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声優

小倉唯がすでにアイドルの域を超えている件について。

更新日:

2018年8月15日。小倉唯さんの誕生日だ。

 

以前はアイドル声優といわれることもあったが、現在の小倉唯さんを見ていると、とてもそうは思えない。

別に侮蔑の意味を込めたわけではく、むしろ、小倉唯さんには「アイドル」というくくりに入れるにはもったいないものがある。

今回は、声優・小倉唯について、彼女の誕生日である8月15日本日、語りたいことを語ることにする。

 

 

1.アイドル声優とは

1.1.アイドル声優は「アイドル」の「声優」

この議論を考えるうえで、アイドル声優の定義を確認したい。

アイドル声優とは、端的に言えば「アイドル」な「声優」であろう。

 

では、アイドルとは、声優とはどういう存在だろうか。

まず、後者、声優に関しては定義は簡単だろう。

広義で、映像作品や音声作品に音声を入れる人のことだ。

その中でも一般に「声優」といわれて思い浮かぶのはアニメ声優だろう。以下、この意味で声優という言葉を使用することにする。

 

では、アイドルとはなんだろうか。

このアイドルという言葉は、何とも言い難い曖昧さを持ち合わせている。

アイドルの原義は偶像でありすなわち崇拝の対象となる。しかし、世のアイドルがこの使われ方をしているかどうかは非常に怪しい。

 

当然実際に崇拝している人もいるだろうが、それ以上に親しみやすさというものがある。

Wikipedia では、日本のアイドルは成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物とされている。

 

思えば、AKB48もももクロも、最初から完璧だったというよりは、むしろその反対に近い。AKB48の観客がわずか7人だったのは有名な話だが、ほかのアイドルも同じように、最初は少人数・歌やダンスも伸びしろのある状態からスタートしている人が多いだろう。

 

以上のことを踏まえると、アイドル声優とは、

成長段階にあり、その成長する姿をファンとともに楽しむ声優

ということになる。

 

1.2.アイドルと俳優・女優

アイドルの定義を、もう一つ別の視点から考えてみよう。

アイドルを、俳優や歌手と比較してみるとどうだろうか。

 

ここでもまた、Wikipediaの定義が役立つ。

つまりは、成長段階ということだ。

 

歌手や俳優は、100%演技や歌で評価される。いわば、結果がすべての業界だ。

これはアイドルと違うところだろう。

アイドルは成長段階で、いわば歌やダンスがまだ未完成ということだ。

いわば、過程が楽しまれている存在だ。

 

もちろん、この定義には不都合なところがある。

というのも、100点満点をとっくに超えて120点、200点くらいとっているアイドルも存在するからだ。

特に、卒業という概念の少ない男性アイドルには、この定義から外れている人が多い。嵐の皆さんを「まだ未完成」と表現することは、僕にはできない。彼らは完成されすぎている。男の私から見てもまぶしい。

 

しかし女性アイドルについてはどうだろうか。

まず、アイドルというからには若い。むしろ、中学生アイドルのように「幼い」と表現すべきアイドルも存在する。

一方で、30歳以上の女性アイドルというのは、ぱっと思いつかない。ここが男性アイドルとの大きな違いだろう。

 

前田敦子や大島優子のような、日本一人気のあったアイドルだって、一定の経験を積んだ後は、卒業し、女優になる(あるいは普通の女の子になる)。

 

少なくとも女性アイドルに関して言えば、アイドルとして成功し完成した人達が女優として活躍する、という図が見える。

 

2.小倉唯は何なのだろうか

2.1.小倉唯はアイドルではない説

では、アイドルに関する定義・考察を踏まえて、小倉唯は果たしてアイドルなのかどうか、みていこう。

 

結論から言えば、小倉唯はもうアイドルではない。私はそう思う。

年齢を言及しているわけではない。彼女はまだ23歳。実年齢も若い上に、見た目年齢はそれ以上に若い。女子高生といわれても納得できる。私は彼女のサイン会やお渡し会に行ったことがなく、最も彼女に近づけた距離が5mほどなので、まだ彼女が仮想少女なのではないか疑っている部分もある。それほど、彼女は完璧すぎて、いわば人間離れしているのである。

 

話を戻そう。

現在の彼女の歌・演出は完璧だ。

私には、小倉唯のミスを指摘することができない。あるとすれば、それはむしろアニメの編集者の能力によるところが大きい(アニメ『音楽少女』でOPの音量がやけに小さいことなど)

もちろん、小倉唯にも未完成で不完全な部分はあった。私が彼女を知った2014年の時点では、今振り返って思うと、成長の余地があるものだと感じる声優だった。

 

しかし、現在の小倉唯は完全といっていい。

もちろんこれは成長の余地がないというわけではなく、逆により成長の余地ができたということである。

たとえるなら、今までは100点満点を取ることに努めていたが、いつの間にか満点という概念がなくなり、努力と工夫次第で1000点でも1億点でも取れる領域に達していたということだ。

 

もし、100点満点を取る状態をアイドルというのならば、断言しよう、小倉唯はアイドルではない。

 

 

2.2.小倉唯は小倉唯である

では、小倉唯はどういう存在なのだろうか。

彼女が男性なら(変な表現だけど)、アイドルと表現していいだろうが、彼女は女性だ。

 

私には、小倉唯を表現する語彙を持ち合わせていない。

いうなれば、それが小倉唯という人物なのだろう。

 

私も彼女にならい、100点満点という壁を越えた存在になりたい。

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