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声優

家虎反対派が、賛成派の主張を考えてみる。

更新日:

はいどうも、カワウソだよ。

アイドルや声優のライブ現場でたびたび議論となる

それが、家虎問題だ。

 

家虎(いえとら)とは、アイドルのライブなどで歌手が歌って最中、参加者がさけぶ「イエッタイガー」という叫び声のことだ。

イエッタイガーだから、イエ→家、タイガー→虎ということで家虎と略される。

 

この家虎を、その発端である地下アイドルにとどまらず、いろいろなアーティストの現場においても叫ぶ人が出てきて、それで家虎反対派との対立がいまだに続いている。

空白に入れる為目立つコールである。発端となった地下アイドル系ライブでは特に問題となることはなかったが、そういったコールが無かった他アーティスト・アイドルなどのライブでも入れるファンが出てきたため、今まで聞いたことのなかったファンが嫌悪感を示すことが増えてきた。特にアイドルマスターやラブライブ!などのファンが嫌悪感を示すことが多いといわれており、ライブ後はtwitter上においてコールの是非を問うツイートが多く見受けられることもある。が多く見受けられることもある

参考:ニコニコ大百科 イエッタイガー とは

 

僕自身は家虎反対派だ。詳しくは以下の記事を読んでほしい

なぜイエッタイガー・家虎が迷惑で厄介だと言われ、禁止されるのか。

 

で、この記事を書いている現在において、まだこの家虎問題は解決していない。

それどころか、より溝が深まっているようにも感じる。

家虎容認派の中には、「家虎に反対する人は発達障害の疑いがある」と記述しているひとまでいるほどだ。

 

今回は、そんな状況において、いくつかの家虎賛成派の意見に対して疑問をぶつけていこうとおもうよ。

家虎反対派の方だけでなく、賛成派・実行派の方にもぜひ読んでほしいと思うよ。

 

以下において、私は家虎賛成派に対して非難する意図はありません。ただ、疑問をぶつけているだけにすぎません。

また、下記しているとおり、家虎反対派の意見すべてに賛同する意図も全くございません。

そのことをご理解いただけますと幸いです。

 

家虎反対派は陰キャではない

まず、家虎賛成派のある意見を取り出してみる。

 

 

(ツイートについては連続ツイートをされていて、その一部を切り取っています。全体が見たい方は上のツイートをクリックしていただけるとみられるかと思われます。)

この意見に関連して、2つほど考えたいことがある。

一つは、反家虎派は陰キャラなのかということ。もう一つは、本当に難癖をつけるのが多数派なのかということだ。

 

まず、第一の点について。家虎反対派は陰キャなのか。

これについては、肯定も否定もできないというのが現実のところだ。

僕の知る範囲では、家虎に関する論文は出ていない。すくなくとも、Google Scholorで「イエッタイガー」と調べても出てこなかった。(家虎と検索すると多少出てきたが、期待しているような内容のものは見当たらなった)

 

そういうことを加味すると、家虎否定派の性格についての議論は主観的でしかなく、まともに検証ができない。

それを了承のうえで読んでほしいのだけれど、ライブでペンライトを振るだけの人や、あるいは地蔵のような、一見陰気臭いような人が私生活も陰気ということは決してないと思う。

むしろ、(少なくとも小倉唯界隈においては)家虎に対してピリピリしている人であってもオタク友達がいて、ライブ後に打ち上げしている。そういうタイプの人は結構いる。わざわざ会場で不要不急の騒音を出さずとも、リアルを充実することは十分可能だ

ただただ家虎の怒号が嫌なだけで陰気者扱いされるのは、やはり非常に主観的なところが大きいのではないかと僕は思うよ。

 

もう一つの点、難癖をつける人が多数派なのか。これについても考えてみよう。

例えば、アニメ系のライブ会場としてよく使われる幕張メッセは最大収容人数が9000人とされる(公式サイトより)

その中で、機材席を除いて7000人を収容するとしよう。

で、多数派の定義にもよるけれども、今回議論すべきは、難癖をつけるか付けないかの二択だろうので、難癖をつけるのが多数派だとすれば、半分以上、3500以上が家虎に難癖をつけたことになる。

 

いくら何でも、3000人以上が家虎に反対している、少なくとも何か物理的な行動をしているとは思えない。もしなっているならば事件になるだろう。

 

少なくとも小倉唯界隈においては、ライブ参加者のうち家虎について言及しているようなツイートは全体の10%未満という印象だ。

となると、家虎にいちゃもんを入れてくるのは、全体の10%程度。どれだけ多く見積もっても、例えば参加者全体の30%以上が家虎報告ツイート等をしている可能性は極めて低い。(なお、僕は家虎するかしないかでフォローの是非を決めてはいない)

確かに、数としては10%といっても幕張メッセでいえば700人だから、数としてはかなり多い。だから、家虎行動派の方が「家虎に難癖付けるのは多数派」と思うのも無理はない。

しかし、割合として考えると、『難癖つけるのが多数派』というのは事実と異なるのではないかとおもうよ。

 

家虎反対派は発達障害ではない。

さらに、家虎容認派・行動派の中には、家虎に反対している人は発達障害のなのではと書いている人までいる。

                            音質派

 

この人によると、家虎反対派が「演者の歌声を聞きに来たのになんでオタクの汚いコールを聞かなきゃいけないんだ」というのはカクテルパーティー効果がないからだ、発達障害でない人ならば、演者の歌声が聞き取ろうとすればカクテルパーティー効果で聞こえるはずだとかいている。

ここに関しては、事実と異なることをいっている

情報処理障害でいうと、例えばライブの場合だと「演者が言っている言葉の内容が聞き取れない」病気であって、家虎反対派の意見として出されている「オタクの汚いコールが聞こえる」は全く別のことだ。

電車内で会話をしていて、カクテルパーティー効果がある人であっても電車の音は聞こえるだろうし、また、会話中に突然大きな音が聞こえたら驚くのとおなじように、いきなり家虎が聞こえてきたら、カクテルパーティー効果と関係ないところで、その怒号が聞こえてしまうだろうと思っているよ。

 

 

家虎に関する主張はどれだけやっても構わないが、発達障害に関連して誤った情報を流すのは、一人の発達障碍者として許容しがたいです

 

 

家虎反対派の全てに賛同しているわけではない

ここまで書いたけれども、じゃあいかなる場合も家虎に反対するかというと、決してそういうわけではない

アイドルの中には家虎をむしろ推奨しているところもあるだろうし、そういうところで家虎に反対するのは違うだろうし、また、いくら家虎がうるさいからといって暴力手段に講じるのは間違いだとも思っている。

 

つまりは、厳密に言えば、家虎賛成・実行派、反対派どちらの意見にも伍しないというのが本当のところだ。

また、家虎をどうしてもしたい人のための解決策も考えている。

 

より多くの人が、ライブを楽しめるよう、手を取り合っていく必要があるなと考えているよ。

今回はここまでだよ。

家虎に限らずライブを楽しめる人が一人でも増えることを願ってしめくくることにするよ(^●ω●^)

 

コチラもオススメ!

なぜイエッタイガー・家虎が迷惑で厄介だと言われ、禁止されるのか。

ファン歴を自慢する人は残念だという自論

 

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