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なぜ一部の自称フェミニストは春名風花を名誉男性と呼ぶのか

更新日:


はいどうも、カワウソだよ。

2018年末に起こったキズナアイ騒動に関して、女優・声優の春名風花さんのツイートが話題になっている。

 

 

春名さんは、『キズナアイは性的搾取』という意見に対して真っ向から批判しているんだ。

しかし、そういう春名さんの態度が気に入らない人もいるようで、一部の人からは『名誉男性』と呼ばれているようだ。

 

なお、このツイートで春名風花さんが引用RTしているアカウントはフェミニズム活動をやっている、いわゆるフェミニストだ。

しかし、そのフェミニズム活動者が、春名風花さんと衝突し、あげくの果てには『名誉男性でいいのか?』とまで言っている。

 

春名風花さんの意見に関して色々思うところはあるだろう。おそらく、Twitterなどでフェミニズム的活動をする人とは意見が対立する。

しかし、それだけで『名誉男性』とレッテルを貼っていいものなのだろうか。

今回は、名誉男性とは何か、その定義を知るとともに、本当に春名風花さんは名誉男性なのか、そして、なぜフェミニストの一部は彼女を名誉男性扱いするのか考えていこう。

 

*注意

この記事はフェミニズム活動を妨げる意図はございませんし、女性蔑視の意図もございません。むしろ、本当に女性にとって有益なフェミニズムとはなにか、そういうことを考えていただくきっかけになればなと思っています。

 

(追記)

春名風花さん本人より、いい記事との評価を受けました。

 

こういった評価によって忖度することはありませんし、はるかぜちゃんさんが明らかにおかしいと判断される場合は反対いたします。

そういう信念のもとにこれからもブログを書き続けていくことをここに記します。

 

春名風花は名誉男性ではない

名誉男性とは

名誉男性という言葉はどういう意味だろうか。

調べてみると、小林よしのり氏のブログにその定義が載ってあった。

女性なのに、男尊女卑の「男系原理主義者」になっている女を「名誉男性」と言う。稲田朋美や櫻井よしこも、「名誉男性」として、自称保守の懐古趣味オヤジのアイドルになってご満悦である。

 

南アフリカがアパルトヘイトをしていた時代、欧米諸国が人道的理由と称して南アフリカとの貿易を縮小していたにも関わらず、日本は貿易を変わらず続けていた。そのため当時南アフリカから日本人は『名誉白人』として扱われていた。

おそらくは、それをもじった言葉なのだろう。

『名誉男性』とは、有色人種でありながら人種隔離政策解消を阻害した『名誉白人』と同じように、女性でありながら男女差別問題解消を阻んでいる人のこと、ということになる。

 

男性原理主義者といわれても仕方のない女性は確かにいる。

小林よしのり氏は他の名誉男性の例として杉田水脈氏も挙げているが、女性の権利を守るよりも男性ウケを重視する人のことを言うようだ。

 

あるいは、稲田朋美氏は過去、

女性の割合を上げるために能力が劣っても登用するなどというのはクレージー以外の何ものでもない」

「保育所増設の政策などを見ていると、『本当に母乳を飲んでいる赤ちゃんを預けてまで働きたいと思っているのか』疑問に思う」

など、女性活躍に反対するように思える発言をしている。

(参考記事 女性の本当の敵は、実は「名誉男性」かもしれない

別の言葉を使えば、ミソジニー(女性差別)女性ということだね。

 

(追記・訂正)

『名誉男性』という言葉は小林氏が作った言葉だと思っていましたが、実際には英語に『Honorary male』という言葉があり、それが邦訳されたもののようです。

Wikipediaには以下のように書いています。

An honorary male or honorary man is a woman who is accorded the status of a man without disrupting the patriarchal status quo. Such a woman might be considered “one of the guys” by the men she associates with.[2]

(訳)『名誉男性』とは、家父長制の現状を壊さずにステータスを与えられた女性のことである。そのような女性は、彼女が交流する男から『男のうちの一人だ』とみなされることがある。

 

間違った情報を掲載していたことをお詫び申しあげます。

 

春名風花はフェミニストだ

 

では、春名風花さんはこういった『名誉男性』なのだろうか。

僕はそう思わない。女性の権利をはっきり主張するという意味では、むしろフェミニストだと思っている

 

たしかに、一般に言われる『女性活躍』的なフェミニズムとは一線を画しているようなツイートもしている。

例えば、以下のようなもの

 

「専業主婦でいいじゃん」というのは、一見、女性活躍から遠ざかる、ミソジニー的意見かもしれない。

でも、そうじゃない。

 

男性に専業主婦になることを強いられたり、セクシー衣装を着せられたりする場合は実際あるだろうし、そういうことを無理やりされる状況は、減らし、殲滅していかなければいけない。

でも、春名さんが言っているのはそういうのではなく、女性の方から、「専業主婦に本気でなりたい」「アイドルになりたい」という希望があれば、その意見は十分に重宝されなければいけない。ということだ。

 

女性の意見を大事にするというのをフェミニズムといわずしてなんというのだろうか。

女性の意見を大切にするという点で、ぼくは彼女のことをフェミニストだと思っているし、ぼくも彼女のようになりたいと思っているよ。

 

海外のフェミニズムに見る『おかしさ』

どうも、ヨーロッパの先進諸国、これは経済的な面だけでなく、人権意識も非常に高いとされている国、において、ちょっとおかしなことが起こっているようだ。

Twitterで見た話を紹介させていただく。

 


その方はフランス在住で娘さんがいるのだけれど、コロナによる休校によって、娘さんが『再び』ピンク色を好きになったというのだ。

どういうことか。

娘が言うには、ピンクのような『女性的な』色の服を着ると仲間外れになるのだそう。それで、学校ではいつの間にかそういう色を好まなくなっていたという。しかし休校でその呪縛が解けた結果、再度自分がピンクが好きということを再認識したという。

これってどうなのだろうか。

確かに、「女はピンクを着るべき」という主張は差別に当たる。しかし、彼女が自主的にピンクを好きになって、それを否定するのはどうなのだろうか。

『今まで女性=ピンク色という認識が刷り込まれていたから、その子がピンク好きなのも本来嘘だ』なんて主張に基づいているのかもしれないけれど、それならば『女はピンクを好きになるな』という風潮を作り出しているそのフランスの学校は逆に差別を助長していないだろうか。

 

今、今までの男尊女卑の反動で、こういう『差別』が正当化されようとしている。

はるかぜちゃんを名誉男性呼ばわりすることも、このフランスの『脱ピンク色好き女子』と同じことになっていないだろうか。

女性の側が、根っから好んでいるもの、なりたいものが今までの女性像と合致していたとして、それが逆に叱責されるような世の中は本当にフェミニズムなのだろうか。

僕は、男尊女卑の撤廃と、女性が女性らしい恰好を好むことは両立すると考えている。

この両立を実現することが、本来の意味におけるフェミニズムなのではないかな。

 

なぜ自称フェミニストは春名風花を受け入れられないのか

フェミニズムとミサンドリーを混同していないか

 

また、春名風花さんは、いわゆる自称フェミニスト以上にフェミニズムなところも持っているように思う。というのも、キズナアイ問題以上に重大な女性人権問題に関する意見を主張しているからだ。

 

もちろん、彼女だけでなく、多くの女性が、このフェミニズムを突き通している。例えば小島慶子さんは(キズナアイへの態度は春名さんと違うけれど)、女性の人権問題について真摯に取り組んで、意見を言ったり情報を拡散したりしている。

 

しかし、中にはどうも、フェミニズムとミサンドリー(男性嫌悪)とを混同している人もいるようだ

 

あくまでも僕が見ている中で、フェミニズムとミサンドリーとを混同しているとおもったツイートがコチラだ。

この人は声優・小倉唯さんのファンのマスコミ関係者の方なんだけど、唯さんが女子大に進んだ理由をこう推定している。

 

もちろんその可能性も十分あるし、それを捨てては絶対いけない。

しかし、僕は、このバロリスタ氏のツイートは多くの人に失礼だと思う

場合によっては、フェミニズムをむしろ阻害するような、男性主義的なツイートだ。

 

そういうことか説明していこう。

 

まず、小倉唯さんのファンは半分以上が男性だ。

小倉唯さんが男嫌いかどうかは僕にはわからないけれど、もし本当に男嫌いでそれが発覚したとすれば、男性ファンは減るだろう。

あくまでも僕の意見にすぎないけれど、彼女が男性嫌いを公表していない以上、彼女の男後嫌いをツイートは小倉唯さんに失礼なツイートではないかなとそう思っている。バロリスタ氏は女性擁護を自称しておいて、逆に彼女の活躍を妨げているように感じたよ。

 

もちろん、男性の目が嫌いで女子大に入った人もいるだろうけれどね。それを否定することは一切しないよ。

そういう人の意見はしっかり大切にしていかなければと思うけれど、果たしてそれが小倉唯さんにあてはまるかどうかは全くの別問題だ。

 

 

同じように、春名風花さんを名誉男性と呼ぶ人は、フェミニズムとミサンドリーとをごちゃまぜにしているのではないかな。

あるいは、自分の意見と春名さんの意見が対立した結果、彼女を名誉男性とレッテル張りをしてしまった可能性もある。

 

ただし、ミサンドリーとフェミニズムを混同すると、一層フェミニズム・あるいは女性の活躍が妨げられてしまうというのが本当のところなように思うよ。

その点は十分注意が必要だと思うな。

 

エマワトソンとフェミニズム

春名風花さんに限らず、女優のエマワトソン氏もまた、春名風花さんと同じような経験をしているようだ。

エマ・ワトソン、「フェミニスト失格」と炎上

この記事によると、エマワトソンさんは「今まで出会った最高のフェミニストのうち幾人かは男性だった」「女性も女性を差別しているという点で男性と同罪だ」と発言したという。

こういった発言で、Twitterでは、もう彼女はフェミニスト失格だという声が挙げられていると、イギリス紙が報道している。

 

エマワトソンさんの発言を正しく読めば、『男性の中にも素晴らしいフェミニストはいるし、女性だからって女性を差別しちゃダメだ』ということになる。別に、『男ってすごい!』みたいなことを言っているわけではないし、フェミニストからすれば、フェミニズムを阻害する人は男性であれ女性であれどちらも等しく罰せられるべきであろう。

にも拘わらず、ワトソンさんをフェミニスト失格という声がある。

 

フェミニズムの目標の一つは、男性優位主義の撤廃なのではないだろうか。そして、素晴らしい男性フェミニストの存在は撤廃を促進していることになるし、女性差別をする女性は自身の目標の妨害者だ。だとすれば、前者を称賛し後者に注意するのは当然のことだ。

ミサンドリー的にではなく、もっと合理的に考えなければ、本当の意味での女性解放は実現されない。僕はそう考えているよ。

 

 

 

男性フェミニストが注意すべきこと

自分の意見を押し付けない

自称フェミニスト・特に男性でそのような思想を持っている人が意識しておくべきことを、自戒をこめて書くことにするよ。

 

自分が立てた仮説は、必ずしも女性の賛同するものではないということだ。

 

もちろんこれは僕自身にも言える。

春名風花さんの意見を過半数の女性が受け入れないのであれば、彼女の意見は注意してみるべきだと思うし、バロリスタさんのツイートが小倉唯さんに失礼でないのなら、僕はしっかり反省する。

大切なのは、男性が考えた一見「女性尊重」な考えが、当の女性たちにとって本当に「女性尊重」だとは限らないということだ。

 

だからこそ、女性の意見をしっかり聞いて、その上で判断・行動すべきだと思うよ。

 

 

男性は、自分が女性を理解できていないことを理解すべき

 

ここまでなんどか書いてきたけれど、男性は女性のことを完全には理解できない。

一見差別的だけれど、そもそも同性同士だって全部わかっているわけではない。

 

だからこそ、相手の意見をちゃんと聞く。先入観なしに、そのまま受け入れる。

 

前回、キズナアイ騒動から、本当のフェミニズムを考える を執筆した時、僕は、自分自身がもっとフェミニストになろうと思っていた。

そして後日、女性の感覚とぼくの感覚とに大きな乖離があったことを気が付いた。

それが以下の連ツイートだ。

 


僕からするとなんでもないようなことが、女性にとってはとんでもなく怖いことだと知った。

これを受けてより強く思った。

自分だけで、『女性とはこういうものだ』と決めつけることはできない。

 

意見や理論は大切だけれど、それを多くの女性が反対するのであれば、それは間違いである。

このことを強く意識して、活動していこうと思うよ。

 

名誉男性と呼ばれないためにすべきこと

とはいえ、どれだけいったところで春名風花さんを名誉男性呼ばわりする人は絶えないだろう。

いったいどうすればいいのか。

 

男性優遇とは思えないようなツイートをすればいいのだと思う。

春名さんが男性優遇者でないのならば、男性優遇とみられないツイートをしたところでおかしくない。

 

ただ、これに関しても、春名風花さんはやっているように思う。

春名さんは職業柄(この表現も本来あってはならないことだが)、むしろ危ない男から狙われることが多かったようだ。

 

「犯人は男」だとは直接書いてはないが、性犯罪者の男女比から推測するに、男から狙われることが多かった可能性が高い。

もし本当に彼女が名誉男性であれば、このようなツイートはしないではないだろうか。

「レッテル貼りを逃れようとして本心でもないことを書いているだけだ」という人もいるかもしれない。しかし、本心かどうかは本人以外だれにもわからない。

僕は、彼女に限ったことではないけれど、本心によるものだと信じている。

 

名誉男性になろうとかそういう思いなしに、本当に自分の頭で考えたこと、本当に体験したことをありのままに書いている。

だから、僕は春名風花さんを名誉男性だとは思っていない。

 

 

今回はここまでだよ。

日本の女性が、今以上にもっともっと住みやすくなることを心から応援しているよ(^●ω●^)

 

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