はいどうも、カワウソだよ。
僕は声優の小倉唯さんのファンでライブにも何度かいっているよ。
当然彼女の歌声は素晴らしいものだ。
小倉唯さんに限ったことではない。声優を推している人で、ライブに行って感動した人は多いのではないだろうか。
しかし、そんな声優ライブにおいて、それを著しく阻害するものが存在する。
それが、今回説明するイエッタイガー(家虎)だ。
一部曲の合間に、ファンが「イエッタイガー」と叫ぶんだ。
これは小倉唯さんのファンに限らないことなんだけど、声優・歌手のライブで、曲の途中でこの言葉を叫ぶ参加者がいるようだ。
今日は、そのイエッタイガー(家虎)の意味や状況とともに、家虎がいかに迷惑で、いかにダサいかを説明していこう。
イエッタイガー・家虎の意味とは
家虎は曲の合間に挟む掛け声
イエッタイガーとは何か。
ニコニコ大百科では。次のように定義されている。
イェッタイガーとは、地下アイドル系ライブを発端とするコール(オタ芸)の一種である。「家虎」などとも略される。
もともと、「タイガー、ファイヤー」というMIXがあったところに『イエス!』というのがまざり、「イエス、タイガー」から「イエッタイガー」となったと考えられるよ。
また、俺のアイドルまとめ さんによると、家虎(イエッタイガー)とは
イエッタイガーは合いの手みたいな感じで曲の途中でよく入れられることが多い
とあるよ。
実際僕も何回か小倉唯さんの公演やアニメロ・アニサマといったライブにおいて聞いたことがある。というか、ほぼ毎回、家虎、またはそれに近い叫び声を聞いている。
ある地方(S市)の公演では、会場がコンパクトだったこともあって、会場全体からイエッタイガーが聞こえてきたよ。
別に、声優さんやスタッフが「曲に入れてください」と呼び掛けているわけではないのに、なぜかこの掛け声を入れる人がいるんだ。
ちなみに、イエッタイガーは略して家虎と表記されることも多いよ。
イエ=家
タイガー=虎
ということが由来のようだね。
どのような曲にイエッタイガー・家虎は挟まれるのか
小倉唯さんのライブに行った経験からすると、家虎勢(アーティストの曲を聞いても満足せず、勝手気ままにイエッタイガーと叫ぶことでのみ快感を得られる生物らしきもの、または非生物の俗称)はすべての曲でイエッタイガーといっているわけではないようだよ。
小倉唯さんの曲で言うと、future strike・プラチナパスポートなどの曲が特にイエッタイガー(家虎)の被害に遭っている。
これらの曲は、サビが何度かあるんだけれど、サビの直前で静寂がある瞬間があるよ。
(下の動画では3:44付近)
これはあくまでも小倉唯さんのライブからの推測に過ぎないけれど、他の人のライブにおいても、サビの直前に静寂がある曲は、イエッタイガー(家虎)の餌食になりやすいのではないかとおもうよ。
家虎を叫ぶのは男のオタクだけ?
また、これまた体験談になるのだけれど、家虎を叫ぶのは男性の参加者が多い。
女性声優のライブに行くのはたいていの場合男性が多数派だ。これは小倉唯さんのライブにもあてはまることなのだけれど、それでも女性はいる。どうも、他の女性声優さんと比べると、小倉唯さんのライブは女性の比率がおおいらしい。
実際、コールも女性的な、やや高い声が聞こえる。男性の低い声のほうが響くから、全体でいえばあまり聞こえないのだけれど、でも女性のコールがゼロではないというのは、参加していて実感することだ。
しかし、こと家虎に限れば、男性の声で叫ばれているのしか聞いたことがない。経験した限りで言えば、男性的なのイエッタイガーの叫び声しか聞いたことがない。
もしかしたら女性で家虎を叫ぶ参加者もいるのかもしれないけれど、少ないのか、はたまた叫んではいるが男性の家虎勢ほど声量がが大きくないのか、とにかく全く聞いたことがないよ。
家虎を禁止しているグループも
さて、そんなイエッタイガー・家虎
実はエビ中こと、私立恵比寿中学では禁止されているよ。
それが発表されたとき、ツイッターのトレンドにイエッタイガーが入ったほどの反響を呼んだよ。
エビ中 イエッタイガー禁止の陰でベビレの布教活動が行われ、ベビレの夜明けが大人気に
エビ中だけではなく、けものフレンズのリリースイベントでも、イエッタイガーは禁止されたようだよ。
けものフレンズ リリイベスタッフ「虎さんのコールは禁止です」
— おるふぁん / Al-Fun4 (@Al_Fun4) 2017年6月24日
虎さんというのは、タイガー→イエッタイガーのことだと推測されるよ。
また、でんぱ組.incの夢眠ねむさんは、家虎・イエッタイガーに関して独自の見方をしている。
さっき言えなかったけど…
局地的にはお馴染み、夢眠さんはガチ恋口上とイエッタイガ撲滅マンだから…ピュアネスなリプに心痛めてる。゚( ゚இωஇ゚)゚。ゴメンネ…
でもたまにやるイエッタイガバトルは楽しむタイプヽ(бωб)ノ— 夢眠ねむ (@yumeminemu) 2017年7月22日
今年の夏はおつかれさん🆚イエッ🐯できなかったから、私の勝ちでいいかな…✌︎(бωб)✌︎
— 夢眠ねむ (@yumeminemu) 2017年7月22日
でも、家虎撲滅を言っているということからも、イエッタイガー・家虎に肯定的ではないということがうかがえるね。
イエッタイガー・家虎に関連した事件も
家虎警察との間で傷害事件も
アイドルマスターライブなど、公式ではイエッタイガー(家虎)を禁止してはいないものの、家虎勢と家虎撲滅勢との溝が深く暴力沙汰になるところもあるようだよ。
Aqoursライブでは、ライブで家虎をした人が傷害を受け、警察沙汰になったそうだよ。
(参考サイト:【ラブライブ】Aqoursライブで家虎しまくってた奴がボコされて警察沙汰→イキリオタク「家虎は刈ります(笑)」)
実際『家虎警察』という言葉もできているほどだ。
[Aqours3rdまとめ]
・孔雀を振り回しながらアリーナを駆け回って警備員と鬼ごっこ
・恋アクで家虎した人にキレた家虎警察が家虎に肘鉄&複数回殴打
・↑で家虎した人が青ジャンでも家虎を行い、↑と同じ家虎警察に再度複数回殴られる
・スタンド席から投げられるサイリウム
— らうる (@Glory_ha_999) 2018年6月9日
『●●警察』という言葉はアニメや声優のファンが良く使う言葉だけれど、ここでいう家虎警察とは、
イエッタイガー(家虎)を叫ぶ人に過度な嫌悪感を抱き、その阻止のためならば暴力的な手段に講じることも辞さない人たち
のことだと思われるよ。
当然、家虎警察と呼ばれる人達の強烈すぎる正義感、イエッタイガー(家虎)を止めさせるためなら暴力も辞さないというゆがんだ世界観は到底許されるものではない。
しかし、暴力行為をしないまでも、イエッタイガー(家虎)を嫌悪している人もいるということは、心にとめておいた方がいいね。
ヲタ芸で訴訟にも
これはイエッタイガー(家虎)にかぎったことではないけれど、オタ芸で、歌手の歌が聞こえなくなったとして訴訟を起こした人もいる
参考リンク→「ホーーーー、ホワホワ!」“オタ芸”のかけ声で曲が聞こえない…アイドルコンサートやり直し求め憤怒の法廷闘争
兵庫県のアイドル・コウベリーズに対して、「オタ芸を退場させないのは運営に責任がある」というとして裁判をおこしたんだね。
原告は、以前から苦情を運営に電話していたそうだから、オタ芸がよほど苦痛だったと推測される。
イエッタイガー・家虎に限らず、オタ芸は節度を守ってやらなきゃいけないね。
なぜイエッタイガー・家虎は嫌われるか
静寂を楽しめない人たち
では、なぜイエッタイガー(家虎)は批判されたり禁止されたりするのだろうか?
もちろん僕はエビ中の偉い人ではないのであくまで推測になるんだけど、
一つには曲の流れを損ねるからじゃないかと思うよ。
どういうことか。
ニコニコ大百科によれば、イエッタイガーは空白に入れるコールだという。
実際、小倉唯さんのライブではFuture Strikeのサビ直前の静寂の時間に叫ばれることが多いよ。
さて、ここで考えよう。
作曲者の方はあえて静寂を作っている。
そして歌手の方も、静寂を想定して歌っている。
だから、例えばFuture Strikeで言えば、そういった静寂も含めてFuture Strike だと思うよ。
あの一瞬の静寂があることで、少しの緊張感が生まれ、サビが一層盛り上がる。僕自身はそう考えているよ。
だとしたら、盛り上がる場面で盛り上がるのと同じ調子で、静かな場面で静かにするのが相場だと思う人が多いのではないかな。
少なくとも、イエッタイガー(家虎)反対派の人の過半数はこのような考えを持っていると思うよ。
実際、fripSideの公演に行った人のブログによると、satさんは自らの曲にイエッタイガー(家虎)が入るのを嫌っているようだね。
そういう人にとっては、好きな曲のサビ直前の静かな瞬間にわけのわからない言葉を叫ばれるのは、曲の流れを妨害する悪質な行為のように受け止められるよ。
逆に、こういう静寂の瞬間でないところで叫ぶ場合、比較的反発を食らうことはないのではないかと思うよ。
即ち、間奏などにさしはさまれるコールはそう大きな反発を招くものではないと考えられる。
もしどうしても家虎を叫びたいのであれば、静寂ではない時に入れたほうがまだマシだと思うよ。
家虎は曲と無関係
イエッタイガー・家虎に限らないことだけれど、こういったコールはたいていの場合曲と無関係だ。
イエッタイガーという言葉、虎も家も関係ない曲の中で、どうしてこういう単語が叫ばれるのだろうか。
静寂の瞬間に挟むこともることから、この言葉が曲を盛り上げるためのモノとも言えないだろう。
やはり、自己満足のための行為だとみなされるのは当然なのではないかな。
家虎勢は声が汚い
ぶっちゃけ言うと、ライブ会場で叫ばれる家虎は得てして声が汚いよ。
後述するPPPHなどと比較しても、イエッタイガー(家虎)はどなり・いがりといってよいほどに汚い。
これはあくまでも美的感覚であって、全員が納得するわけではないと思うけれども、少なくとも僕は、この怒鳴り声が、ライブの主役である声優の歌と親和性のある叫びだとは思っていないよ。
声優の澄み切った声を聴きたいのに、汚い声でわけのわからない言葉が聞こえてきたら、そりゃあ他のみんなが迷惑するのも当然だろうね。
やっているのが少数派
それでも、多くの人がやっているのであれば、運営側やファンも、家虎勢にあわせた曲を作るなど、イエッタイガー(家虎)に肯定的な対応をするだろう。
もしそういう風になれば、僕だってここまでイエッタイガー(家虎)を非難することはない。
しかし、このイエッタイガーを叫ぶ人は、全体でみるとごくマイノリティだ。
何度かライブに行っても、僕の周りにいた人で「イエッタイガー」と叫ぶ人はいなかった。
席の位置も関係するのだろうけれど、家虎勢は来客の5%もいないという印象だよ。
絶対数は少ないにもかかわらず、声が大きいために、そして周りが静かな瞬間に叫ぶから、会場全体に声が響く。
言葉通り、ノイジーマイノリティというわけだね。
家虎は、他のコールとどこが違うのか
さて、イエッタイガー(家虎)の議論は調べればいくらでも出てくるけれど、その擁護派が必ず言う反論があるよ。
じゃあなぜPPPHや地蔵は許されるの? というものだね。
それについても説明していこう。
地蔵との違い
まずは、地蔵。これは、ライブ中に一切叫んだり踊ったりしない行為、またはその行為者をさす言葉だよ。
正直、地蔵は雰囲気・統一感を乱すから僕もあまり好きではないよ。ただ、イエッタイガーが会場全体に聞こえるのに対して、地蔵は5m離れたら見えないし、全体に与える影響はそれほど大きくないよね。
一人の家虎が会場全体に迷惑をかけるのに対して、一人の地蔵を気にするのは多くても数十人程度だろう。
その差が、地蔵が家虎ほど問題視されない理由なのではないかと思うよ。
PPPHとの違い
そしてPPPH。
PPPH(ぱんぱぱんひゅー)とは
これは、Bメロ時になされ、曲が流れているときにうたわれるよ。
小倉唯さんの曲では少しアレンジされているけれど、PPPHに近いものはあるよ。
これがあまりイエッタイガー(家虎)ほど疎ましく言われないのは、イエッタイガーが嫌われる理由と同じところにあると思うよ。
つまり、曲の流れに沿っているということだ。
曲にもよるけれど、多くのアニソンBメロは、このPPPHがうまくはまるようになっている。
PPPHを想定していない曲もあるだろうけれど、たいていの曲は、少なくとも4拍子のBメロなら大きく外れることはない。
少なくとも、過半数の人にとっては、
PPPHは曲調を崩さないが、家虎は曲の雰囲気を壊す
そう考えているようだね。
少なくとも、イエッタイガー・家虎反対派の人はぼくと似たようなことを考えているのではと思うよ。
イエッタイガー・家虎をする際の注意点
曲中では家虎を叫ばない
まず、どうしてもイエッタイガー(家虎)をしたいのであれば、曲の中以外で叫ぶことを推奨するよ。
まず、多くの家虎勢がイエッタイガー(家虎)を叫ぶのは、曲中、それも、静寂な瞬間だね。
しかし、その静寂は意図してつくられているとすれば、それをぶち壊す行為はご法度だろう。
となれば、静寂でない、アイドルがうたっている時間に叫べばいいのかという話になる。
しかし、アイドルがうたっている時に、関係ないイエッタイガー・家虎を叫ぶと、歌が聞こえなくなるし、リズムも崩れる。
したがって、イエッタイガーを叫ぶことのできる瞬間は、曲の中には存在しないということになる。
曲中以外で、かつみんなが静かになっていない時を狙って、かつ周りの音に溶け込む程度の音量で、節度を守って叫ぶのであれば、いいのではないかな。
コールはあくまでも任意
これはイエッタイガー(家虎)に限ったことではないけれど、コールはあくまでも任意だということを意識しておこう。
コールは、みんなと溶け込めば確かに楽しいものだけれど、もしとなりの人が地蔵だったとしても、それをいさめたり、盗撮したりということはやめよう。
コールは強制ではないからね。公式サイトが義務としていないものを強制するのは変なはなしだね。
家虎に怒るのは想像力が足らない、発達障害だという意見に対する反論
家虎に怒るのは想像力が足りないという意見を拝見しました。
すなわち、家虎容認派を名乗る方の中に、「悪いのは自分たちではない、迷惑がっているお前たちだ」という主張をする人が現れたということです。
それに対して反論せざるを得ないと思い、この場で反駁させていただきます。
まず初めに、そのような経緯で家虎に怒る人の想像力が足りないと推測されているのか、大きく2つ理由が説明されていました。
まず一つ。『家虎に怒る人は、家虎の存在を予測できないからキレているのだ』というもの。
今やSNSがあるので家虎の厄介報告は毎回のようにされており、あらかじめ知ることができる。
そういうことを調べもしないで怒るのは想像力が足りないとのことです。
もう一つの理由が、家虎やmixがないと期待しているとのこと。
家虎への厄介報告をしている人は、コンサートで「家虎を叫ばないでくれ」と期待していると。
しかし、そういう期待はする前に、家虎が入る予想をしろ。想像力がなくて予想できないからキレるのだというもの。
そういう内容の意見でありました。
以下、その意見に基づきまして反論をいたします。
結論から言いますと、家虎・イエッタイガーに対して不快感や嫌悪感を抱くのは、想像力が足りないわけでもなく、極めて健全な感情だと考えています。
容認はともかく、上の意見のように家虎という迷惑行為をして、それを反省せず開き直るのは極めて危険で悪質な考え方である。私はそう解釈しています。
まず、最初の理由、家虎嫌悪勢は知らないから怒るというもの。
これに関しては、私はすべてのライブ初心者を知るわけではありませんので、否定することは難しいです。
しかし、これは家虎勢の勝手な理屈捏ねだといわざるを得ません。
というのも、ライブ初心者という意味では、例えば「ライブのコールがうるさかった」という報告が家虎報告並にあってもおかしくないはずです。
しかし、そのような報告もゼロではありませんが、家虎の報告と比べて限りなく少ないのではないでしょうか。
ライブ初参加であっても、コールは楽しむ、あるいは少なくとも多くの人にとって不快ではない。
その一方でイエッタイガーとかいうわけわからないコールがあるのが不快でたまらない。
実際のところはそう思っている人が多いのだろうと思います。
この程度の想像ができなくて、想像力がないのはどっちだよと突っ込みたくなりますね。
続いて、期待して想像しないから家虎に怒るという理由。
これに関しては、正直呆れかえっています。
目の前に歌手がいて、自分たちのために歌ってくれる。そんな場であれば、より完璧なライブ空間であってほしいと期待するのは当然のことでしょう。
期待値を下げてライブに臨むのは、歌手・声優・アイドルの皆様に甚だしく失礼だと考えています。
まず、ライブに行っている人はいつ家虎が叫ばれるかは大体わかっていると思われます。
この記事にも書いているように、他のコールが止む瞬間です。
このことを、おそらく多くの家虎嫌悪勢は熟知しているのだろうと考えています。むしろ、それを感じ取っていなければここまで争いになることはありません。
すなわち、家虎嫌悪勢は、いつ家虎が来るかわかっていて、それでもなお嫌悪感を抱いているのです。
そういうことさえ想像できない人に『想像しろ』と偉そうにいわれるのは、もはや喜劇ですね。
最後に。
この意見を書いた方は、初めに『僕が見知らぬ人ではなく、知り合いやアイドルが書いているものと思え。え?アイドルはそんなことしない?すでに想像力が足りていませんね』という書き出しで始めています。
これを、例えば作者以外がコメントするならまだしも、作者がこう書くのは保身に聞こえるからやめましょう。
で、知り合いはともかく、アイドルはそういう煽りににたことはしません。
少なくとも一流のアイドルであれば、別人のふりをしてネットに書き込むなど、そんな時間もありませんし、またリスクが大きすぎます。
あえて断言します。アイドルや読者の知人を使って人は想像力が足りていないと。
足りないのは想像力だけではありません。
倫理観・知性・環境、その他多くの点において問題が見受けられます。
もちろん、これはすべての家虎勢に対してこれほどまでの嫌悪感を抱いているわけではありません。
問題なのは、それに対して開き直り、それどころか嫌悪している相手を想像力が足りないと断定するその卑劣な行為に対してです。
想像力が足りないだとか、また別の場所では発達障害だとかまで意見されているようです。
ここまでくると、もはや差別心さえ見受けられます。
それに関しては以下の記事で反論しています。
これを読んでいる皆さんが、そういう差別的で卑劣な人間にならないよう、心から強く願っています。
私たちは勝ちます。家虎・イエッタイガーがなくなるその日まで。
ブシロード・木谷高明氏の家虎根絶宣言について
2020年2月2日午前2時ごろ、ブシロード取締役の木谷高明氏が以下のようなツイートをし、話題となっています。
お知らせ。家虎根絶する方向で動きます。今後、明らかにライブの妨害に当たるものは退出に留まらず、ブラックリスト化。場合によっては損害賠償請求など法的手段の検討もさせて頂きます。ご理解よろしくお願いします。
— 木谷高明 (@kidanit) February 1, 2020
これに関しまして木谷氏がこのような対応をとるに至った経緯と私の考えを以下書いていきます。
まず、このツイートの前日、2月1日、ブシロードはBanG Dream!というバンドプロジェクトのRoseliaの単独ライプ「Rausch」を開催しました。
ブシロード、Roseliaの単独ライブ「Rausch」を開催! 「約束」など15曲を披露! 速報レポート&セットリスト掲載!
そこで披露されたLOUDERという曲において、無音となった瞬間に『家虎』が叫ばれたそうなのです。
私は実際にその場に行ってはないのですが、相当悪質だったと推測しています。
というのも、木谷氏がツイートする前日、ライブ当日の2月1日の時点で当記事に2500を超えるアクセスがあったのです。これは、アニサマなどほかの大型ライブがあった日よりもはるかに多いものでした。
当記事は1年以上、『家虎』とGoogle検索して1ページ目に表示されてきました。したがって、検索数とアクセス数が比例していると考えられます。
そんな記事のアクセス数が、過去最高となった。これは、今までのほかのライブよりも多くの人が家虎について検索したことを表しています。
したがって、それほどLOUDERの家虎が、おそらくは悪い意味で印象に残ったのではないかと考えています。
木谷氏やブシロードもまた、家虎規制への要望を多く受けたのだと思われます。実際、木谷氏がライブ後にしたツイートには、家虎・光害規制を求めるリプライがなされています。
すなわち、ブシロードが開催したライブで、過去のライブ、あるいはほかの方のライブよりはるかに悪質な家虎(イエッタイガー)が叫ばれたコトにより、批判が相次いだ。これにより会社側も対処せざるを得なくなったというのが経緯ではないかと考えています。
続いて、ブラックリスト化・損害賠償当当法的手続きについて考えていきます。
上に書いていますように、私自身は家虎反対派であり、木谷氏が家虎に対して対応を始めたことは高く評価しています。
私は最初、このツイートを見て、罰則より先に厳重な警告をしたほうがいいのではないかと思っていました。
しかし、Roseliaのライブでは、ほかのライブとは違い、MC本人も毎回注意喚起しているというのです。すでに、措置はとっていたようです。それも、演者本人が警戒しているとのこと。
#Roselia 本人たちが毎回ライブのMC一発目に鑑賞マナーやルールを説いてること自体、かなり異常。
普通こんなもんは演者がMCで言わず、会場アナウンスで終わり。
それをわざわざアーティスト自身がMCで毎回言い続け、周知徹底してくれとお願いしても聞きやしない。
木谷社長に大賛成#家虎根絶 https://t.co/pzR4zYRBxz
— トニトニchop (@YOLO5261125) February 2, 2020
すなわち、過去にも注意喚起・警告を行ってきたけれども改善されなかったということなのでしょう。
となれば、最終手段として罰則化するのも仕方ないと思われます。
いわば、主役である方が注意をして、それを聞かないとなると、なんのために来たのだという話になります。家虎勢は、応援すべき方のお願いを聞いていないということになります。
もっとも効果的な注意をして、それでもなお収まらないのであれば、賠償手続きなどに踏み込んでも仕方ないと思います。
ただ一つ、ブシロードにお願いすることがあります。
自社のライブだけでなく、他社と協力し、全面的な『家虎根絶』を目指してほしいのです。
ブシロードでは家虎が禁止されても、キングレコードやポニーキャニオンで禁止されなければ意味がありません。むしろ、ブシロード以外のライブで悪質な家虎が多発するおそれもあります。
転売が問題となったとき、いくつかの音楽レーベルは共同で、転売禁止の措置を取りました。
今回の家虎騒動に関しても、同じことをしてもらいたい。そうでないと、家虎が、ポニーキャニオンやキングレコード主催のライブに流れてきかねません。
ブシロードはほかのレーベルとも共同で『家虎根絶』を目指していただきたく思います。
家虎を許容しているライブもあります。積極的に呼びかけているところもあります。家虎勢にそこで活躍してもらうためにも、ブシロードだけでなくほかの企業が合同で対処することを強く望みます。
コロナで家虎はどう変わったか・家虎の未来
「家虎のないライブに感動した」
2020年初頭からのコロナの影響で、多くの音楽ライブが中止になった。
その後(2021年ごろから)音楽ライブが次第に始まった。ただし、参加可能人数を会場の50%程度に抑えたり、すべての掛け声を禁止したりと様々な制限のある中でのライブだ。
その参加者と思われるコメントが、ニコニコ大百科「家虎」の記事にに投稿されていた。
コロナでコール禁止になった結果、家虎が限りなく撲滅されて感動してる
自分が普通のコールできないデメリットよりも家虎を聞かなくて済むメリットの方が大きすぎるから、これから一生コール禁止にしてほしい
https://dic.nicovideo.jp/b/a/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC/271-
ライブで禁止されたのは家虎だけではなくすべての掛け声なはずだけど、この方はそのなかでも「家虎がない」ということが特に印象に残っていたようだ。
掛け声(PPPHなど)ができないことで起こるストレスよりも、家虎が撲滅されたことで起こる精神的なメリットが上回ったという。
この方と同じような考えを持った人は多いと推測しているよ。
ただし、参加者全員がそういうわけではない。
いわゆる家虎勢と呼ばれていたからすると、たまったものではないだろう。もしかすると、ルールを破って叫んだ輩がいたライブもあっただろうけれど、少なくとも僕はそういうのがあったとは聞いていない。家虎がしたい人も、コロナの恐怖には屈しているようだ。
ただ、ここ最近(2021年10月末時点)では、新規感染者数は減ってきた。ワクチンも開発されたし、ここ数か月は新規株も発見されていない。ある意味で、油断が起こりやすい時期でもある。
となると、再度コールが起こるかもしれない。しかし、その前に家虎勢がルールを破ると僕は思っている。
コール禁止を破る家虎勢→家虎の根絶の可能性
なぜコールが再度起こる前に家虎が復活するかというと、同調圧力があるからだ。
数人がコールをしたところで、ほかもやらなければ盛り上がらない。大多数がある程度の危機感ないし遵法意識を持っている場合、なかなかコールが広がることはない。そして、コールは一体感が大事である以上、1分以内に静まる。同調と書くとネガティブなイメージがあるが、これは感染を防ぐ『協調』圧力といってもいいものだ。
一方で、家虎は一瞬だ。2秒ほど叫べばいい。圧力がかかる前に叫び終わる。そもそも、この勢は少数派だ。圧力などに屈する、というとプラスのイメージになるが、その場の雰囲気をつかみ取る能力に欠如した集団である以上、ルールを破るのはこちらのほうが早いと思う。
ここから、一般的なコールをする人たちよりも前に、家虎勢がルールを破ることが予想される。
その人たちは、ルールを破ったわけだから、出入り禁止になる。今までは、コールに規制が入る機会はほとんどなかったが、叫ぶこと自体が禁止になった以上、出禁になっても仕方ない。
声優・小倉唯さんは世界の宝。
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