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なぜ実写化映画は炎上するのか

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はいどうも、カワウソだよ。

ここ数年、おそらく10年以上まえからいわれてきた問題がある。それは、『漫画の実写化作品はほぼ必ず炎上する』というもの。

批判が起こるのは、実写映画化される際、そしてキャストが決定されたときだ。そういう人は公開されても見に行かないからか、公開後はちょっとトーンダウンしていることも多い。

僕は時々見に行っているのだけれど、やはり失望するところはある。『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦』では終盤の流れに失望したし、それ以前だと『暗殺教室』にも呆れた。コミックスで分かるよりも前に壮大なネタバレを食らったのだ。特に後者はいまだに納得がいっていない。

しかし、よくよく考えてみると、こういった実写化の失敗(と僕が思っているパーツ)が起こるのは当然のことではないか、そう思うようになったよ。

今回は、なぜ実写化作品が原作ファンにとって好ましくないのか考えていこう。

 

実写化による原作アレンジは仕方ない

原作通りに実写映画を作るのは難しい

結構な数の人が無意識に勘違いしているようだけれど、アニメを原作として実写化された作品は少ない。上で書いた『かぐや様』も『暗殺教室』も、ともに漫画が原作だ。そして、漫画のアニメ化に反対する人も一定数いる。僕自身、これはアニメ化しないでくれという漫画がいくつかある。

だがしかし、漫画作品のアニメ化決定は、実写化決定ほど非難を浴びることは少ない。プロ声優でもない人が声をつとめて批判を浴びることはある(ナナマルサンバツなど)けれど、アニメ化決定時点でとやかく言われることはまあ少ない。少なくとも実写化決定の報告と比べるとそう多くはない。

アニメ化の有無による知名度の差もあるのだけれど、僕は別の点に原因があると考えている。それが、『時間』だ。

作品にもよるけれど、今のアニメは12話完結のが多い。大体3か月、季節ごとに新しいアニメが始まるので「春アニメ」「夏アニメ」といったくくりがある。

上で述べた『かぐや様』もその一つで、12話で第1期が終わっている。CMやOP・EDを除いて1話当たりおよそ20分としよう。その場合、12話で合計4時間となる。ちなみに、『かぐや様』では35話『花火の音は聞こえない 後編』あたりまでが1期で収録されていた。

で、実写化でも同じ回を扱った場面があり、上映時間は113分。2時間弱だ。映画は、アニメ1期と同じかそれ以上の範囲を、アニメの半分の時間でカバーしたのだ。

で、この短時間で載せるストーリーを選びまとめるとなると、どうしても無理があるんじゃないかな。

『鬼滅の刃』が劇場アニメになったけれど、そこでは無限列車編を取り扱っているそうだ。時間は117分で2時間弱。おそらく、54話から69話の15話分くらいが収録されていると予想している。無限列車編が鬼滅の中でも特に濃い部分ということを考慮しても、原作に忠実に映画を作ろうとすると、2時間の映画で賄いきれるのはせいぜい20話といったところだろう。『かぐや様』で、いくら34・35話が名シーンだったとしても、そこまでのストーリー35話分をところどころ端折って入れようとしたらおかしなことになって当然だ。

実写映画では、2時間の中で30話~40話あたりまで入れようとする。しかしそれではそこまでのストーリーを大幅に省略せざるをえない。それを何とかするために独自の話を入れる。しかし、原作ではない人が作った話が原作者に勝てるはずなどほとんどない。結果、原作・アニメファンからすると散々な結果になるんじゃないかな。

 

 

実写映画を楽しむ方法

実写映画の視聴者を考える

では、どうすれば実写映画を楽しめるのだろうか。

これは、主にジャニーズの人が主役を演じている映画に多いのだけれど、出演俳優に興味を持って見に来る人が一定数いる。

で、こういう人の中には、原作を知らない人が多い。アニメの視聴者全員が原作漫画を読んでいるわけはないのと同様に、ただ好きな声優が出ているという理由でアニメを見る人がいるのと同じような感覚で、実写映画を見る人がいるんだ。

原作を読んでいない人からすれば、どれだけ原作改変が行われていようが関係ないだろう。原作を知らないのだから。その後気になった人が漫画を買えばいい。

そういう人のほうが、原作を良く読んでいる人と比べて実写映画の評価は高いんじゃないかな。

 

実写映画は『同じタイトルの別作品』と解釈すればいい

この、「原作を知っているほうが実写化で不満を抱きやすい」という法則は、漫画に限った話ではないようだ。

小説の実写化でも、原作を読んでいる人は「あのシーンが入っていなかった」という感想を抱くという。これも同じ理由で、原作の濃さが映画2時間分で表せる濃さの限度を超えているんだ。

では、どうすれば、元ネタを知っている作品の実写映画を楽しめるのだろうか。

原作を忘れればいいのではないだろうか。といっても実際それをするのは難しいから、『同じタイトルだけど違う作品』だと思うようにすればいい。

雑に言えば、映画監督が原作の設定だけ教えられてゼロから作った作品だと思い込む。これは1500円の同人誌だと考える。

そうすることで、原作にないアレンジがあったとしても、「ああ、これはこういうもんだ」と思えるのではないかな

 

今回はここまでだよ。原作ファンも楽しめるよう、映画監督にはいろいろ試行錯誤してほしいところだよ(^●ω●^)

 

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