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いわゆる『ネトウヨバイト』はほとんど存在しないと思う

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はいどうも、カワウソだよ。

一部界隈で、『ネトウヨバイト』という言葉が使われている。

どうも、リベラル系・左翼系の論客などにTwitterやネットで過度に攻撃してくる人たちはバイトとして雇われているんじゃないかという考えらしい。

確かに、一部過激すぎる、多くの人からすると金銭的な報酬をえなければやろうとしないような発言をTwitterで目にする。バイトと考えるのも無理もない。

 

ただ、脳科学的に見ると、そういったネトウヨバイトなるものはほとんど存在しないと考えられるんだ。

むしろ、バイトじゃないからこそ恐ろしい集団だと思うよ。

今回は、『ネトウヨバイト』について考えていこう。

 

ネトウヨバイトとは

ネトサポとランサーズ

そもそも、ネトウヨバイトとはどこからでた発想なんだろうか。

調べてみると、2つ、それと考えられるものが見つかった。

一つは、ネトサポ。

ネトウヨを攻撃・反論する際、『ネトウヨ』という言葉だけでなく『ネトサポ』という言葉も使われるようだ。

 

では、このネトサポとはいったい何のことだろうか。

実は、自民党にはJ-NSCというものが存在する。正式名称は『自民党ネットサポーターズクラブ』。

参加していないから詳しいことは分からないのだけれど、Wikipediaを見る限り、「工作活動をしろ」という感じのものではないようだ。むしろ、投稿は自己責任でやれという感じのもののようだ。

安倍首相に熱狂 投稿内容は「自己責任」

 

自民党を上げようとして名誉棄損をすればむしろ逆効果になりそうだしね。少なくとも、自民党が直接何かを働きかけているわけではなさそうだ。

 

続いて、ランサーズ

ランサーズというのはクラウドソーシングの会社でいろいろな仕事を依頼したり注文したりしている。

いろんな人が仕事を依頼する。真面目なモノからアダルトなものまでいろいろある。僕自身もクラウドワークスという別のクラウドソーシングサイトで「いかがでしたかブログ」の執筆を引き受けたことがある。(くわしくはこちら→いかがでしたかブログが量産される裏事情を経験者がお話します。

クラウドソーシングサイトというわけで政治的にも右から左までいろいろあるようだ。

 

その中で、「安倍総理をほめてください」とか「自民党のいいところを書いてください」とかいう仕事もちらほらあるようだ。

【速報】「安倍総理のいいところがわかるエピソード」ランサーズで募集。25日には社長と総理が会食していた模様。

ランサーズにそのような仕事が掲載されていたところでその会社自体が自民党支持というわけではないのだけれど、実際に右翼的なことを書くバイトが見つかったということで、『ネトウヨバイト』の存在が発覚したわけだ。

 

ネトウヨはバイトか

無報酬だからこそネトウヨはヤバイ

ただ、すべてのネトウヨがバイトかというと、そうではない。

むしろ、自らの意思でネトウヨ的発言をなんども投稿しているのが多数なんじゃないかと思うよ。

 

というのも、アンダーマイニング効果という心理学の効果があるんだ。

アンダーマイニング効果とは、外発的な報酬が内発的な動機を下げてしまうという現象だ。

 

どういうことか、ある逸話を紹介していこう。

ある老人が、隣の空き地で、放課後に子供たちが毎日野球をするので、騒がしくて困っていました。

そこで老人は実に巧妙な計画を思いつきました。ある日、子供たちにこう言いました。

「君たちの野球を見るのがとても楽しくていつも家からみているんだよ、これからここで毎日野球をやってくれたら、100円あげよう」

遊びにきたのにお金がもらえるということで、子供たちはびっくりしましたが、その後一週間、老人は毎日100円をあげました。翌週老人は、

「すまんがお金に余裕がなくなってきてね。これからは毎日50円にするけど、それでいいかね」

といいました。子供たちの一部はしぶしぶでしたが、また翌週も毎日、野球をしにきて50円をもらって帰りました。翌週、老人は

「すまんが、今日からは10円にさせてもらうよ。お金がなくなってきたんだ」

といいました。もともとそこで遊ぶのが目的だった子供たちは、まあしょうがないかと思いその後も野球をしにきました。数日後、老人は

「悪いが、今日からもうお金はないよ、ついにあげるお金がなくなってしまったんだ」

と告げました。すると、子供たちは、怒って文句を言い出しました。

「冗談じゃないよ、ぼくたちがタダで遊んでやるとおもっているの?もうきてやらないよ」。

それ以降、子供たちは二度と隣で野球をしなくなりました。

老人は1000円ちょっとで、騒々しい子供たちを追い出すことができたわけです。
jsato’s tumblr

 

最初、子供は野球が楽しくて野球をしていたはずだ。

しかし、老人が金をあたえたために、いつの間にか「金のために野球をしている」という感覚に変わってしまった。

お金という外的な動機が、むしろ野球をしたいという内的な動機を駆逐してしまうんだね。

 

バイトも同じだ。

いわゆるネトウヨバイトは、金を与えることで『金のためにネトウヨになっている』と思うことになる。

おそらく、そのようなバイトに参加する人は、最初は特定外国人から国を守ると言った意思を持っていた人が多いと予測される。

しかし、ネトウヨバイトに手を染めたら、いつの間にか『金のためにこのような発言をしている』という考えになる。

こうなると、金がもらえない時にはそういう発言をしなくなるんじゃないかな。

 

逆に、そう言ったバイトをしたことがないネトウヨなら、本気で心の底から一部の国を嫌悪する。金とかいう外の動機がないからこそよりいっそう団結できるのかもしれない。

となると、むしろ『バイトじゃないネトウヨ』のほうが圧倒的にやばいんじゃないだろうか。

 

金がなくても攻撃する。それこそが、ネトウヨの恐ろしいところではないかと思うよ。

今回はここまでだよ(^●ω●^)

 

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