公開日:2018年5月1日

マルチタスクは脳を破壊する!? 脳科学で判明した脳の鍛え方とは


はいどうも、カワウソだよ。

頭を良くしたいよ。

このブログでもさんざん、MENSA会員の立場から、IQがどういうモノかだとか、メンサがどういう組織だとかを語ってきた。

 

IQが高くても、MENSAに入っても、メリットは少ない

MENSAのことを、内側から考えてみた-マツコ会議から。

元 MENSA会員だけど、IQが高い人の特徴を考えてみる

 

IQが高いことそのものは良いことだと思うし、僕自体、人と違う、希少性を欲する性格だから高IQなことはうれしい。

しかし、それよりももっと実用的な能力が欲しいよ。

 

そこで、頭のいいひとといって、どんな人が思い浮かぶか考えてみたよ。

それで思いつくのは、マルチタスクができる人だったよ。

 

でも、マルチタスクはどうも脳にはよくないそうなんだ。

それどころか、マルチタスクは脳を破壊するといってよいほどの悪影響があることがわかったんだ。

そこで今回は、マルチタスクの危険性、そして、脳を破壊から防ぐための方法『デュアルタスク』についても書いていくよ。

 

マルチタスクは脳を破壊する

脳の『高速スイッチング』がパフォーマンスを悪化させる

マルチタスクとは何だろうか。

マルチタスクとは、複数のことを同時にすることだね。

具体的には、例えばパソコンを打ちながら電話をしたり、あるいは何かを食べながらスマホをいじったり、同時に「ながら」をすることがマルチタスクだ。

一見頭を使っていて賢い人の特徴のようだけれども、しかし脳科学的にはあまりよくならしい。

 

アメリカ心理協会の研究によると、マルチタスクによって脳は「スイッチング」、つまり、集中すべき部位を無意識のうちに高速で切り替えているんだ。

マルチタスクといえば二つのことを『同時に』やるというイメージが強い。というか定義上そうなんだけれど、脳の動きを計測したところ、実際は同時にタスクをしているというのは錯覚で、脳が瞬時に『何に集中すべきか』を切り替えているんだね。

で、この脳のスイッチング切り替えに負荷がかかる。

 

マルチタスクをしているとき、タスクAで使う脳領域とタスクBで行う領域、そして切り替えを行う領域が使われる。

この切り替えは1回当たりの付加は小さいんだけど、マルチタスクをすると何十回も切り替えなくてはならなくなる。それが大きな負荷になるそうだよ。

詳しくは、メンタリストのDaiGoも説明しているから参考にしてね。

 

実際、マルチタスクをすると仕事効率も下がることが報告されている。

一見賢そうにみえるマルチタスクは、実際は脳にとんでもない悪影響を与えているんだね。

『マルチメディア・タスキング』という最悪のマルチタスク

そんなマルチタスクのなかでも特に危ないとされるのが、マルチメディアタスキング

これは、YouTubeを見ながらメールをする・スマホのゲームをしながらPCでネットサーフィンする

のように、複数の電子媒体を同時に使う行為だよ。

2009年に発表された研究では、この『マルチメディア・タスキング』は、普通のマルチタスク以上に悪影響を及ぼすとあるよ。

アニメの実況をスマホでしている人はやばいってことだね。

一方に頭を使わないならOK

とは言え、すべてのマルチタスクがダメというわけではない。

要は、集中の切り替えがなければいいんだ。

つまり、脳の切り替えをしなくてすむほどの単純な作業ならいいってこと。

 

例えば、ブログを書いている途中にお茶を飲むとか、勉強しているときに足をぶらぶらさせるとか。

こういうのは、一般にはマルチタスクとは言わないよね。「お茶を飲む」「足をぶらつかせる」というのがタスクとして扱われない。

ということは、日本語的にマルチタスクといわれることはたいていダメということじゃないかな。

脳を鍛える『デュアルタスク』と『N-バック』

マルチタスクよりデュアルタスク

しかし、マルチタスクではなく『デュアルタスク』であれば、むしろ脳に良いということが報告されている。

 

デュアルタスクというのは、一言でいうと運動しながら頭を使うことだよ。

愛知県の医療研究センターの実験によれば軽度の認知障害を持った人に運動しながら頭を使うと、単に頭を使うよりも脳機能が高まったという結果がでたよ。

 

よくあるのは、走りながら100から7を順々に、93,86,79・・・のように引いていく、歩きながらしりとりをするなどだよ。

 

思えば、ギリシアの哲学者やカント・西田幾多郎などの哲学者は散歩をしながら考えていた。

経験則から、歩くことが脳によい影響を与えると偉人はしっていたんだね。

 

『鬼トレ』は知能を高める

 

もう一つ、脳を鍛えるといえば、川島隆太・東北大教授だね。

脳トレブームを引き起こした第一人者だけど、そんな川島教授が『脳の認知機能を高める』として鬼トレで疲労したのがN-back課題.

これは、

 

①1問目の計算問題を記憶する

②2問目を記憶しながら、1問目の回答を書く

③3問目を記憶しながら、2問目の回答を書く

 

のように、「いくつか前の問題を短期記憶する」課題だよ。

僕は鬼トレはしていないけれど、Brain Workshopというソフトだよ。

どちらのゲームにも、「流動性知能を高める効果がある」ことが証明されているから、本当の意味で脳トレになるんじゃないかな。

 

 

結論

・マルチタスクは脳機能を破壊する

・運動しながら頭を使う『デュアルタスク』、鬼トレなどの『N-back課題』で脳は鍛えられる

ということだね。

今回は以上だよ。

 

ラジオ番組をTwitterで実況するときは、マルチタスクにならないよう、CM中にすることにするよ(^●ω●^)

 

コチラもオススメ!

なぜIQが高いのに成績が悪い人がいるのか

メンサテストに確実に合格する対策法を元MENSA会員が考えてみる

 

関連書籍


スマホが学力を破壊する (集英社新書)


川島隆太教授のもっと脳力を鍛える150日パズル


Published by english-otter

早稲田大学先進理工学部卒。クイズ番組が好き。 社会問題も興味あり。計算も好き。要はたいがい好き。 好きな人は小倉唯。男性は伊沢拓司。 twitter @english_otter Naverなどまとめサイト・キュレーションサイトへの無断転載は禁止しておりますのでご了承ください

6 Comments to “マルチタスクは脳を破壊する!? 脳科学で判明した脳の鍛え方とは”

  1. ピンバック: 結局脳を鍛えるにはどうすればいいか、元メンサ会員が考えてみる | カワウソは、考える。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください