昨今ツイッターでたびたび話題になっているのがキングコング西野さんの炎上だね。
先日も借金返済のためにクラウドファンディングをしたそうだね。
でも、こういう人達がやっているのは不意の炎上ではなく、「炎上商法」という、故意に炎上させて人気を得ようとする行為だよ。
イケダハヤトさんをはじめとして、有名ブロガーのなかにもこういう商法をとる人は大勢いるよ。
お笑い芸人の中では西野さんをはじめ、ウーマンラッシュアワー村本さんがそれに近い。
あえて過激な発言をして注目を集めるという意味では、橋下徹さん屋トランプ大統領も炎上商法といえるね。
茂木健一郎さんやたかまつななさん、乙武洋匡さんのTwitterアカウントもよく炎上するけれど、これは故意の炎上かどうかわからないので考えないことにするよ。
さて、ではそんな炎上商法、どうしてこれをする人がいるのだろう?今回はここを考えると同時に、そういった炎上商法で憎き相手にご褒美を与えない手法を見ていこう。
1.炎上は、ギャンブルである
1.1.炎上は短期的に見れば超効果的
まず、どうして炎上商法という方法が流行っているのか見てみよう。
簡単に言えば、お金をかけずに簡単に有名になれる、という利点があるからだ。
実際西野氏の詐欺に近い行為はTwitterでもリツイートされ、普段彼の行動を知らない僕でさえ知っている。
キンコン西野について
3億借金したとブログで明かす
「このまま僕を見殺しにするの?」などと煽り募金を募る
借金を明かしてから次の日、3億の借金をしているのではなく「3億円の借金ができるメドが立っている」と誤解を招く表現をしたためブログにて追記
これ詐欺に近いものでしょ pic.twitter.com/1nzAJ8hH1c
— keii (@keii112233) 2018年6月5日
西野氏のクラウドファンディングの例でいえば、炎上して多くの人に知ってもらえれば、「100円くらい寄付しよっかな」と思い支援してくれる人の数は増える。割合は低いかもしれないけれど、絶対的な数を見ると間違いなく上がる。
あるいは、彼はブログをやっている。炎上して多くの人が嫌がらせをしようとブログを訪れたりブログを拡散したりすれば、それだけお金が入る仕組みになるんだ。
有名なのは広告のクリックだけど、クリックしなくてもブログを見るだけで収入が入るアフェリエイトサービスもある。
アメブロやラインブログも、少なくとも芸能人・有名人には訪問者数に比例した収入が与えられるシステムなんじゃないかな。
あるいは、炎上で話題になれば、インタビューもされる。その結果仕事が増えることになるね。
これは日本だけでなく世界で通じる手法だ。その一番の例が、2016年アメリカ大統領選挙。
トランプ大統領は自ら、炎上商法の効果をこう語っている。
マスコミについて私が学んだのは、彼らはいつも記事に飢えており、センセーショナルな話ほど受けるということだ。これはマスコミの性格上しかたのないことで、そのことについてとやかく言うつもりはない。要するに人と違ったり、少々出しゃばったり、大胆なことや物議をかもすようなことをすれば、マスコミがとりあげてくれるということだ。
センセーショナルな話はウケる。これは世界共通のことで、トランプ大統領はその点を見事に利用して大統領になったんだね。
1.2.炎上には落とし穴がある。
しかしそんな炎上商法、実は大きな欠点が2つあるんだ。
まず1つが、効果がなくなるのが早いということ。
例えば、トランプ大統領がその例だった。
就任当初50%ほどあった支持率は、2018年1月時点で38%に下落。(5月現在は北朝鮮問題解決が功を奏し50%に復帰)
人間は、一度刺激を与えられるとより大きな刺激が欲しくなる。
だから、炎上ツイートをしたところでアメリカ国民に響かなくなってきた。それが支持率低下の原因じゃないかな。
そしてもう1つが、失敗した時のダメージが大きいこと。
炎上で持続的に儲けるためには、ますます過激な言動をとる必要がある。
それが、西野氏の行動にあらわれた。「そんなこんなで3億円の借金である」と書いてしまった(実際には借金をしていない)
それで3億ほどかせぐ予定だったのだろうけど、募金用の口座を削除した。
その上、詐欺罪にあたる可能性も出てきた。
キングコング西野亮廣さんの3億円美術館の件で構成聞くために警視庁に電話したら、似たようなことを考えている人がいっぱいいたらしく「またその話か!」とキレられました… 私に対する冤罪だ。結論から言えば弁護士さんたちの言う通り詐欺事案あたりでいいそうです。
— 山本一郎(やまもといちろう@告知用) (@kirik) June 6, 2018
なまじ炎上に成功してしまうと、味をしめてより大きく過激なことをしてしまう。その結果最終的に大きな失敗をする。FX破産のような結末が訪れている。
最後に大失敗する恐れが、炎上商法にはあるんだね。
難病やケガで苦しむ人々を救いたい。 山中伸弥所長率いる京都大学iPS細胞研究所に安定した研究環境を!
2.アンチは炎上を起こすな
2.1.炎上はアンチが餌を与えている
さて、先ほどお伝えしたように、炎上商法は、少なくとも短期的には儲かる。
ではだけが儲けさせているかといえば、アンチだ。
これって、冷静に考えればあまりいい方法ではないよね。
結果論的に言えば、キンコン西野さんのアンチは西野さんが儲けるのを助長している。それもタダ働きで。
非難してお金になるならまだしも、ツイッターで自分の拡散希望ツイートが何万と拡散されたところで自分は一円も得しない。儲かるのは自分が嫌っている相手だけ。
炎上商法する側からすれば、そりゃタダで頑張って広めてくれるんだから、そういうアンチをいいカモだと思っているんじゃないかな。
2.2.炎上よりも、無視しよう
といってもこういった炎上商法は長期的に見れば得しない。儲かるのは、よほどのスキルがない限りもって5年くらいだろう。
でも、その5年間で大儲け、それこそ平均生涯賃金くらい稼ぐ人もいる。
では、本当にアンチがすべきこと、嫌いな人間をもうけさせない方法は何か。
それは、無視することだよ。
炎上商法は、炎上が成功して初めて成立する。いわば火種でしかなくて、油をまく人がいなければ広まらない。
となれば、炎上しなければいいんだ。
もし何か過激なことを書いている記事があったとして、こいつはひどいと思ったら、無視する。
あるいは、別の選択肢をあたえる。
キンコン西野さんの炎上では、以下のようなツイートが拡散された。
【キンコン西野、借金3億円返済のため寄付金募集】
そんなことより募金ならこっちの募金がだいじ ↓
難病やケガで苦しむ人々を救いたい。山中伸弥所長率いる京都大学iPS細胞研究所に安定した研究環境を!https://t.co/VRTtErrb2j
— もしお (@mosio119) 2018年6月5日
こういうツイートが拡散されれば、キンコン西野氏のブログを読む前にiPS研究所に資金を提供する人が増える。
本来なら西野氏と無関係に拡散されるべき事案だけど、西野氏or山中教授という選択肢を与えてやれば、炎上商法と違う方が選ばれる。少なくともiPS寄付金はそうであってほしいよ。
このツイートの賢いところは、西野氏のブログURLを載せていない点だよ。
となれば、よりiPS研究所に資金が調達され、かつ西野氏のブログ訪問者数はあまり増えないことが予想される。
どうせ炎上させるならこういった方が賢いね。
まとめると
・炎上商法は短期的には儲かるが大きな穴がある。アンチは商法に乗らず、むしろ無視したり利用したりすることで、炎上の対象をもうけさせないようにしよう。
今回はここまでだよ。
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