元メンサ会員のカワウソのブログ。脳科学・IQ・ブログなどについて書いていきます

カワウソは考える。

脳・IQ

IQのブログ記事を書いていて、時々高知能者から相談を受けます。

更新日:

はいどうも、カワウソだよ。

このブログではIQとか脳とかの話についてよく扱っている。そして、それをすることで、開設当初は予期していなかったことが起こった。

悩み相談が時々来るんだ。

それも、自分が孤独感を抱いていたが検査の結果高知能だと分かった人、高知能がゆえに自分の子供に勉強をうまく教えることができない人、あるいは、逆に自分の子供が高知能でどう教育していけばいいかわからない人など、高知能、高IQに関係する悩みを抱えた人からの相談を受け取ることがある。

そして、それになるべく真摯にこたえようとしているつもりだ。その中で、特に複雑なもの、同じ境遇で悩んでいる人が多いと思ったものは記事にしたこともある。

 

もちろんそれ自体はありがたい。ただ、一つ思うことがある。

世の中には知能が高いゆえに悩む人がたくさんいるということを改めて考えざるを得なくなったんだ。

一見自慢かもしれないが、そうではなく、真剣に悩んでいる人がいる。まさに『生きづらさ』を感じている高知能の人が結構な数いるようなんだ。

今日は、そんな高知能ブログを書いている僕の経験をお話させていただく。

 

高IQ者の悩みは想像以上に暗くて重い

読者が悩みを告白してくる

僕は元メンサ会員だ。そして、メンサで交流した人、あるいは自分自身の経験をもとにして、高IQの人が抱える悩みや欠点についてこのブログで書いてきた。

それは等身大のもので、少なくとも何か誇大広告をするようなものではない。ありのままを書いていた。誰かを感動させるとかそういう目的ではなく、ただ知ってほしいという思い一筋に書いたものがほとんどだ。

そして、それは主に高IQ者の方々に響いたようだ。

僕のブログが読まれ始めるにつれて、「自分も高知能で悩んでいて」というコメントを頂くようになった。

その多くは、自分がもともとIQが高いとは思っておらず、ただ疎外感とか、「自分は人と違うんじゃないか」という悩みとか、そういうのを抱いて生きてきたようだ。医者などに相談した結果、IQが140とか150とかだというのが判明した、というケースが結構ある。

あるいは、とあるギフテッドの方から、自分の子供がなぜ勉強に躓くのかわからなくてイライラすることがあるという相談を受けたこともある。

 

こういう声を頂くたび、僕は真剣に対応するとともに、大変驚いている。

というのも、僕のブログは、超有名ブログというわけではないからだ。

そんな、アクセスもそこまで多くはないこのブログで、相談をいくつか受けることがある。これはすなわち、高IQの人が悩みを相談できる場所があまりないということの裏返しなんじゃないだろうか。そう解釈した。

まず、高IQの人がそれに関して語ることが少ない。自分自身がそうなのだけれど、IQの高さと、長い文章を書く能力は比例しないらしい。テンションの乱れはえげつないし、基本飽き性だ。そのことは、このブログの更新頻度を見てもらえればわかる。IQの高い人が、そのことについて定期的に表現するとは限らない。

そして、高IQの人がその悩みを打ち明けることもまずない。その理由は、一つは「表現の方向の違い」、そしてもう一つは「すきま産業」だ。

まず、「表現の方向の違い」について。IQの高い人(というかメンサ会員)は、例えば「知能とは何か」とか、パズルの攻略法とかを考えるのが好きだ。人よりもモノに興味があるというのが近いだろうか。

もう一つ、「すきま産業」ということ。これは、「IQが高いがゆえに本気で悩んでいる」という話にさほど需要がない(と思われている)ということだ。ユーチューブで「メンサ」と検索すると「元メンサ会員の~」みたいなタイトルの動画があるけれど、あんまり悩みとか不幸系なのは見られない。ひとつAbemaTVでギフテッドの子供の悩みが特集されている動画はあったけれど、個人単位で高知能・高学力ゆえの悩みというのを吐露した動画は見かけない。

あるいは、自慢にとらえられかねないような話の方が世の中にウケるから、内容をそういう風にシフトすることがある。東大卒の弁護士が、テレビで東大生はスタッフに「ちょっと自慢気な態度をとってください」と言われると著書で書いていたけれど、それに近いものがあるだろう。そもそも、あまり自己肯定感の高くない人はテレビやユーチューブに出る機会が少ないということもある。

そういうこともあって、あまり知能の高い人が悩みを打ち明けたり、不便さを語ったりする機会はない。

それどことか、先ほど書いたように、そもそも自分が高IQだから生きづらいということに気づいていないというケースもある。ある人が「知能が高い」ということと、その人が実際に何か知能検査を受けてそのことを自覚しているというのは別のことだ。

だから、僕のところに相談がくる。何でもない、素人のブログ書きに、悩みを打ち明ける。

 

高IQの人から悩みを頂いて

高IQは『病気』『不幸』になりうるという認識を広げたい

高知能は病気、あるいは障碍だ。少なくともそうなりうる可能性がある。これは、僕がブログを書き、コメントを頂く中で思ったことだ。

これは知能だけに限ったことではない。一般に「高ければ高いほど良い」と思われているものが、そうではないというケースはいくらでもある。

例えば収入。これも、ある程度を超えたところから幸福度が高止まりし、むしろ下がっていくという。お金はあるに越したことないというけれども、収入が増えるとそれだけ責任が増えたり、顔が知れてアンチが増えたり、逆に信者みたいな人が出てきたりして面倒になる。その結果、トータルで見たら不幸になるというのだ。

知能もそれと似ている。なんとなく、「低いよりは高い方がいい」というように思われているところがある。日本ではギフテッド教育もまだ理解が足りないし、「わたしIQ150なんです」というとそれは自慢に聞こえる。

しかし、そうとは限らない。

高知能は不幸になりうる。

IQが130とか140とかあったところで、うまくいくわけではない。

全員が全員そうというわけではないけれど、IQ130を超えるくらいから、発達障害など知能関係の障害を持つ人の割合が高まるようだ。

東大卒の元メンサ会員・元・田畑藤本の藤本さんも、ADHDであることを告白した。

個人的にはIQ120くらいがちょうどいいと思っている。そこから先にいくと、発達障害とまではいかなくても、「すごい」ところよりも「ダメ」なところが目立ってしまったり、あるいは「すごい」というのが理解されなくて、恐怖の対象になってしまうことがある。

僕は、IQに関する記事を書き、コメントをいただくなかで、そう感じた。

この思いを、一人でも多くの人にしってほしくて、一人でも多くの高知能者の救いになれたらと思って、記事を書き続けていくよ。

 

悩む高知能者に伝えたいこと

ひとりじゃないということを知ってほしい

高知能の人、特にそれを理由として悩んでいる人に、僕の経験から言いたいことがある。

あなたは、ひとりではない。

そのことを知ってほしい。

IQが高いことを原因として、あるいはそれが関係して生きづらさを感じている人の悩みの多くは「孤独感」がかかわっている。

たとえるならば、常に外国にいる感じだろうか。自分だけ持っている文化が違ったり、言葉が通じなかったりすれば、ストレスを抱えてしまうだろう。

IQが高い人は、ちょうどその状況に近いんじゃないかと思っている。

 

中には宇多田ヒカルさんのように、「ホームでないと感じつつ、それを楽しむ」人もいるだろう。僕自身は割とそのタイプで、生きづらい、人と違うと感じつつも、同時にその状況を楽しんでいる自分がいる。

しかし、おそらくそれ以上に、アウェイな場面を楽しめない、ストレスを感じるという人はいるだろう。そして、往々にしてその人たちは孤独だ。

 

外国に住んでいることでノイローゼになるのなら、帰国すればいいだろう。費用はかかるけれど、不可能な話ではない。

しかし、高知能の抱く「アウェー感」は払拭が極めて難しい。ホームである日本、それどころか故郷でさえ疎外感を抱くのだから。

もしかしたら、僕のブログがそういう人の心に響いたのかもしれない。もしそうだとすれば、この上ない幸せだよ。

 

メンサより、その上の組織へ

もし僕のブログが高IQの方の『ふるさと』になっているのであればとてつもなくうれしいことだ。しかし、これには限界がある。

まず、『執筆者(僕)対相談者』の構造を崩せない。同じ悩みを抱える高知能者同士が交流できる場としては、不便だ。

ここで僕がオンラインサロンみたいなのをやるという手もあるんだけれど、僕はほかのことがやりたい。そもそも、このブログもいつ消えるかわからない。

 

それよりも、僕は高IQ組織を受験されることを希望する。それも、できればメンサよりも入会基準が厳しい、例えばGITED EYESなどを検討してみてほしい。

なぜメンサを強くは進めないかというと、メンサ、少なくともジャパンメンサの入会テストは対策が可能だからだ。日本で最も有名な高知能集団だからこそ、それの対策(実際にメンサ会員が作ったものもある)もググれば出てくる。これはすなわち、実際には入会レベルの知能を持ち合わせていない人が、対策をしまくることで入会できる可能性が高いということだ。事実、とある元メンサ会員は、医者に診てもらったところIQが90だったと自白している。

それと比べると、このGIFTED EYESの入会基準となる知能検査CAMSは、対策サイトは今のところ作られていないようだし、そもそも対策ができない。一度受験しかことがあるけれど、かなり抽象度の高い問題がほとんどで、例えばIQ130(sd15)程度の人が対策して入会基準(IQ146.4 (sd15))をクリアできるとは思えない。たとえるなら、1万ピースの無地のパズルがあってそれを真ん中から解くような、あっているようであっていないような、浮遊すると同時に落下しているような感覚に襲われるテストだ。

しかし、そんなある意味「奇妙な」知能試験だからこそ、GIFTED EYESには本当にIQの高い人しか入れない。

この団体に限ったことではないけれど、MENSAよりも入会基準の厳しい(それでいて)検査を受けた方が、会員の「本物の高IQ」率が高い。そう思うよ。

そして、そういう組織に入れば、もしかしたら自分と同じ境遇の人が見つかるかもしれない。そうなったとき、自分の『ふるさと』はここだと実感することができるのではないかな。

今回はここまでだよ(^●ω●^)

 

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