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中田敦彦のユーチューブ炎上から情報発信者が学ぶべきコト

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はいどうも、カワウソだよ。

ユーチューバーの中田敦彦さんの動画が最近問題視されている。

というのも、中田さんは『中田敦彦のYouTube大学』において歴史やテクノロジーなどをわかりやすく授業する動画を投稿しているのだけれど、その正確性に著しく欠けるという指摘がある。

前から、韓国と北朝鮮を間違えるなどとんでもないミスをしていることは指摘されていたのだけれど、2020年1月になって再度炎上したようだ。

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一部のファンは「小さいことをいちいち指摘するな」などといっているようだけれども、国や国旗を間違えることは些細なことではない。海外のユーチューバーが「日本の総理は金正恩」などと発信したらいい気はしないだろう。国際事情を話す際は、些細に思えることまで注意しなくてはいけない。

中田さんが態度を改めない限りは、また数か月したら炎上するだろうと思っているよ。

さて、この中田敦彦さんの炎上騒動を他人事として放置するのもいいけれども、ぼくとしては、ユーチューバーだけでなく、ブロガーや作家といった情報を発信する人達が学べることがあるのではないかと思っている。

今回は、中田敦彦のYouTube大学炎上を分析して分かったこと、そして、彼のような炎上を事前に防ぐ方法を考えていくよ。

 

中田敦彦の炎上には法則がある

『わかりやすい』本を参考にすると炎上しやすくなる

 

YouTube大学を僕も見ているのだけれど、ここであることに気付いた。

それは、中田敦彦さんが『わかりやすい』本を参考にしているとき、炎上する確率が高まっているというものだ。

例えば、事実誤認が指摘されているものの一つに、世界史の授業があるのだけれど、そこで中田さんが参考にしていたのが『早わかり世界史』だ。

また、分かりやすいことでおなじみ、池上彰さんの著書を扱った際もたびたび炎上する。創価学会に関する動画で「日蓮正宗」を読み間違えたり、朝鮮半島の動画で韓国と北朝鮮を逆にするなど、致命的な間違いをすることが時々ある。

中田さん自身なるべくわかりやすい本を教材にしていると動画で言っているのだけれど、その中でも特にわかりやすい、『早わかり世界史』と『池上彰』は炎上のタネになりやすいようだ。

これらの参考書籍が諸悪の根源だと言っているわけではない。ただ傾向として、池上彰さんの書籍など『分かりやすい』ものを参考にしている動画で、致命的な欠陥が指摘されることがおおいと分析しているよ。

(追記)

中田敦彦のYouTube大学の動画と、彼が参考とした文献の両方を検証した動画があったので、掲載しておくよ。

この動画によると、中田さん自身が正しく本を読んでいなかっただけでなく、元となる『早わかり世界史』そのものにも大きなミスがあったことを指摘している

早わかり世界史の著者・山崎圭一(Historia Mundi)氏は高校教師なのだそうだけれど、生徒に与える影響の大きさで言えば中田さん以上に深刻ではないだろうか。

鵜呑みにした中田氏も当然責任はあるけれども、それ以前にこのMundi氏もまたしかるべき対応が求められるよ。

 

『わかりやすい』本の何が問題か

わかりやすい本をそれ以上かみ砕くことは非常に難しい

まず、彼が参考にする『分かりやすい』書籍とはどういうものだろうか。

よく言えば本質的でコンパクト悪く言えば内容が薄い、これが、『分かりやすさ』の正体だ。

 

もちろんこれらの本が本質的なとことをついているのであれば、読んで楽しむにおいては非常に役に立つだろう。

しかし、これらの本を参考にして新しく解説するとなると話は違ってくる。

 

中田敦彦さんが動画の資料として書籍を読む際、まずは全体を読み、二回目は要点のみ熟読するのだという。

この読み方は非常に参考となるけれど、この資料・書籍が『わかりやすい』ものだった場合、このやり方が炎上の原因となると思うんだ。

というのも、『わかりやすい』本はその大部分が要点だろう。だとすれば、そこから厳選してしまうと大切な部分が削り取られてしまうんじゃないかな。

本当は根幹の部分であるにも関わらず、そこから厳選をしてしまうのであれば、知識に漏れがでても当然だといえるのではないかな。

 

『わかりやすい』本でものごとが理解できるわけではない

また、中田敦彦さんの解説動画を見る限り、どうも中田さんが炎上しているとき、その授業内容を十分に理解していないところがあるように思う。

漢字の読み間違いならまだしも、韓国と北朝鮮を間違えるのは、表面的にしか理解していないことのあらわれのように見受けられるよ。

 

ここで思ったのだけれど、『わかりやすい本』は『理解した気になる本』でしかないんじゃないかな。

 

分かりにくいけど内容がたくさんある本Aと、分かりやすいけど内容はコンパクトな本Bを考えてみよう。

Aには100の情報があるけれど、難解ゆえに、読者がその4割しか理解できないとする。すると、読者が得た情報量は40となる。

Bはかなり分かりやすく、読者は書かれていることの9割を理解できるとする。しかし、そもそもBに30の情報しかかかれていなければ、読者が得る情報の量は27しかない。

この場合、本当に得られる情報が大きいのはAだけれど、分かった気にになるのはBだろう。

 

実際はこんなに単純なわけではないけれども、『わかった気になる本』と『本当の意味でよくわかる本』とは必ずしも一致しないのではないかと思うよ。

そして、そういう『わかった気にさせる本』はなまじ分かった気にさせるから、いわば万能感のようなものを抱かせる。「これで大丈夫だろう」という油断につながり、そして知識の浅いまま公開し、炎上へつながる。

中田敦彦さんの炎上を見ていると、そういうものがあるのではないかと思ったよ。

 

炎上を防ぐにはどうすればよいのか

わかりやすい本はあくまで副教材として使おう

では、中田さんの炎上を受けて、情報発信者はどうすればいいのか。

僕は、こういったわかりやすい本を『副教材』として使うことを提唱する。

 

『わかりやすい本』というのは、一般的に骨の部分、要点をまとめてくれている。

そういう本はたしかに何かを理解する際にとても役に立つ。

しかし、それ1冊で満足すると、あるいはその本をメインにして解説すると、どうしても変なものになってしまう。言ってしまえば、もしドラだけ読んでドラッガーを解説するようなものだ(ちなみに、『もしドラ』にもドラッガー『マネジメント』の要約版を解説しているに過ぎないという批判がある)。

それを防ぐためにも、わかりやすい本を一度読み納得した上で、より詳しい情報を得ることが必要なんじゃないかな。

 

歴史問題の解説には時間をかけよう

また、そもそも論なのだけれど、中田敦彦さんスタイルだとどうしても炎上につながると僕は考えている。

というのも、中田さんは毎月30本近く、ほとんど毎日といっていいほどの頻度で動画を投稿している。その多くはシリーズものだというのを加味すると、1ヶ月に4~5つほどのトピックを選んでいるわけだ。逆に言えば、ある動画を撮影したら、その翌週までには別のトピックについてある程度の知識を得ておかなければならない。

中田さんは芸能活動も忙しいだろうから、同じトピックの本を何冊も読みじっくり考える時間はそうそうない。そんな忙しい彼が1週間で何かの分野を学んで教えようとすると、準備不足になって当然だ。表面的に負うことはできても、内容の理解まで行くと苦しいものがある。

書籍の解説動画ならまだしも、歴史のような問題は時間をかけて取り組まなくてはいけないのではないかな。

 

今回はここまでだよ。

ユーチューバーだけでなく、ブロガーなどの情報発信者は中田敦彦さんの炎上から学んで自分の失敗を防ぐのに役立てよう(^●ω●^)

 

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