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ツイッターのフォロワーを増やしてもビジネスとしての意味はないという話

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はいどうも、カワウソだよ。

ブロガーのツイッター活用術というのを目にする。その中に、『とにかくフォロワーを増やせ』というものがある。

たしかに、フォロワーの多い人はそうでない人と比べて影響力が大きい場合が多いし、フォロワーの多さがビジネスにつながるというのは直感的にも理解できる話だ。現在はインフルエンサーという言葉が市民権を得て久しいし、そういう傾向があるのにはうなずける。

 

ただし僕は、なんでもかんでもフォロワーを増やせばいいというわけではないと思っている。

少なくとも、相互フォロー効果などでフォロワーを増やすことには何の意味もないとかんがえているよ。

今回は、なぜ相互フォローによってフォロワーを増やすことがブロガーにとって意味ないのか、ブロガーの視点で考えていくよ。

 

フォロバで生まれたFF関係は浅い

ツイッターである人をフォローするのには大きく二つある。

一つは、その人がすごく高い能力や豊富な知識を持っていたり、面白かったりするから。ここでいう面白いとはお笑い的なものに限ったことではなく、単に自分を幸せにしてくれる人、ほっこりさせてくれる人という意味も含んでいる。なんであれ、自分にとってプラスになるからフォローする

もう一つは、フォローされたから。フォローバック、いわゆるフォロバというやつだ。フォローされて、危なそうでない人でない限りはフォローする人が大多数だろう。フォロバしないことでデメリットが特にあるわけでもない。

しかし、後者、『フォロバを狙ってフォローしまくる』という手法でフォロワー数を増やしたところで、自分のブログやユーチューブ動画が見られるわけではない。

 

もちろん、あるブロガーやユーチューバーをフォロバした結果役に立つものだったり幸せになったりする場合はある。その場合、フォロー作戦は成功したといえる。

しかし、それは当然、もとから中身がある場合に限られる。たいして面白くもないブロガーがフォローしまくったところで、「お、この人のブログいいこと言ってるじゃん」となる確率は上がらない。結果、アクセス数は一時的にしか上がらない。

 

もちろん、ゼロから始めるのは難しいから最初のうちはフォローしまくるのもありかもしれない。

しかし、記事を書き始めて1ヶ月以内にはストップすべきだと思う。

記事の質が上がれば、少しずつではあるもののフォロワー数は増える。しかもそれは、フォロバで得たフォロワーよりもあなたに興味を持ってフォローした人達だ。

そちらのほうが、記事のアクセスアップにつながるのではないかと考えているよ。

 

 

ツイッターからブログやユーチューブに進む人は少ない

さらに、ツイッタービジネスのコスパがそれほど高くない例をいくつか挙げていこう。

まず、ブロガー。ツイートがたびたび話題となるマナブさんという方がいる。

彼は最近炎上商法を狙っていくつかの断言ツイートを投稿しているようだけれど、そんなマナブさんであっても、ブログのアクセスの5割はGoogleなどの検索エンジンから来ている。ツイッター経由で来ているのは17%しかない。

あるいは、これまたツイッターが香ばしいことで知られるイケダハヤトさん。彼のアクセスの6割が検索エンジン、3割がダイレクト(ブックマーク等で直接アクセスする)、ツイッターから来る人は6%程度だ。

(数値はいずれもSililarWebより)

確かに、検索エンジンからの流入が5割とか6割とか言うのはかなり小さい数値だと思う。おそらく、Googleに何か起こったときに対処できるよう、なるべくアクセス元を分散させようとしているのだろう。

しかし、そんな彼らでさえ、アクセスの半分がGoogleやYahoo!からなんだ。

 

また、ブロガーではないけれども、ユーチューバーにおいても、ツイッターからのアクセスは見込めない。

あるユーチューバーの方のツイッターアカウントを拝見したのだけれど、彼のフォロワー数は1000超えだった。しかしユーチューブ登録者数は60人。1週間前に投稿された動画が50回も視聴されていなかった。

これはさすがに特殊な例だと思うけれど、とにかく、ただ単にSNSのフォロワー数を上げるだけでは、収益につなげることは難しいのではないかと思うよ。

 

なんのためのフォロワー増やしかを意識しよう

フォロワー作戦が効くのは中身のあるやつだけ

ブロガーやユーチューバーの中には、フォロバ狙いでいろんな人のアカウントをフォローする人がいる。

しかし、断言する。それらはブログなりユーチューブ動画なり、中身がないとまったく意味がない。

 

ぼく自身、(特に学生時代、bioに大学・学部名を書いていたころ)、何人かのブロガー・ユーチューバーにフォローされた。そのうち、上で挙げた登録者60人の人を除いては今も相互だ。

しかし、その中で唯一、フォロワー作戦が成功したんだなと思えるのはたった1人だった。

それは、予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」というアカウントだ。(正確には、下の動画に出ている『ヨビノリたくみ』さんにフォローされた。 )

このユーチューバーは中身が面白い。名前の通り大学レベルの数学・物理を解説しているのだけれど、本当にためになる。

どのくらいためになるかというと、数検最年少合格者(当時)の小学生が、彼の動画を見て数学を勉強していたというエピソードがあるほどだ。

小学生でも(もちろんかなり数学理解力がある小学生だろうけれど)分かりやすく、高度な数学を教えてくれる、ヨビノリたくみさんの『授業力』なるものは敬服するよ。

 

しかし、ヨビノリ以外では、『アカウントをフォローされたから動画を見る→面白いからチャンネル登録する』という流れになることはなかったよ。

どうも、ブロガーやユーチューバーが(フォロバ目的で)いろんなアカウントをフォローしまくって成功するのは、その中身が本当に面白い場合でないと難しいのではないかと思っているよ。

 

ヨビノリさんレベルで内容のある動画や文章を作れる人はごくまれだろう。

そういう人を除いては、むやみやたらとフォロワー数を増やしてもたいして意味はないのではないかと思うよ。

今回はここまでだよ。

 

何のためのフォロワー獲得なのか、今一度考えてくれると嬉しいよ(^●ω●^)

 

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