はいどうも、カワウソだよ。
私的な話だけど、僕は現在ある女性とお付き合いしている。
彼女は僕より6歳年上だよ。アラサーだ。
なんとなく、男女のカップルといえば「年上彼氏・年下彼女」の構図、あるいは、「同年代の男」という構図があるように思う。
女性が年上、男性が年下というのは、あんまりいないように思うよ。
しかし、マイノリティーだからこそ、彼女が年上という関係の長所・短所がよりはっきりとわかるだろうと思っているよ。
今回は、自分の経験をもとにして、年上彼女(・年下彼氏)の良さを、考えてみるよ。
(この記事は、将来削除するかもしれないよ。その時は、どうか察してくれるとありがたいです。)
年上彼女・年下彼氏はもはやマイノリティーではない
あねさん女房は増加傾向にある
冒頭で、年上彼女はマイノリティーだとかいた。しかし、これはデータ的には正しくないよ。
確かに昔は女性の方が年上というのはマイノリティーだったけれど、現在ではむしろ、増加傾向にある。
コチラのデータによると、婚姻件数における、奥さんが年上の夫婦の割合は、いまから50年ほど前の1970年には10.3%。この時代は同年代夫婦さえ10.1%だったから、「年上夫、年下妻」が圧倒的多数だったんだね。
しかし、時代は変わった。2015年には、妻が年上の夫婦の割合は24.0%. 4人に1人が姉さん女房だ。
正直言って、このデータを見たときは驚いたよ。
ドラマやアニメでは、たいてい女性が年下というシチュエーションが多いように思う。
しかし現実は、姐さん女房は4組に1組もいる。これは決してマイノリティではない。
これから日本が男女平等の分野で発展し、女性の社会進出が今以上に活発になれば、年上妻の割合も増えてくるだろう。
そうなれば、姉さん女房という言葉も死語になるのではないかな。
年上彼女・年上妻の利点
『男女の役割』という意識がなくなる
以下、僕自身が感じている、年上彼女・年下彼氏のメリットを書いていくよ。
個人として最も強く感じているのが、「男女の家庭での役割意識」なる偏見がなくなるということだよ。
すなわち、『男は仕事をし、女は家事をする』といった意識がほぼ完全になくなるというわけだ。
若い世代ではほぼ完全に「女は家を守れ」という意識はなくなっていると思うけれど、それはむしろ女性の負担が増加しているともいえる。
つまり、『女性は仕事も家事もして、男性は仕事だけする』。女性活躍社会が導いた負の側面があらわれている家庭は少なくないと思われる。
年上彼女をもつと、こういうことは全くなくなる。
というのも、彼女の方が遅くまで働いているからだ。
僕は就職してまだ1年目だ(2019年現在)。
しかし相手は僕の何倍もキャリアが長い。
僕は現在、彼女の家に同棲している。もともとは彼女自身の家で、その後僕が上がり込んだ形だ。
この家は職場からもそう離れておらず、残業もない。
つまり、家にいる時間は僕の方が長い。
となると、家事は僕と彼女のどちらがすべきか。
当然僕がやるだろう。
彼女の方に仕事をさせて、その上で多くの家事までさせるような彼氏は、動けない等の重大な事情があるか、単にどうしようもないクズかのどちらかだ。
こういう事情によって、『女は家事をする』という考えは崩壊した。
そして、この『女が仕事をし、男が家事をする』ことで何か支障が起こっているかというと、今のところない。
とりあえず、『先に帰った方が家事をする』ことと決めている。
つまり、『男』が、とか、『女』が、とか、そういうのは全く関係なくなっているんだ。
もちろん、同年代・あるいは年上彼氏のカップルでも、彼氏側が積極的に家事をする人は多いだろうけれど、付き合い始めが『社会人彼女・学生彼氏』の関係であれば、半強制的に男性側が家事をするという関係が形成される。
つまり、年上の彼女を持つと、はじめの段階で、男性側が家事をすることがほぼ決まっており、それをせざるを得なくなる。しかし、家事をして支障がないとわかると、『男女の役割』という固定観念が意味を持たなくなる。
年上彼女・年下彼氏だと、男女の役割意識という概念がなくなりやすくなるんだ。
経済的には年上妻がいい?
僕たちは、結婚まで考えている。
そして、結婚し、生涯をともにするのを考えると、経済的な面でも、年上妻の方がいいように思う。
というのも、老後を考えた時、おそらく年下夫・年上妻のほうが楽だと思うんだ。
というのも、一般的に女性の方が男性より長生きだ。
平均で、6年ほど長生きなのだそうだよ。
ここで仮に、会社の定年年齢を70歳、男性の平均寿命を80歳、女性を86歳としよう。
もし同年齢の男女だとすると、70歳で退職してから、年金生活が、夫は10年、妻の場合16年も続くことになる。
(以下、老後になって働く等の要素は、簡潔化のため考えないものとする)
もし、妻の方が6歳年上だとすれば、妻は退職してから6年間は、夫の収入があるということになる。完全に年金生活になる期間は10年ということになる。
まあ、夫の方は、年金生活期間が10年ということはかわりないんだけどね。
これが、夫の方が6歳年上だとすると、夫の完全年金生活期間は4年(10年-妻が働いている6年)、妻は16年となる。
つまり、(夫の年金生活期間)+(妻の年金生活期間)の合計は、夫、あるいは妻が年上であった方が短い。
さらに、一般的に、男性の方が女性よりも収入が多い。(これは脳とか体調の問題というよりは、日本の会社で女性が昇進しにくいことに関係があるよ。)
それを考えると、夫が年下の方が、金銭面で困窮する恐れが減るのではないかと思うよ。
年上女性の魅力に気付ける
カップルがお付き合いするうえで、重視するところの一つに、『外見』がある。
とりわけ、男性はパートナーしとして可愛い人を選ぶことがおおいのではないかな。
昭和では、「女はクリスマスケーキで、25を超えたら一気に価値が下がる」なんていわれていたそうだ。
しかし時は平成、そして令和へと移り変わった。
そこで発見したのは、アラサーでも魅力的な人は魅力的だということだ。
いわゆる見た目が可愛いというのとは少しちがう。
見た目を言うのなら、『可愛い』というよりもむしろ『美しい』とか『色っぽい』といった方がよいだろう。
しかし、年上の可愛さ、アラサーの可愛さはそういうところにあるのではない。
ギャップだ。ギャップこそ年上女性の可愛さを最大限に引き出す因子だ。
彼女はかなり仕事ができる人だ。昭和の言葉でいうと、キャリアウーマンといったところだろうか。
そんな彼女がつかれて帰宅し、ベッドに横たわる。
この寝顔を見るとき、僕は何とも言われぬ高揚感を抱く。
なんというか、「カワイイ女子」とは違うものを感じる。
普段強い人が見せる弱さというか、この姿が逆に強さをしめしているというか、もうこれは正直体験した人にしかわからない。
とにかく、ギャップの引き出す可愛さが年上彼女から見出せる。
これはもう年下彼氏の特権だと思うし、だからこそより一層、「僕がいなけりゃダメなんだから」というきもちにもなるよ。
年上彼女・年上妻の欠点
年下彼氏がヒモになる
とはいえ、年上彼女・年下彼氏の関係にも欠点はある。
その一つが、『彼氏がヒモになりやすい』ということだ。
一般に、男性は同年代の女性よりも4歳精神年齢が低いと言われている。
つまり、お互いの精神年齢を同じにするためには、彼氏は彼女より4歳年上でなければならない。
逆に、彼女が年上だと、その差は一層激しくなる。
実年齢が6歳差だと、精神年齢はなんと10歳差!
となると、年下の彼氏は、彼女をとても落ち着いた、母性ある存在に見てしまう。
逆に彼女からすると、彼氏は自分よりも10歳若い、ともすれば年の離れた弟のように感じるかもしれない。
悪い場合、彼氏の側が過度に甘えてしまう。
さらに、彼女が稼いでいるから、自分は働かなくていいやと思ってしまったり、いわば、母親をこき使うニートの息子みたいな存在になってしまいかねない。
全国の年下彼氏の皆さんには、この点を十分に注意してもらいたいな。
彼女から別れを切り出される
さて、こういうヒモニート化しがちな年下彼氏を、年上彼女側から見てみよう。
ガキでしかない、まったく自立していない。一般的な言葉でいうと、男らしくない。
そうなると、突然彼女が別れを切り出してくることも可能性としてあり得るね。
実はこのことを、僕自身大変危惧しているよ。
年上彼女は頼りになるし母性のある存在だから、つい甘えてしまう。
しかし、それが過ぎると、女性側からしてうざったいものとなってしまうかもしれないね。
今回はここまでだよ。
この記事が消される日が来ないことを、誰より一番望んでいるよ(^●ω●^;)
コチラもオススメ!