元メンサ会員のカワウソのブログ。脳科学・IQ・ブログなどについて書いていきます

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声優

推しが攻撃されてもむやみに行動してはいけない

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はいどうも、カワウソだよ。

教は、とある声優さん(以下、Y1とする)に関するデマについてはなしていこう。

Y1さんは、Twitterに写真をアップロードしたところ、そこに映っていた机(御影石)がある男性声優さん(Y2とする)の写真と似ていたということで、同棲を想起させるようなツイートをした。

なお、Y1とY2のツイートは投稿日が異なっていたのだが、問題となったツイートではY2氏の投稿日の部分は切り取られている(Y1氏の投稿は切り取りなし)。このことから、Y1の名誉を著しく傷つける明確な意図があったと見受けられる

中にはそのデマ主(以下Lとする)がある界隈では有名だそうで、氏に関するブログが公開されていることも確認している。

なお、そのブログは、家虎と呼ばれる迷惑行為に反対するものは発達障害だとするむねの記事も書いている。いわば、これもまた名誉棄損になるおそれがあるが、ここでは触れない。

 

今回触れたいのは、そこでY1のファンの何人かがLにとった行動についてだ。

状況をまとめると、Y1とY2はLに同棲疑惑をかけられた被害者だ。二人は声優としてでなくアイドル的な立ち位置でもあり、イメージを売りにしている。そのためこういった恋愛事情関連のデマを流されると仕事に影響するおそれがある。だから、事務所がLを訴えることは可能だ。

 

しかし、そう簡単にはいかないようだ。というのも、仮に訴えたとしても、Lの罪が本来より軽くなる可能性が高くなったんだ。

声優アンチではなく、ほかならぬその声優のファンによってだ。

そのファンは自分の推す声優さんを守るために行動したのだろうけれど、結果的に加害者を擁護しかねない行動になってしまっている。

 

今回は、この事例をもとに、ファンは自分の推す女優や俳優が被害にあってもむやみに動いてはいけないということについて考えていこう。

 

加害者にやった『ファン』の行為

ハッタリを使う

加害者のLに声優ファンが何人かダイレクトメッセージを送ったようだ。

Y1のファンがダイレクトメッセージでLと接触したのだが、はっきり言ってこれがまずい。

というのも、LがそのDMのスクショ画像を投稿したんだ。

 

一応一部で伏字はしていたものの、完全なものではない。というかザルで、誰が送ったか完全な状態で分かる。

誰がDMを送ったかはここでは触れないけれど、その内容について簡単に話していこう。以下考えていきたいからだ。

 

Lが公開したDMから判断するに、Y1ファンのある方(以下B氏とする)が送ったらしい。

で、その内容がかなりまずい。

事務所を通してか、内閣官房を通してかどちらがいいかというものだ。これはすなわち、『自分は国とつながっている。お前を調査し捕まえるのは簡単だ』といっているようなものだろう。

ただ、正直な話、官房とか出すのは、考えられる中で最悪の行為だ。というのも、これは虚偽でしかないとわかるからだ。内閣官房は、特定のデマをただすための組織ではない。こんなことはちょっと調べればわかる。

 

すなわち、BはLにハッタリをかけて脅したわけだ。

Lがハッタリに気付かなかった(あるいは気付いていて意図的に無知なふりをした)からよかった(?)ものの、下手すればこちら側、Lの迷惑行為に怒りを覚えている側が不利になるところだった。

と同時に、万が一Y1側が訴えたとき、こういう脅しまがいのDMはLにとって武器になる。すなわち、「私自身攻撃を受けていまして」と供述すれば、情状酌量で減刑になるかもしれない。

また、裁判とまではいかなくとも、『Lもまた被害者』という状況を生み出してしまったことは事実だ。加害者が被害者面する機会を増やしてしまったことになる。

本来加害者であるLに脅しをかけることで、むしろLに有利な状況を作ってしまったのではないかと思うよ。

 

 

加害者を攻撃することの是非

私刑としてDMを送るのはやめよう

今回は声優の恋愛疑惑(の捏造)事件を扱ったのだけれど、ほかのケースにも当てはまる。

すなわち、被害者を守ろうとして私刑を及ぼした結果、情状酌量で加害者の罪が軽くなるケースだ。これは実際の裁判でも起こりうる。

被害者を守ろうとして私刑をして、結果的に加害者が減刑してしまう。これでは被害者からすれば浮かばれないだろう。「何かってなことしてくれているんだ」と。

 

『適切な批判』レベルであればいいだろうが、度を超えるとむしろ加害者を利する結果になってしまう。自分の望む結果と逆の効果が生まれるだろう。

では、その『適切な批判』レベルに落とし込めるにはどうすればいいか。

 

最低条件として、DM送るのはやめるべきだ。

なぜ、BはLにDMを送ったのだろうか。なぜリプライではなかったのか。それを考えると、DM私刑がダメな理由が浮かび上がる。

一言で書けば、『ヤバイ』からだ。官房なんて言葉、周りから見られる恐れのあるリプライで書ける言葉ではない。

逆に、Bはそのヤバさを認識しているから返信ではなくてDMという手段にでたのだろう。

DMという手段に講じている時点で、それはほかの人から見られては困ることを自分が認識していることの表れだ。

そんなレベルだと自覚しているのなら、DMはやめよう。

 

もちろんDMじゃなくてリプライであってもひどいコメントはたくさんある。しかし、DMで送るのは保身というか、「これをほかの人にみられたらまずいな」と認識したうえでの私刑だ。

そして、今回Lがしたように、そんな『ヤバイ』メッセージを公開されるおそれがある。そうなると、下手すれば加害者が同情されてしまう。

加害者が被害者になる余地を与えないためにも、私刑はやめよう。

 

今回はここまでだよ。

私刑は百害あって一利なしだよ(^●ω●^)

 

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