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僕が某メンタリストを見限った理由

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(注意)

この記事で触れる人物を具体的に言ってしまうと、そのメンタリストの方が訴えてくるおそれがあります。名誉棄損には当たるような内容は書いていないとは思いますが、その可能性を低くすること、そして、裁判所等の負担を少しでも緩和するためにも、具体的な名前を出すのはやめます。

はいどうも、カワウソだよ。

今回は、僕がとあるメンタリストの方からの情報を一切受け取らない、具体的には、Twitterもブロックし、YouTubeやニコニコのチャンネルも解除したことと、その理由を書いていくよ。

僕と同じように登録解除を進める意図はないのだけれど、今後彼の動画を見る際に参考にしてもらえればと思うよ。

 

某メンタリストの信憑性は高くない

新たな発表があれば、更新せずに削除する

僕がそのメンタリストの方を見限ったのは、とある脳科学の効果についての動画を見てしばらく経ったときだった。

それは、「二重Nbak課題」という課題に対するもので、ざっくり言うと、IQ上昇に効果がある唯一のトレーニングとして紹介していた。さらには、家族と共同で、N-backについてのアプリまで開発している。

僕もその課題をやったことはあるし、それについての記事も書いている。

発達障害の僕がN-back課題を続けて現れた効果

 

しかし、どうもそのメンタリストの方が動画を公開した時、すでにN-back課題についての信憑性が怪しいという論文が発表されていた。

詳しくは上に貼ってある記事を読んでほしいのだけれど、結論として「N-backをするとN-backは得意になるが、その他の能力は変わらない。」という疑惑が出ている。しかも、これはメタ分析といって、他の人の研究結果をいろいろまとめて再度分析した、極めて信憑性の高い分析をしている。(メタ分析の信憑性が高いということは、そのメンタリストの方も動画で何度も言っている)

僕はブログ記事で、動画よりも編集しやすいということもあって知ってすぐ編集したのだけれど、メンタリストはそういうことはしていない。というか、どうも、その動画を削除してしまっているみたいだ。

他の動画を見る限り、このNback課題の限界には気づいているんじゃないかと思う。というのも、その後公開したゲームと脳の関係についての動画で、氏は自身のアプリの宣伝をしていないんだ。今までであれば、そういう内容の動画の最後では必ずといっていいほど宣伝していたのに、それをしなくなってしまった。検索しても出てこなかったので、もしかしたらいつの間にか消したのかもしれない(なお、そのアプリは今も存在する)

別に、海外の研究を引用して分かりやすく言うのは問題ないと思っている。僕自体このブログでやっていることだし、心理学や脳科学で高い質の情報を得ようとなると、海外の研究を引用することはさして悪いことではない。

そして、間違っている論文、信憑性の高くない論文を引用して何かを紹介するのも、それ自体は強く責められるべきものではない。それは研究者が謝罪とか撤回とかすべきことであって、それを(その過ちを知らない状態で)紹介して自論を展開することは罪ではない。

ただ、その信憑性が高くないと判明したのであれば、謝罪して撤回した方がいい。これは道徳的なことで、強制ではない。だけど、「視聴者に科学的知識を提供する」とか「啓蒙する」とかいうのが目的である場合、実は信憑性高くなかったということを発表しなければ、その目的にかなわない。

金儲けがしたいというが第一の目標なのであれば、別に撤回しなくてもかまわない。ただしその場合、賢明な人が離れてしまう恐れがあるよ。

 

論文の説明も、信頼性が微妙

また、このメンタリストさん、論文を誤読している可能性もある。彼はほぼ毎回引用元を提示している。このこと自体は大いに称賛すべきことで、他の情報提供型のYouTubeの方にもやってほしいところだ。

だが、引用されている論文が英文というところも関係しているのか知らないけれど、メンタリスト氏が引用している論文の内容と彼の説明が一致していないというこ都がよくあった。具体的に何の論文だったかは正直忘れてしまったのだけれど、研究者本人が「先行研究と正反対な●●という結果だったため、さらなる分析が必要」と書いているのを、メンタリストは「●●ということが分かりました」と動画で言っていたことがある。それも、無料の動画ではなく、別の動画サイトの有料チャンネルにおいても、だ。

彼は論文の結論をまず読んでいるようなのだけれど、考察の部分は読んでいるのだろうか。丁寧に読んでいるとすればあり得ないような説明をしているのが見受けられる。この点が気がかりだよ。

 

某メンタリストは心理学的に『権力者』の状態なのではないか

権力を持つと共感性が下がる

正直言うと、このメンタリスト氏は、『権力者』になってしまったのではないかと思っている。

実際に権力を持っているかどうかは別で、心理的にその状態になっているということだ。

ノースウェスタン大学の研究なのだけれど、権力を得る経験をした人は、視野が狭くなり共感する能力が低いという結果になった。

あくまでも推測なのだけれど、この上で書いたようなメンタリストは、この『権力者』に近いところにいるんじゃないだろうか。

実際、権力者とまではいかずとも、以前と比べて『上級国民』的な発言・ツイートをしているようになった。「貧乏人は、麦を食え」ではないけれど、貧乏人は税金のあり方に口出しするなと読み取れるようなツイートをして、今物議をかもしている。

以前からそいういう性格だったかどうかは分からない。だけど、権力者となりうるところまでは来ている。弁護士を雇って自分の記事を書いた週刊誌記者を徹底的に追い詰めるという宣言をしたことは記憶に新しいけれど、それだって過去の彼にはできなかった芸当だ。

この、「権力を持つと共感性が下がる」というのはそのメンタリスト本人が動画の中で言っていたことなのだけれど、今、その彼が『権力者』としてふるまっていないか、心配しているよ。

 

 

メンタリストの説明は「あくまでも一説に過ぎない」ということを強く意識しておこう

アシタノ〇ダイやフェルミ研〇所的なジャンルとして動画を見よう

この記事を読んで、「メンタリストのチャンネルを解除しよう」と呼び掛けているわけではない。むしろ、動画を見続ける人は見続けてほしい。

ただ、彼の動画説明欄に書かれていることを強く意識しよう。

そこには何と書かれているか。

論文を参考に、独自の見解を述べたものです。科学的正しさを保証するものではありません。』とか、そういう感じのことが書かれている。

つまり、これにしたがえばいいだけの話だ。あくまでも、そのメンタリストの意見を言っている動画に過ぎない。

いわば、アシ〇ノワダイフェルミ研〇所と同じところに属するチャンネルだと考えればいいんだ。あれだって、(おそらくは)参考にしているデータをもとに動画を作っているのだろうけれど、正直信用できるわけではない。論文を、いわば都合よく解釈して、より強く極端な意見を言おうとしているようだ。

このメンタリスト氏も、最初はデータに基づいたものだと思っていたのだけれど、客観的に見たら、論文の内容を誇張したり、都合のいい部分を切り取ったりしているように見えてしまう。それは、アシタ〇ワダイやフェル〇研究所と同じ部類になるだろう。

メンタリストが説明していることは、あくまでも一説に過ぎない、その点を強く意識して動画を見よう。

今回はここまでだよ(^●ω●^)

 

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