公開日:2018年4月10日

なぜ「選ばれたのは、綾鷹でした」なのか-レッドオーシャンとブルーオーシャンを考える


はいどうも、カワウソだよ。

綾鷹といえば、日本人のほとんどだれもが知っているお茶だ。

生茶やおーいお茶、伊右衛門より後に誕生したにもかかわらず、人気はそれ以上のものがある。

 

選ばれたのは、綾鷹でした」というフレーズでも有名だね。

もちろんおいしいということもあるのだけれど、綾鷹にはそれ以上にいろいろな戦略があったと思っているよ。

今回は、そんな綾鷹の戦略について考えてみるよ。

 

綾鷹はおいしい

「急須で入れたようなお茶」は本当だった

 

まず、綾鷹といえば「急須で入れたような、にごりの旨み」というフレーズもおなじみだよね。

 

では、本当にそうなのだろうか?

それについては検証している方がいたので引用するよ。

【検証】「選ばれたのは綾鷹でした」が本当なのか自分で確かめてみた

 

綾鷹と、ほかの有名ブランドとを2人が目隠しで飲み比べて、どちらが「急須で入れたお茶」に近いかを検討しているよ。
結果、「綾鷹vsお~いお茶」と「綾鷹vs生茶」は二人ともが「綾鷹」を選択。「vs伊右衛門」では意見が分かれる。

伊右衛門と比較すると微妙だけど、伊右衛門以外のブランドと比べると、明らかに「急須で 入れたお茶」感が強いという結果になったよ。

「急須で入れたお茶」という綾鷹のうたい文句は間違いないものなんだね。

 

綾鷹の考えた『ブルーオーシャン』

「濃い」と「通常」の二択にしない

 

とはいえ、ただおいしいだけで売れるほど、市場は甘くない。

単においしいだけではなく、市場戦略を考えなければ生きていくのが難しい。

しかし、流石はコカ・コーラ社。

綾鷹においてもその市場戦略は素晴らしいものがある。

 

日本コカ・コーラは、僕たちの無意識に訴える戦略をとっているよ。

その戦略とは何か。

ブルーオーシャン戦略だよ。

綾鷹は、ブルーオーシャン戦略によってよりブランド力を高めていったように見える。

 

綾鷹には、「綾鷹」と「茶葉のあまみ」とがある。

この「茶葉のあまみ」こそがポイントだと考えているよ。

ほかのメーカーも見てみると、

 

生茶にはデカフェ

お~いお茶には桜満開(ボトルのみ異なる)と濃いめ

伊右衛門贅沢冷茶濃いめがある。

 

緑茶の中で、『甘味』をアピールしているのは、綾鷹のみなんだ。

 

もし、日本コカ・コーラが『茶葉のあまみ』ではなく『綾鷹 こいめ』を作っていたらどうだろう?

『濃いお茶』シリーズとしては、すでにお~いお茶伊右衛門といった強いライバルが存在している。そこに参入するとなると、いくら日本コカ・コーラといえども難しいものがあるだろう。

それだったら、「甘さ」という今まで他メーカーが意識していなかったところをアピールすれば、「甘味」分野において「綾鷹 茶葉のあまみ」が独占できるわけだ。

 

そういえば、綾鷹がデビューした時にも、『濁っているお茶』という、他メーカーにない特徴をアピールして登場したね。

日本コカ・コーラは、このブルーオーシャン戦略を駆使することで綾鷹を一躍人気にしたということだね。

ブルーオーシャンとレッドオーシャン

この『ブルーオーシャン』を狙った戦略というのは、他の企業のPRにおいてもよくつかわれる。

 

有名な例はダイソンの掃除機だ。

他のメーカーが、いかに吸引力を強くするかを競争しているときに、「吸引力が変わらない、ただ一つの掃除機」を開発したね。

 

あるいは、サムスン電子のスマホもブルーオーシャンで世界を圧巻した例だろう。

日本企業が如何に高品質なスマホを作るか競争していたら、いつの間にかサムスンが「品質を落としてでも安く売る」という戦略をとって世界を席捲したね。

 

 

品質が高いことに加え、業界の常識から外れたところを狙い、自らブルーオーシャンを開発する戦略。これが、新規展開で勝利する考えかたなんじゃないかな。

今回はここまでだよ。


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Published by english-otter

早稲田大学先進理工学部卒。クイズ番組が好き。 社会問題も興味あり。計算も好き。要はたいがい好き。 好きな人は小倉唯。男性は伊沢拓司。 twitter @english_otter Naverなどまとめサイト・キュレーションサイトへの無断転載は禁止しておりますのでご了承ください

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