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なぜIQが高いのに成績が悪い人がいるのか



はい、どうも。ヤマダカワウソだよ。今日も頑張っていこう。

先日、ドラゴン堀江という、ホリエモン含む成人男女が東大合格を目指すという番組を見たよ。

 

その、東大を目指してる人はホリエモンを合わせて4人。その4人は

東大合格経験のある堀江貴文

IQ148の塾講師芸人・オバンドー吉川

早稲田中退の文系最強芸人・TAWASHI

明治卒のグラビアアイドル(一橋を目指していた)・わちみなみ

 

という、これだけ見るとなかなかハイスペックなメンツだ。

 

みんなポテンシャルは高そうだし、全員かどうかは別として、少なくとも1人は受かるだろうとにらんでいるよ。

 

さて、その1人、IQ148の芸人・オバンドー吉川さんについて紹介していこう。

このかたは、現役のMensa会員

数学が得意なようで、実際センター模試では200点満点中198点を取得している。

 

しかしこの人、1つ難点があった。

それは、英語がかなり弱いというもの。

模試では106/200点だった。

 

では、なぜ彼はMensa会員で高IQにもかかわらず英語ができないのか、そして、なぜ高IQの人の中に、勉強ができない人がいるのか、考えていこう

 

IQが高くても学歴の低い人はいる

MENSA会員は中退が多い

 

僕がMensaにいたころ、新会員が自己紹介する機会があった。

そこで知ったことは、

Mensa会員の中には高校や大学を中退した人が結構な数いたということだ。

 

東大や東工大・早慶の会員がいると同時に、高校大学を中退し、どちらかというと頭脳労働でなく体力を使う仕事に就いてる人も結構いた。

あくまで個人的な実感だけど、高校か大学を中退した人が一般より多いように感じたよ。

 

テレビのMENSA特集では、東大・東大院・東京理科大在学のMENSA会員が宇宙論について話しているところを見たことがあるけれど、あれはMENSA会員の一部でしかなくって、ああいう画面に映る人達がすべてではないということも知っておいてほしいよ。

 

IQの高さと記憶力とは必ずしも一致しない

暗記力とIQは一切関係ない

 

オバンドー吉川さんの話に戻ろう。

なぜ彼が英語ができないか。

本人曰く、「覚えること(英単語)がむっちゃ多い」とのことだ。

番組では、ホリエモン自ら作成した単語帳を使って英単語を一週間に1,100語覚えるように言われていた。

しかし、オバンドー吉川さんは週に100語ほどしか覚えていないのが現状のようだ。

 

IQが148あっても、記憶力が人並み以上に優れているわけではなさそうだ

 

このことは僕にも当てはまることだよ。

僕は英検1級を受験しているんだけど(二次試験で不合格になりました)、一次試験にある英単語・熟語の問題は、25問中15問しか正解していないよ。

自分の中では結構勉強したつもりだったけれど、それでも6割ほどしか覚えていない。

読解問題と英作文とで一次試験になんとか合格したはいいけれど、実感しているのは、自分は他の人以上に単純記憶の能力が弱いということだ。

 

これは英単語だけではなく、他の暗記作業でも当てはまることだ。

僕は漢字が本当に苦手だ。

勉強は比較的得意だったけれど、大学模試や漢検の書き問題で、満点を取ったことは一度もない。

 

IQと、記憶力とは、まったく別の能力だと推測されるね。

 

MENSAで測れるのはパターン発見力のみ

MENSA会員の中に単純記憶力が低い人がいるのは、当然かもしれない。

というのも、IQテスト、特にMENSA入会試験など、医学的でないIQテストは、記憶力のテストが一切出題されないからだ。

 

ネットにあるIQテストを受けた人ならわかるだろうけれど、巷間で言われているIQテスト(MENSAのテストもこれに含まれる)は、記憶力を試す問題が1問もない。

上に挙げたテストはまだいい方で、MENSAのテストはこれ以下だ。いわば、パターンに気付ける能力しか計測されない。

もちろん、このパターン認識能力を測るだけで、それと関連していると考えられる能力、例えば推論力や論理の度合いなど、の高低は見積もることができるだろう。

 

しかし、このパターン認識能力と、単純記憶の能力は相関性が低い

脳には部位ごとに役割がわかれている。

その中で、思考をつかさどるのが前頭前野という部分。

一方、主に記憶の整理をするのは海馬という部位だ。(前頭前野も記憶にかかわっているけど)

(参考サイト: 大脳皮質のお話 脳と記憶、記憶のされ方

 

つまり、IQが高いけど用語や単語の暗記が苦手な人というのは、前頭前野の働きは優れているが、海馬はイマイチ、なのかもしれないね。(あくまでも可能性です。断定するものではありませんのでご了承ください)

 

なお、僕自身、自分の海馬はほぼ全く機能していないんじゃないかと思っているよ。

というのも、海馬は記憶だけでなく空間学習能力もつかさどるんだけど、僕はこの能力が皆無だ。

まず、地図を理解できない。どのくらい読めないかというと、とある大学の文化祭に行ったとき、地図を読んだにもかかわらず、キャンパスに入場してから目的の教室につくまでに1時間かかったほどだ。ストレートにいけば10分以内につく距離にもかかわらず、だ。

自分の大学でもたまに迷うことがあるしね。

 

話を戻そう。

つまり、論理的な思考が得意だからといって、記憶力がいいとは限らない

そして、少なくとも日本の大学入試や高校の試験では、ある程度の記憶力は必要だろう(少なくとも英単語は記憶する必要があるだろう)。そしてその能力は、IQとは関係ない。

IQが高くても学業成績が悪い人がいるのは、このあたりの問題が絡んでいるのではないかと思っているよ。

 

 

どうすれば高IQの人が大学受験を突破できるか

関連させて記憶する

では、どうすれば、IQの高い人が好成績を取ることができるのか

上記したように、IQが高くて成績が悪い人は、パターン認識能力は申し分ないが、記憶力に難がある可能性が高い。

となれば、そのパターン認識力を活かして覚えるのはどうだろうか。

 

例えば英単語の場合、接頭語とか接尾語とか言うのがある。

 

例えば、complete(完璧な)という単語は

com(完全に)という部分とplete(満たされた)という部分からできている。

かといって、「com=完全な」と覚えるのも、また覚える分量を増やすことになる。

 

そこで、例えば同じ”plete”のつく語、例えばdeplete(~を枯渇させる・”de”はdemeritやdevalueなど、否定・落ちる 等マイナスの意味 )や replete(~で満ちた)と一緒に覚えるとどうだろう。

そうすると、”pleteは満ちるという意味”だというパターンに気付くだろう。

このように、パターンをつくることで、丸暗記の負担を和らげられるうえ、自らの得意分野を活かして覚えられるのではないかと考えているよ。

 

(もちろん、このパターンが通用しない単語もあるけれどね。英検1級レベルの単語はそういうのが多いように実感しているよ)

 

テストは記憶力を上げる

さらに、脳科学的に効率的な記憶の仕方がある。それは、テストをすることだ

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学によると、授業で小テストを実施すると試験の成績も上がったそうだよ。


どうも、想起する、思い出そうとすることで、より強く記憶に残るそうなんだ。

某東大主席卒業弁護士が、何度も目に触れることで覚えるという勉強法をやっていたそうだけど、脳科学的には、7回読み勉強法よりも想起学習の方が効率的のようだね。

 

なお、想起学習は、具体的に言えば、単語カードだよ。

オバンドー吉川さんは何度も「見て」覚えようとしているけれど、脳科学的には、単語カードを作ったり、そうでなくても、日本語訳の部分を手で隠して思い出そうとして勉強する方がいいみたいだね。

 

 

まとめると

IQが高くても勉強ができないひとは、IQと関係が薄い記憶力の部分に問題がある可能性がある。

解決するには、暗記事項にパターンを見出して覚えたり、想起学習をしたりすることで、効率的に覚えることができるのではないか。

 

今回はここまでだよ。

受験に挑む人、暗記が苦手な人は、ぜひ参考にしてみてね(^●ω●^)

 

コチラもオススメ!

元MENSA会員の僕が、『IQの高い人』について客観的に考える

【たくさん読んでも無駄である】前田英樹 愛読の方法 読了

 

今回触れた書籍はこちら


Published by english-otter

早稲田大学先進理工学部生。英語とクイズ番組が好き。 社会問題も興味あり。計算も好き。要はたいがい好き。 好きな人は小倉唯。男性は伊沢拓司。 twitter @english_otter Naverなどまとめサイト・キュレーションサイトへの無断転載は禁止しておりますのでご了承ください

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