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メンサテストに確実に合格する対策法を元MENSA会員が考えてみる

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はいどうも、カワウソだよ。

 

このブログではたびたびMENSAIQについて書いている。今回もそのIQの話だよ。

(過去の記事はこちら)

なぜIQが高いのに成績が悪い人がいるのか

高いIQの持ち主は社会で成功するとは限らない

ネットのIQテストについて元MENSA会員が考える

IQ120前後がこの社会では最も生きやすいという仮説

 

今回はズバリ、MENSAに入るにはどうすればいいかについて考えていくよ。

僕自身は、MENSAについてはあまり大した機関だとは思っていない(一度脱退した)し、メンサテストの最大の関門は、実はその検定料だと思っている(なんと1万円もかかる。合否によらずテスト直前に払わされる)。僕が入会してしばらくしてからMENSA熱が加速したようで、HPで試験日程を見ると、『満員により申し込みできません』と出た。2020年現在は新型ウイルスの影響で一時中止しているのだけれど、おそらくこのパンデミックが終わって募集が始まれば、また受付が満員になるだろう。おそらく、IQの高さ以前に、受験そのものがひとつの関門となっているようだね。

しかし一方で、高IQに関する過度な妄想を抱く人の数が少なくなっているのもまた事実だろう。

MENSA会員が増え、意外と普通だということが判明したり、あるいは、僕含めたMENSA会員のブログやSNSの情報が少なからず貢献したりしているだろう。

(逆に、高IQをビジネスにしたブログや書籍もあるようだね。正直、同じメンサ会員のぼくからすると正しくないと思われる情報も多々あると。メンサ会員一般というよりも、自分自身のやり方でしかない部分を過度に一般化してかいているものが多いようだ)

とはいえ、なんだかんだでMENSAに興味がある人は多いみたいだ。

例えば、Googleの検索パフォーマンスを調べると、2018年11月の30日間で『MENSA』と調べられた回数は13,000回以上

テレビなどの効果もあり、「メンサって何か知らないけれどすごい人達のようだ」って思っている人は結構いるようだね。

今回はそんな人たちに向けて、MENSAの入会テストに確実に合格する方法をかんがえていくよ。

こちらもオススメ↓

小岩井ことりさんも入会!メンサ会員の特徴を現会員が考えてみた

 

メンサ対策その1:似た問題を解き解説を読む

メンサテストそのものは公開されていないが、類似問題はある

まず考えられる対策として、MENSAテストの過去問を読み込むことが挙げられるだろう。

大学受験でもTOEICなんかの資格でもなんでも、過去問主義者というのはいて、中には「過去問さえ読み込めば、本物の学力や英語力が低くても高得点をとれる」と思っている人もいるようだ。

さて、そんな過去問主義者の人に朗報だ。

実際、MENSAの類題を解きまくれば、十分テストに合格する可能性は高い

 

とはいっても、本物の過去問はネットでは公表されていないよ。

しかし中には、「これ、MENSAのテスト受けた人が作った問題だな」というIQテストもあって、さらには、それの(非公式ながら)解答・解説のサイトまで存在している。

くつかのサイトをみてみて、Google chromeからアクセスできる中で個人的に一番似ていると思ったのが、ノルウェーメンサの方が作ったとされるテストだよ。

 

出題形式・難易度ともにメンサテストと酷似しているよ。

 

(追記)

この記事におきまして、ノルウェーメンサのサイトには誤りがあると指摘し、その代替としてiqtest.dkという別のサイトをこれまで紹介してきました。

しかし、iqtest.dkを当記事よりアクセスした方がコンピュータウイルスのような異変を報告したこと、また、ノルウェーメンサが大幅に更新されており、より高い難易度になったことを受け、改めてこのノルウェーメンサのサイトをおすすめすることといたしました。

(注意)

Amazonにて、ジャパンメンサの入会テストの問題集を販売しているのを目撃しました。これは規律違反ですので買わないようにお願いいたします。

ジャパンメンサでは、入会試験を公表しておらず、また、問題は試験終了後に回収されます。人並外れた記憶力がない限り、その問題を暗記することは不可能でしょう。

また、Amazonの「試し読み」をしてみたところ、メンサの入会試験ではなく、上記したiqtest.dkの問題に類似した問題が見つかりました。

購入せずとも、ノルウェーメンサなど、無料で過去問の類似問題をいくらでも解くことができます。これを読んだ皆様は、購入されないようお願い申し上げます。

 

 

メンサ対策その2:IQを上げる

 

もう一つのメンサテスト対策として、IQそのものを上げるというのが考えられるよ。

 

対策その1が過去問主義だとするならば、こちらは学力主義とでも言うべき方法かな。

すなわち、IQが高ければ、類題を解かなくても余裕でメンサに合格できるという考えだよ。

 

僕自身はこちらの方だよ。

大学入試であれば、ある程度過去問研究は必要だと思うけれど、MENSAについては、試験内容と組織の活動内容との関連性が非常に強い。

つまり、IQのテストに合格した人が入る組織であり、入会したらIQに関係する、あるいは頭を使う遊びをするのだから、IQの高くない人が過去問を暗記して入会したところでたいして遊べないのではないかと思うよ。

だったら、IQの低いまま合格するよりも、IQを高くしてから入会した方がいいのではないかな。

それで、ではどうすればIQを高めることができるのか。

ズバリ、Dual-N-back課題が効果的だよ。

くわしいことはこちらの記事で説明しているけれど、このゲームをすることでワーキングメモリーが鍛えられるんだ。

それはつまり、流動性知能という、「経験に頼らず、推理・推測する能力」が鍛えられるということだ。

メンサなどのIQテストは、パターンや法則に気付く能力を測る試験だから、端的に言うと、

二重N back課題をすることで、IQがのび、結果的にmensaテストに受かる

ということが推測されるよ。

Dual-Nbackに関しての追記

この記事を投稿したあとに発見したのだけれど、どうもDual-Nbackはさして効果がないという論文があるようだ。

詳しくは説明しないけれども、Dual-Nbackをやったところで、DualNbackの能力は上がるが、それ以外の能力、例えば論理的思考力のようなものの向上は期待できないようだ。

そのため、今までおすすめしていたアプリも、紹介するのを止めることにしたよ。

 

IQを上げずにメンサに入ってもムダ

 

上でも少し触れたけれど、僕は、少なくともIQに関しては、過去問主義はムダだと考えている。

まだ、問題を考えるだけならまだいいんだけれど、思考を放棄して、いきなり答えを見るのはどうなのだろうという気持ちだよ(じゃあ解答ページを載せるなという話だけどね

 

というのも、メンサに合格したら、IQテストだけではなく、いろんな思考ゲーム・討論なんかをやるんだ。

すなわち、メンサのIQテストは、そう言った知的遊戯に必要な最低限のIQを持っているかどうか測るテストだと思う。

となれば、IQの低いままパターン暗記で入会しても、周りについていけず、たいして楽しめないのではないかなと思うよ。

 

さらに、お金の問題が結構バカにできない。

メンサは、受験料自体高いし、それに加えて、会員証発行・年会費などを入れると、さらにお金がかかる。

 

せっかくお金のかかる組織を受けるのであれば、テスト合格だけを目的とせず、いろいろと楽しんだ方がいいんじゃないかな。

その意味で、IQや思考力を高めるのが、メンサテストに合格するだけでなく、入会してメンサを楽しむための一番の方法だとおもうな。

 

また、メンサ会員にとってメンサの問題は難しくない。

あくまでも個人の意見なのだけれど、難しい問題を解くのではなく、誰でもわかるような問題をいかに間違わずに解くかのほうが大事だと考えている。というのも、(あくまで噂レベルなのだけど)、2問間違えたらアウトらしいからね。実際、ちょっとIQテストに興味ある人であれば満点が可能な問題ばかりだったよ。

創設目的からしても、対策しないと入会できないレベルの人は入らないほうがいいと思うよ。

 

メンサはもう古い⁉その他の高IQ

メンサ会員の質の低下のおそれ

メンサという組織そのものは昔から知られていたけれど、この頃はこれに入りたがる人が増えているようだ。

それで起こりうるのが、メンサ会員の質の低下だ。

とある関西の番組(マルコポロリ)で取り上げられ、そしてロザンの宇治原さんが入会したころあたりから、メンサについて調べる人が増えたようだ。

記憶する限りでは、マルコポロリの放送後、関西地方を中心として入会試験への応募が急増した、と後日談としてマルコポロリで紹介されていた。

それに伴い、対策のできるサイトもできた。もしかするとこのブログもその一つかもしれない。

 

それにより、上にあげたような、「実際は知能が高くないけど対策をした結果入会できた会員」が増えてしまった可能性がある。

実際、IQ90と診断されたにもかかわらず入会できた人もいたという。

今や、メンサは対策さえすれば入会できる組織になってしまった。

 

そこで、その対策として、これからメンサのような、高知能の人と交流したい人は、ほかの高知能集団を調べてみるのをお勧めするよ。

例えば、HELLIQ Societyなんかは、IQ160(sd 15)以上でなければ入会できない。

そういうところは、まだネットで対策法が掲載されていないようだし、メンサよりも入会のしがいがあるんじゃないかと勝手に思っているよ。

 

今回はここまでだよ。

メンサに限らず、多くの人が、短絡的な方法に走らず、本質的な手法を取ることを期待しているよ(^●ω●^)

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