックスした記事を書いてみよう。
このブログの右の方にある「今人気の記事はこちら!」の欄を見てほしい。
おそらく「何時何分何秒地球が何回回った時?」の記事がランキング入りされているだろう。
この記事は、検索流入はそんなに多くないし、書いた当時も、おまけ程度に考えていた。
しかし、ふたを開けてみれば、自分のブログの中で人気記事となった。
ブロガーはみんな、金になる記事を書きたがるから、お金になりそうなテーマを見つけても、それを扱ったブログはごまんとある。
その中で上位に君臨しようと思えば、他を量がする文才が必要となる。
逆に言えば、人気のテーマにはライバルがごまんといる、いわゆるレッドオーシャンだ。
稼げないのは、そういうレッドオーシャンでばかり戦ってきた可能性が高い。
逆に、人気はないけれど、というか人気がないから、書けば高い確率で上位表示されるテーマも存在する。ブルーオーシャンだね。
一度、「金にならない」だろう記事を書いてみれば、意外にそれがうまくいくってこともあるんじゃないかな。
今回はここまでだよ。
ブロガーのみんなの心が折れないことを願っているよ(^●ω●^)