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発達障害とモテに関して考えてみる

更新日:

はいどうも、カワウソだよ。

最近、ある発達障害の方のツイートが議論をよんでいるらしい。

 

このツイートに対して、なっつんさん本人曰く、『思ったより賛同の声が多かった』という。

しかし同時に、いくつかの返信やコメントを読む限り、定型発達者の、発達障害への理解は足りないのだなと思うところもあった。

今回は、発達障害とモテに関して、モテることで本当に発達障害の人が苦労されている点、発達障害の男性についてはどうなのかという点も含めて考えていくよ。

 

 

(注意)すべての発達障碍者がモテるわけではありません。この記事の趣旨は、発達障碍者の中にはモテたくないのにモテてしまっている場合があり、そのケースにおいて大変苦労するということを皆様にご理解してもらうことです。あくまでも想定されるケースの一部でしかないことをご了承の上お読みいただければなと思います。

 

発達障害者の「モテて困る」は本当に困っている

このツイートに関して、『「モテて困る」自慢ですかはいはい』と思っている人も多いだろうし、実際そう解釈してなっつん氏に反対。皮肉を表明する人も多いようだ。

しかし、このなっつん氏のツイートにはつづきがある。

発達障害を持つ女性は天然だったりおっとりしていたり、さらにHSPを併発していると、(過剰なまでに)人のことをほっとけなかったり、優しかったりする。

日本では、こういう女性はモテる。恋人に優しさを求める男性は多い。(おそらく他の国でも同じだろうけれども)

ただ、一部の男性は、「こんなに優しくしてくれるなんて、もしかして○○さん、僕に気があるのでは?」と勘違いする。

 

これだけならまだマシかもしれないけれど、天然なところと感情に機敏すぎるところから、相手の思うがままにされたり、ストーカーに悩まされたりする。

ひとことであらわすと、『相手の言いようにされる』。

相手に都合よく扱われて困っているのに、まわりからは「モテて困ってるとかいい気になりやがって」と思われる。

 

おそらくなっつんさんはそういうことをいいたかったのだと思うよ。

 

発達障害は適切な対応をするのが難しい

それで、こうことに関して、発達障害の人は、そうでない人と比べて、適切な対応を取ることがなかなかできないでいることが多い。

思っていることをはっきりと口に出して言えなかいことが多い。

もちろん発達障害でない女性の中にもそういう人は多いだろうけれど、発達障害者は特に、相手を避けたいときにうまく避けることが苦手だ。

 

また、うまく言葉にするのが苦手な人も多く、そういう人は概して助けを求めるのにも苦労する。

そのために、よりいっそう、疲れる。

モテてモテて困っている発達障害女性は、本当の意味で「困っている」ケースが多いのだと思うよ。

 

発達障害男性とモテ

めっちゃ年下とめっちゃ年上から好かれる(こともある)

 

さて今まで、発達障害女性とモテについて考えてきた。

個々からは発達障害男性とモテについて考えていくよ。

(あくまでも自分の個人的な経験をメインベースにしているので、そこはご了承ください。)

 

その前に言っておかなければいけないことがあるのだけれど、発達障害の中でも、アスペルガー症候群(ASD)の人は、人の感情を読み取るのが苦手だ。

だから、自分が「この子、俺のことが好きなんじゃないの?」と思っても、勘違いしているケースが少なくない。僕自身何度も失敗している。

そうなると、性加害者になる恐れがある。

そのため、『彼女は俺のことが好きに違いない』と思っても、できれば相手が好意を伝えてくるのを待つことをオススメするよ。

「男らしくない」という批判もあるだろうけれど、その対策として、あらかじめ、自分自身が察するのが苦手な人間であることを伝えておくといいよ。

 

さて、それを踏まえて言うけれども、発達障害の男性が好かれるとすれば、それは年下女性か、年上女性かのケースが多い。

はっきり言って、発達障害の人(特にADHD)は精神年齢が幼い部分がある。

なので、同年代の女性からすると、ちょっと子供っぽく見られる。

逆に、すごく年下の女性からすれば、同級生的な親しみやすい人として人気がでることもある(ただし恋愛対象として見られるかは別問題)

 

僕が大学生だったころ、家庭教師先の女子中学生2人から告白された。

大学生が中学生に告白されるのがどれほどレアなのかはわからないけれど、中学生からすれば、大学生は結構な大人だろう。

しかし、彼女が高校生になってしばらくしてからフラれた。

僕の精神年齢が高校生と同程度だったのではないかと振り返ってそう思うよ。

 

また逆に、年上女性から好まれることも比較的多い。

2019年、僕は6つ上の女性と入籍した。その前にも、5つ以上年上の女性と何人かお付き合いしたことがある。

年上女性との関係は、最初はあまり惹かれなかったけれど、接していくうちに彼女の魅力に気付くパターンが多かったよ。

女性の中には時々、若い、むしろ幼い男性が好きな人がいるけれど、どうもそのタイプの女性には割と気に入られることが多いと思っているよ。

 

発達障害男性も、うまく逃げられない

発達障害女性がうまく断れない、適切に相手と距離をおけないと書いたけれど、これは男性にも同じことが言える。

うまく言語化して拒絶することができないんだ。というか、自分でも深く考えずに言うことにただしたがって、後で振り返って「断っておけばよかったな」と思うことが多々としてある。

また、それはお付き合いしている相手に限ったことではなく、いつの間にか付き合っていることにされていたことも何回かあった。

 

相手と適切な距離をおけない、うまく断れないという点は、女性も男性も同じように苦しさを味わっているのではないかと思うよ。

 

発達障害者は浮気に注意すること。

丸め込まれないように、自分のことは自分で対処できるように

一つ思っているのだけれど、発達障害を持つ人は、浮気に気を付けよう。

別に、発達障害の人が浮気性というわけではない。

僕が言いたいのは、自分の思わない形で、恋人以外の人と関係を持ってしまうケースが多いのではないかということだ。

 

詳しくは言えないのだけれど、僕自身、好きでもない女性と一線を画す一歩手前になったことは何度もある。

丸め込まれると、許されざるものに対しても許してしまいそうになるのが僕の特徴だ。

 

自分の意思ではなく、他人の意思にはめられて浮気や不倫を起こしてしまうおそれがある。もちろん発達障害でなくてもおこりうるのだけれど、とくに発達障害を発症している人は、その可能性が高いと思っている。

 

女性はもちろんのこと、男性であっても、自衛についてちゃんと考えておこう。

 

今回はここまでだよ。

発達障害の人は、女性でも男性でもともに、恋愛トラブルに巻き込まれる可能性が高い。

しかも、その苦労困惑が周りの人からは見えにくいし、なかなか理解してもらえない。

また、自分が意図しない形で良好な関係を終わらせてしまうおそれもある。

自分でできることは自分で考え、時には周りの助けを得ながらでも、自分自身、そして自分の大切な人を悲しませないためにも、できることはしっかりと準備しておこう(^●ω●^)

 

 

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