はいどうも、カワウソだよ。
2019年9月の参院選以降世を騒がせ続けている『NHKから国民を守る党』
同年10月には立花孝志代表自らが参議院議員を辞職し、埼玉県参議院議員補欠選に出馬した。
毎日のようにニュースをつくるのが、この立花さんだろう。
立花孝志氏の言動は一見エキセントリックなのだけれども、しかし同時に、評価に値するところも多々としてある。
正直に言うと、立花孝志氏は賢いと思っている。
学歴的、お勉強的な頭の良さではない、もっと本質的なところで、賢さを感じる。
今回は、立花孝志さんの賢いと思う点を考えていくよ。
(私自身はNHKから国民を守る党の支持者ではなく、この記事においては彼の戦略的な部分の評価を書いているにすぎないことをご理解の上お読みいただけるとありがたいです。)
立花孝志の賢さ1:ためらいのなさ
立花孝志さんはためらわない。
これが、彼の賢いところだ。
どういうことか。
これは立花党首自身がユーチューブでいっていることなのだけれど、『政治ではなく、選挙をしている』んだ。
立花孝志党首の最終ゴールは「NHKをぶっ壊す」ことだろう。
しかし、その目標に向けて、自身の正しさを伝える必要がある。
そこで、いわゆる炎上商法なるものに手を出しているのだけれどこれがまたとんでもない。
躊躇をいっさいしないんだ。
例えば、立花孝志さんは、誰を攻撃すると最もバズるかを調べた際、マツコ・デラックスさんを批判すると効果的だということがわかった。
普通の政治家ならどうするか。
『公人が私人を攻撃するのはいかがなものか』と考えて、控えるだろう。
というか、そもそも誰を攻撃すべきかということさえ考えつかない。
しかし立花孝志は違った。
いくつかのユーチューブ動画を通して、何度もマツコ・デラックス氏を非難した。
さらには、シウマイでおなじみ崎陽軒も攻撃した。
その結果どうなったか。
とんでもないバズりかたをしたのは皆さんの知る通りだ。
もとからネット界隈では有名だった立花党首だけれど、その知名度をお茶の間にまで浸透させた。
倫理的な問題はあるものの、結果的に有名になったのだから、立花さんの戦略勝ちというしかないだろう。
その意味で、立花孝志は非常に賢い人間だと思っているよ。
立花孝志の強み:フットワークの軽さ
続いて、これも前章と被る内容なのだけれども、立花孝志党首はフットワークが軽い。めちゃくちゃ軽い。
そして、そのフットワークの軽さのおかげで、彼を変人とみていた人の中から「あれ、意外と誠実かも」と思い始める人が出てくるんじゃないかな。
最も有名と思われるのが、堀江貴文氏との対談だろう。
個人的には、国民民主党代表の玉木雄一郎氏との対談も印象的だった。
これの何がすごいか。
まず、新しい視聴者を獲得できる。
立花孝志氏に限らず多くのユーチューバーがコラボ動画を上げるのは、実は登録者数を上げるためでもあるんだ。
というのも、立花党首からすると、「ホリエモンチャンネル」「たまきチャンネル」の視聴者層にも、自分自身がどういう考えを持っているかを伝えられる。
そしてもう一つ、フットワークは軽いものの、「自分の考えを理解してくれる人」とコラボするようにしむけている。
堀江貴文氏も玉木雄一郎氏も、ともに動画内で立花孝志党首を評価している。
逆に、マツコ・デラックスや小西洋之議員のような、敵と判断した人は徹底的に攻撃する。
敵を作り、仲間を増やす。
その両方の点で立花さんはフットワークが軽い。
賛否両論あるし、僕自身受け入れられないところはあるのだけれど、それでも、やはり彼は賢いと評価せざるを得ないよ。
立花孝志・堀江貴文・丸山穂高の共通点
敵を作ることで強烈な味方を作る
N国党首の立花孝志、N国議員の丸山穂高、そしてN国を支援する堀江貴文。
この3人には共通点がある。
それは、何が何でも反発する、熱心なアンチがいることだ。
一般的に、敵を作らないことが是とされる。
しかし、敵を作るほど強烈な言動をすると、信者といってよいほど強烈な支持者が生まれる。
ホリエモンもそうだし、丸山穂高議員にも熱狂的な支持者がいる。
人間って常に合理的な判断をするわけではない。「この人が言うのなら間違いない」という、『誰が言ったか』で判断してしまう生き物だ。
発言や考え一つ一つを理性的に判断していくと、どうしてもエネルギーを消費する。そのために、「こいつは敵だから言うことすべて間違い」「このひとは味方だから全部正しい」と単純に判断してしまう。
それをある意味で利用しているのがこの3人だといえる。(ホリエモンに関しては、意図的かどうかはわからないが、結果的にそうなっているように見える)
僕自身は、炎上商法は人から考える能力を奪うから反対しているんだけれど、むしろそれをうまく利用しているという意味で、立花孝志党首は本当に賢いと思っているよ。
今回はここまでだよ。
彼に反対するところはあるかもしれないけれど、活用すべきところは活用していきたいところだよ(^●ω●^)
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いかがでしたかブログが量産される裏事情を経験者がお話します。