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マスコミが偏向報道する時代になぜ新聞を二紙読むべきなのか

更新日:

はいどうも、カワウソだよ。

 

現代はフェイクニュース・偏向報道の時代だ。

ウィキペディアで「偏向報道」と調べても、政治やスポーツなどで間違った報道・自社の論調に都合の悪いニュースを報道していないなどの事件が挙げられているね。

 

そういうのが話題になる中で、10代・20代の新聞購読率は非常に低い。

毎日新聞の調べでは、朝日新聞・毎日新聞・読売新聞の購入者の64.7%が50代以上20代はわずか1%、30代でも9.7%という数字になっている。

ネットからもニュースは読めるし、紙の新聞を読む必要はなくなった。そういうように思えるね。

 

でもしかし、こういう時代だからこそ、僕は、新聞を読んだ方がいいのではないかと思っているよ。

それも、1紙だけではなく、複数読んだ方がいいと思っている。

今回はその理由を考えていくよ。

 

(新聞社へのステマではありませんのでご安心ください)

 

 

日本人はフェイクニュースに騙されやすい

世界一新聞を信じる日本人

 

日本人は偏向報道の影響を受けやすい国だ。

ガベージニュースによると、日本人のうち、新聞・雑誌にたいして「信頼する」「やや信頼する」と答えた人は45%調査された国の中ではトップだ。

調査されている国は、アメリカやオーストラリアのような先進国から、韓国・中国といった新興国までさまざまだ。

全体的に、フィリピンや中国などアジア諸国は新聞への信頼度が高く、メキシコやアメリカ・オランダなど欧米諸国は値が低い。

 

この傾向はテレビへの信頼にも言える。

テレビへの信頼度高い国は上から順に、フィリピン・中国・日本・韓国・シンガポールと、アジアがトップ4を占めている。

 

 

欧米のメディア観・日本のメディア観

これは、アジア諸国のメディアの質が欧米のそれよりも高いからだろうか?

そういうわけではないだろう。

 

ウィキペディアによると、日本と欧米とでは、メディアに対する態度が大きく違うそうだ

引用すると

日本と欧米などでは「表現責任の帰属」に対する考え方が大きく違う。すなわち欧米などでは「表現者個人」であるが、日本では「マスコミ」であり、いわゆる「表現考査」は表現者個人ではなくマスコミによって行われている[1](詳細は表現の自主規制を参照されたい)。

このため、欧米などでは古くから情報の受け手、すなわち視聴者や読者それぞれが、複数のマスコミ報道を比較・検討して「真実性の判断をする」ことが普通で、今日ほぼ定着しているのに対し、日本ではメディアの多様化とは裏腹に、未だ視聴者や読者の多くが、例えばマスコミ1社の、自分にとって良し悪しのいずれについても「都合のよい報道」をそのまま「真実と受け止めてしまう」ことが多く、例えば特定の食品が健康によいと報じられると、途端に店頭での売り切れが続出する、ところがその後、その食品の効果がさほどでもなかった、あるいは最悪は全くなかったことが別途報道されると、今度は一転して全く売れなくなる、そしてその食品が健康によいと発言した発言者ではなく、その発言を報じた報道機関に対して一斉に批難が集中、直接責任を問うといったことが繰り返し起こっている。これは大手マスコミ主導で世論が動くことの裏返し、すなわちごく一部の大手マスコミの主観論に流され、民主主義の形成・成長・維持に絶対不可欠な「少数意見の尊重」を阻害しかねず、最悪は大手マスコミによる直接的な情報操作や不正などを大衆が見抜くことができなくなり、誤った道に嵌る危険性をも孕んでいる。このことから日本ではメディア・リテラシー教育の必要性が声高に叫ばれてもいる[1][3]

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欧米の人たちは、マスコミ報道をいろいろ比較して、「比べた結果、真実はこうだろう」と自分で判断する。

一方日本の人は、テレビや新聞の報道をそのまま「真実」と受け止めてしまう

 

すなわち、日本人はマスコミがフェイクニュースや偏向報道をした時、それを間違っている・偏っていると判断する習慣がない。

欧米人は、偏向報道が流されたとしても、いろいろ自分で検索したり、他のメディアを見たりして、「どうも間違っているようだ」と判断する傾向にあるという。

 

もちろん、欧米のスタイルにも欠点はあるだろう。

というのも、真実のニュースであっても「フェイクニュースだ」と判断する人が出てくるからね。ネットには嘘の情報もあふれているし、判断力が鍛えられる前にそういう情報にまみれてしまうと、嘘を真実と信じこんでしまいかねないね。

両者の欠点をなるべく排除した方法を考えなければいけないね

 

新聞を二紙よむことのメリット

偏向報道に気付ける

では、新聞を読む際にそういったフェイクニュースを見抜く方法はあるだろうか

僕は、偏向報道によるバイアスを消し、フェイクニュースに気付くためには最低二紙取らなきゃいけないと思っている。

コストの面もあるし、一紙だけ定期購読して、気になるニュースがある日だけはコンビニで別紙をかう、というのもいいけれどね。

 

というのも、一紙だけでは、何がフェイクで何が真実か、わからないからだ

 

いくらなんでも、記事全部がニセというのは存在しないだろう。

とはいえ、自分のイデオロギーにあったものをメインで報道するのが新聞だろう。

実際、例えば自民党総裁選での態度は毎日新聞と日経新聞とで違っていた。同じ結果だったにも拘わらず、「石破氏善戦」と「安倍快勝」と、まったく違う解釈をしていた。

こういう場合、二紙取っていると、「なぜ解釈が違うのだろうか」と考えることになる。

そして、「日経はxという情報をもとにAと書いているけれど、毎日はyという事実を根拠にBと書いている」のように解釈できる。

 

逆に言えば、日経はyという情報を軽視し、毎日はxという事実を遮断したことになる。

こういうことがよくあるんだ。

 

自らの主張と反することは伝えようとしないのが新聞だとすれば、イデオロギーの異なる新聞を読めば、どういう情報が隠されていたか、お互いがお互いを暴露しあうことになる。

偏向報道に対して有効だと思うよ。

 

新聞の中の「事実」と「主張」を区別できる

そして、二紙とるもう一つのメリット。

それが、新聞の中から「事実」を抜き出せることにある。

どういうことかというと、新聞記事の中には、タイトルや本文の中に主張を入れてくるものがあるんだ。

 

上に挙げた「石破氏善戦」「安倍氏快勝」がその例だろう。

記事のタイトルは、当然大きい字で書かれている。ぱっと見でその内容がわかるようにしている。

しかし新聞社はそこを狙って、自らのイデオロギーを入れてくるようだ。

もし一紙しかとっていないならば、こういったイデオロギー入りの記事も「事実」と思ってしまうんじゃないかな。

 

それを解消するためにも、イデオロギーの違う二紙を買うのは有益だと思っているよ。

 

 

どういう新聞を読めばいいか

イデオロギーの異なる新聞

さて、ではどういう二紙を買えばいいかかんがえていこう。

これは、答えがほぼ出ている。

論調の違う新聞を読むということだ。

 

具体的には、読売新聞を読んでいるとすれば、同じ保守系の産経新聞よりかは、朝日新聞や毎日新聞を読むことをお勧めするよ。

実はこれ、佐藤優さんや池上彰さんも賛同しているやりかただよ。

これにより、例えば読売が取り扱っていない(読売のイデオロギーに合わない)ニュースでも、毎日や朝日を読めば知れる。逆もまたしかりだ。

こうすることによって、より世の中を知れるのではないかな。

 

ネットも活用すればいい

今まで紙面媒体のことしかかいていなかったけれど、この時代、オンラインの情報を使うのも十分効果的だ。

もちろん、信憑性の低いサイト・バイアスのかかったサイトは信頼できない。

 

僕は東洋経済オンラインをよく読んでいるよ。

そこまでイデオロギー的なものはなく(読売よりは左かな?)外交問題など、日本の新聞がよわい(と僕が思っている分野)にも対応している。

 

こういうサイトを選ぶことで、偏りなく多くの情報を得られるのではないかな。

 

 

以上をまとめると

 

新聞は一紙だけではフェイクニュース・偏向報道の餌食になる。それを防ぐために、イデオロギーの異なる新聞を複数読むことを推奨する。

 

かな。

 

今回はここまでだよ。

偏向報道に、惑わされないようにしよう(^●ω●^)

 

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