サッカーワールドカップで日本が勝つ方法を、物理で考えてみた(ネタ記事です)


 

(この記事は2018年6月26日、W杯ロシア大会期間に書かれた記事です。)

世界が盛り上がっているサッカーワールドカップ。

僕も日本人として、勝てばうれしいし、負ければ残念に思う。

 

だから今回は、どうすれば日本代表がより活躍できるかを考えてみたよ。

6月現在、日本代表の選手・監督は忙しいだろうからこの記事を読むことはないかもしれないけれど、次回・次々回に向けても役立つことを意識して書いた記事だから、ぜひ参考にしてもらえたらなと思うよ。

(注意 この記事はネタです。参考にしてもいいですが、人間科学的な考察は踏まえておりません。以下書いている方法を実行される際は、専門家の監修のもと自己責任でお願いいたします

 

1.確実に得点する方法

1.1.相手のカットを想定した技

僕はサッカーに詳しいわけではないけれど、「ボールをゴールに入れたら得点になる」ことくらいは知っている。

それはブラジルでもスペインでも日本でも共通のルールだ。

 

ということは同時に、ボールのパスを相手が妨害するという点も各国で共通するということだ。

ここに注目しよう。

逆に考えると、この相手の妨害さえクリアできれば、日本代表の力は半端ないものになるんだね。

 

よし、選手ごとゴールに入れよう

考えてみよう。自分がパスをもらう。しかし目の前には相手選手がいる。そこでどうボールを運んでいくかが選手の能力の一つだろうけれど、そもそも相手選手が妨害できないほどのスピードでボールをければいいんじゃないかな

僕はまだそういう現場を見たことはないけれど、イナズマイレブンならすでにやってそうだね。

1.2.実際に計算してみた

実際に計算してみよう。

まず、センターマークからゴールまでが45~60m。ここは50mとしよう。

サッカーボールは450g,相手選手の体重を75kg(コロンビア代表チームのロドリゲス選手を参考),水平方向から30度の方向に蹴る。

 

この時、ノーバウンドでロドリゲス&サッカーボールをゴールにインするには、ロドリゲス選手は秒速23.8m,時速85.7kmで30度の方向に飛ばされる必要がある。(重力加速度を9.8m/s2とし、摩擦・空気抵抗は考えないものとする。)

では、ロドリゲス&サッカーボールを秒速283mで飛ばすにはどうすればいいか。

運動量保存則では、運動量、すなわち質量×速度が一定だ。

 

つまり、ボールの初速度をvとおくと

0.45v=(0.45+75)×23.8

 

これをとくと、v=3990m/s

秒速4km、マッハ11.7で蹴れば、もし目の前にロドリゲス選手が現れても問題ないんだね。

やった!これで日本代表が優勝できる日も近いぞ!!

 

2.ボールで相手を飛ばす際の注意点

2.1相手の体重で飛ぶ距離が変わる

しかし、この方法にはいくつか弱点がある。どんなに優れた手法にも必ず欠点はあるものだね。

その一つが、相手の体重に応じて、蹴るべきスピードを変える必要があるということ。

 

実際にどのくらい違うか見ていこう。

マッハ11.7という数字は、ロドリゲス選手がカットしようとしてきた場合にふさわしい速度だ。ではこの速度でポーランドのロベルト・レヴァンドフスキ選手に向かって蹴ったらどうなるだろう?

条件はさっきと同じ。ただしレヴァンドフスキ選手はロドリゲス選手よりも重い79kg。

この場合、さっきと同じくマッハ11.7でボールをけった場合、レヴァンドフスキ選手は22.6m/sで飛ばされる。

これもすごいけれど、着地地点はセンターマークから45.1m 

ゴールまで5mほどたりない。これでもうまくいけばゴールするれないけれど、確実ではないね。

 

では逆に軽い選手にむかってボールを蹴ったらどうなるだろう?

例えば、原口元気選手と同じ68kgの選手に向かってボールをけったら、着地地点は60.7m先。50m地点では地上1.2mだから、キーパーにとってキャッチしやすい位置といえる。(ボールと一緒に水平方向26.2m/sで飛んでくる体重68kgの原口選手ごとキャッチできるかはわからないけれど、今は考えないでおこう。)

ロドリゲス選手相手にはいい策だけど、他の選手にとっては都合が悪い作戦だね。

1.2.多分選手全員死ぬ

そして一番心配なのは、ソニックブームだ。

物体がマッハ以上のスピードで運動すると、衝撃波と呼ばれる大音響が発生する(ソニックブーム)。

 

『波』という名前だけど、そのエネルギーは非常に大きい。

米軍の空軍のせいで沖縄の小学校でガラスが割れる被害が続出したり、2015年ロシアに隕石が落ちたときに家の扉が吹き飛んだりしたそうだけど、

それも全部このソニックブームのせいだよ。
実際の映像がこちら。

これが撮影できるのは、飛行機と観客との距離が十分離れているからだよね。

映像では、波の大きさは数百メートルほどだろう。

もしサッカー場でこのような衝撃波が現れたら、選手はほぼ全員、お亡くなりになるんじゃないかな

サッカーって、怖いね。

 

3.まとめ

今回の学びをまとめてみよう。

選手を蹴ってゴールに入れるのは、物理的にオススメできない。

 

今回は以上だよ。

この方法を西野ジャパンが採用しないことを願っているよ(^●ω●^)

 


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Published by english-otter

早稲田大学先進理工学部生。英語とクイズ番組が好き。 社会問題も興味あり。計算も好き。要はたいがい好き。 好きな人は小倉唯。男性は伊沢拓司。 twitter @english_otter Naverなどまとめサイト・キュレーションサイトへの無断転載は禁止しておりますのでご了承ください

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