はいどうも、カワウソだよ。
コロナ禍が著しい。健康にかかわる被害はもちろんのこと、経済にも影響を与えている。
外出自粛の影響で、外で何か売る産業はもちろんのこと、ネットのような直接コロナと関係なさそうなところでも影響が出ている。
例えば、ブログの収益は、広告費と、メルマガやサロンなどの費用の売り上げが関係しているからね。前者は企業が広告費を控えようとして、今までだったら出されなかったような収益性の悪い広告がが頻繁に出されるようになる。後者はやっていないからわからないのだけど、年会制ではなく月額いくらで会費を払うようなところだと退会する人も出てくるのではないだろうか。
今回は、実際にブログにどのくらい影響が出たのか、今月(2020年4月)の収益の変化をもとにみていこう。
(注意)
ありのまま公表するとGoogleから忠告を受けたり、下手すれば広告掲載が打ち切られたりするので、それを書くことは致しません。
以下で公表するのは、平時と比べてどのくらいの減収だったかについてです。具体的な収益につきましては公表いたしませんが、おそらくいくつかのサイトを検索すると大体の月収益が推定できますので、気になる方はぜひご自分で調べてみてください。
当ブログの基本情報
雑記ブログと特化ブログの両方を運営
まず、ブログの収益変化を見る前に、ブログの基本情報をかいておこう。
ひとえにブログといっても、その内容によって収益は結構違うものだからね。
ブログの分け方にはいくつもあるけれど、収益性で言えば、『雑記ブログ』と『特化ブログ』に分かれる。
雑記ブログは名前の通り、いろんなジャンルのことを書くブログ、特化ブログは特定のジャンルに特化した記事を書くブログだ。
このブログ、『カワウソは考える。』は、雑記ブログだ。アクセスが多いのはIQとか脳科学系の記事だけれど、社会問題とか、ネタ的なものとかも書いている。
一方、僕は『カワウソは英語する』という、語学学習に特化したブログも運営している。
雑記ブログと特化ブログ(語学)、この2つのブログの収益変化について、以下みていくよ。
感覚的に思うブログへの影響
「意味不明な広告」の急増
まず、数字では計測していないけれど、明らかに変わったなと思うところを述べていこう。
これはブログやYouTubeをよく見ている人は共感することなのだろうけれど、とにかく『質の悪い広告』が増えた。
今まで、例えばこの記事であればIQとか脳とか発達障害関係の広告、特化ブログであれば語学学習に関する広告が主に掲載されていた。いわば、記事の内容に関連させた広告が載るようになっていた。おそらく「この単語がいくつ載っているからこの広告を載せよう」とGoogleがアルゴリズムにのっとって決定していたのだろう。
でも、今そう言うのがなくなってきた。今(11月)はだいぶマシになったが、4月なんかもうひどいものだった。
雑記どころか英語学習の特化ブログにも、(具体的には言わないまでも)「財務省の嘘」とか、「明治維新の真実」とか、ブログの内容と関係ない広告がよく出るようになった。僕自身、そういう問題を調べたわけでもない。でも、うっとうしいほどに出てしまう。
おそらく、今まで広告を出していた企業が、しばらくは広告を出さなくなった、あるいは広告費を絞った結果ではないかと思うよ。その結果、今までは「記事内容に合わない」と評価されてきた広告がよく出るようになった。
で、そういう記事内容に合わない広告を掲載されたところで、それをクリックする人は少ない。内容にそぐわないからね。だとすれば、ただただスペースを埋めるだけで、お金にならない広告ばかりが掲載されていく。そうなると、読む人にストレスを与えてしまう。一時的に広告を辞めようかと思ったほどだ。
結局広告掲載はやめなかったけれど、低質な広告が頻繁に張り出されるようになったという感覚はあったよ。
雑記ブログ:先月の約7割に
PVはほぼ横ばいも収益はガタ落ち
まず、雑記ブログの方から見ていこう。
正確にはちょっと違うのだけど、過去30日(03/29~04/27)を『今月』、その前の30日間(02/28~03/28)を『先月』として、PVと収益の変化を見ていこう。また、簡単にするため、Googleアドセンスの広告費のみ比較することにする。
PV 68458→65835(先月比▲3.8%)
収益 先月比▲29%
PV、アクセス数はほぼ変わっていないのだけれど、収益は3割ほど減った。
なお、昨年2019年は、3月から4月になったことで収益が大幅に減ることはなかった。つまり、新年度になったから収益が下がったのではなくて、コロナの影響で収益が下がったと考えられるよ。
特化ブログ:先月の65%に
PVは上がるも収益は減少
続いて語学学習のブログ。
PV 14133→18379(△30%)
収益 先月比▲36%
PVは3割も上がったのに、収益は3割以上減ったんだ。
なお、アクセス当たりの収益は、先月のちょうど半分くらい。すなわち、先月と同額稼ぐためには、先月の2倍近いアクセスが求められることになる。
収益の増減の割合で見た場合、雑記ブログよりも特化ブログのほうがダメージが大きいことが判明したよ。
ブログの今後について
『ブログ飯』は危険
今回分かったことは、やはりブログは趣味の程度にとどめておいたほうがいいということだ。
最近はユーチューバーにおされてブロガーとか(ブログによる)アフィリエイターは下火になってきてる感がるけれど、広告を収入源にするのはやはりリスキーだ。
特に、アフィリエイターとして稼ぐ人の場合、雑記ブログよりも特化ブログが推奨されている。そっちの方がアクセス当たりの儲けが大きいからだ。
しかし、上で示したように、特化型ブログのほうがコロナの影響を受けている。語学以外の業種がどのくらい影響を受けているかわからないが、特定のジャンルに頼るとリスクもまた大きいだろう。
語学ならまだしも、アフィリエイターのなかには金融とか保険とか、高額なサービスを宣伝して収益を出している人もいる。こんな時に高い金を出せる余裕のある人はそういない。語学学習サイトえさえ実質5割の収益源だ。そういったアフィリエイターは、最悪8割くらい収益が下がっている可能性もある。
ブログで稼ぐのは極めてリスキーだ。ブロガーの皆さんは、このことを強く頭に入れておいてほしいよ。
今回はここまでだよ。
コロナ禍が一刻も早くおさまることを心から望んでいるよ(^●ω●^)
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