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活動家が自らの活動を妨害している件

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はいどうも、カワウソだよ。

現在はもはや炎上芸人として有名なウーマンラッシュアワー村本さん。

現政権に批判的だったり、沖縄の人に融和的だったりしているので、左翼界隈のように思われているけれど、どうも、そっちの方の活動家に対して必ずしもすべて賛同しているわけではないようだ。

 

THE MANZAIのネタの関係で、左翼系の活動家から絶賛されたけれど、そのネタを、自分たちの政治思想に利用しようとしている人を、チクリとさしたよ

どうも、自分たちの披露した漫才が思わぬ形で使われようとしていたのを抑止しようとしたんだね。

 

活動家側からすれば、反自民党活動をしようとして、むしろ逆効果になったんじゃないかな。

ウーマンラッシュ村本さんの周りで起きた出来事から展開して、活動家が自分自身の首を絞めているのではないかという話をしていこう。

 

*今回は、ウーマンラッシュアワーさんのツイート中心に記事を作成したので、非難の対象に偏りがあるかと思います。

しかし、その点は本質的なものではなく、特定の思想をバカにしている意図はないことを理解した上でお読みいただけると嬉しいです

 

活動家はどんなことを言っているのか

ウーマン村本の発言を真摯にうけとめよう

 

ウーマンラッシュアワーのネタで、村本さんが力強く言ったのは

電気はどこへ行く!

というものだったよ。

村本さんが生まれた福井の原発で作られた電気が、福井ではなく関西に流れて行くことを皮肉った。

 

しかし、村本さん自身、原発に賛成とも反対とも言っていない

活動家のなかには、彼のネタをたよりに『原発反対』を訴えていたけれど、正義感が強いあまり、村本さんの漫才を曲解してしまっているんだね。

 

村本さんが言ったのは、あくまで『地方で作られた電気が大都市で使われる』というもの。この点を皮肉っているのは、彼の漫才をすなおに聞けばわかるはずだ。

それが、一部の活動家が勝手に『ウーマン村本は原発反対』だと解釈し、オリジナルと異なるところを論点にしている、活動家論法というべき論法が使われているんだね。

2018年の流行語大賞トップテンの一つに『ごはん論法』というのがあったけれど、おかしな論法を使っているのは政府も活動家も同じなのではないかな。

 

なぜ過激な活動家の運動は結果が出ないのか

活動家の過激な発言は響かない

 

これは自民系か共産系か民主系かによらないことだけど、

乱暴な言葉、ときにはヘイトスピーチと呼ばれる乱暴で侮辱的な言葉を使って相手を負かそうとしている集団がいるよ。

しかし、それは逆効果で、内容の正しさにかかわらず、マスコミによって批判的に報道されるのがヤマだ。

 

乱暴な言葉遣いをすると、正論も伝わりにくいと思っているよ。

言葉遣いを気にすれば、成毛眞さんに『文系脳』のレッテルを貼られそうだけど、

 

長期的に見れば、相手を論破して負かすよりも納得してもらう方が、味方がふえるという点で理にかなっているよ。

乱暴な言葉で論破したところで、その人が意固地になって、考えを改めようとしなくなるケースも考え得るからね。

炎上ブロガーなんかそうだね。

正しいことを言ったところで、

「社畜のみなさんは、マゾなんですかね?笑」

とか

「無能の文系脳の輩」

とか言われたらたとえ正論でもカチンとくるし、正論かどうかに関わらず、感情的な部分でそういった意見を受け入れ難くなる。

 

それは人間、少なくとも日本人の性のようで、乱暴なことばを使えば、論理的に正しいかどうか判断する前に、感情的なしこりによって反発が生まれる。そうなってしまった人は、感情的に反論する。その結果、理性的な義理んができなくなり、収拾がつかなくなる。

『感情と理屈とはわけで考えるべき』という正論はもっともなんだけれど、実際物事をスムーズに進めるにあたっては、感情を悪い方向に刺激しないほうが明らかに効率的なのではないかな。

炎上商法としてアクセスアップを目的とするブロガーならいさしらず、やはり政治家や活動家など、自分の思いを広めたいのであれば、こういった乱暴な言葉は逆効果だと判断せざるを得ないよ。

 

活動家は結論ありきになっているのでは?

冒頭にあげた例のように、論点がずれた意見を言う活動家もいるね。

もちろん、これは活動家だけに限らないことだよ。

Twitterで、とある議員がおもちゃにされたことがあるよ。(2018年12月現在、下火になっているもののまだツイッターで炎上中である)

 

その議員は、国立大医学部→東大→官僚という、超秀才的頭脳をもちながら、

あまりに強引な与党叩きを何度かつぶやいたことで話題となったよ。

カズオイシグロ氏のノーベル賞受賞を集団的自衛権につなげるという、小西論法・活動家論法を使っている。

こういう論法は、普段から反政府活動に参加している活動家からは共感されるだろうけれど、活動しない人からすれば、強引だろう。

安倍総理にかかわる問題はさまざまあるのに、わざわざカズオイシグロ氏をダシに使うのは、むしろそういった問題に気付いていないのではという印象さえ受けかねない。

 

このような、結論ありきで話を進めると、どこか強引な感じになるのではないかとおもうよ。

 

 

内輪でなく外に向けて発信しよう

じゃあ、どうすればまともな意見が書けるのだろうか。

 

建設的・生産的な意見にするためには、まともにならなきゃいけない。

まず、段階を初めからちゃんと踏む結論から始めるのではなくて、事実から順に話を考える

でないと、途中でわけわかんないことが起こるからね。

 

もうひとつ、中立を意識すること。

敵を意識しちゃうと、

『相手はわけのわからない連中だ』

『どうせまともに相手して通じる相手じゃない』

となって、見くびった言い方になったり、強引な手段を取ろうとしたりするよ。

そうじゃなくって、

客観的に、あくまでも客観的なデータをもとに判断すること

 

理想的なのは、池上彰さんだね。

テレビや、ニュース解説書などではとくに、一見中立を貫いているね。

自ら意見を言うというよりは、

『こんな事実があるんですよ』

とデータを与えて、読者に意見を持たせる

佐藤優さんなどとの共著では、彼の考えがにじみ出ているところもあるけれど、

それでも、基本は事実に語らせている

 

書く力』に書いてあったと思うけれど、

本当に伝えたいことは、控え目に言うのが池上さんのスタンスだそうだよ。

『こんなことをしたXを許すな!!』

と叫ぶのは、敵に向けては有効かもしれないけれど、それを見ている、中立的な人から見れば怖いと思われちゃう。

 

それよりも、

Xはこうこうこんなことをしました。』

とだけ伝えて、見てる人に怒ってもらう

そちらのほうが、長い目で見れば、仲間が増えるんじゃないかな。

今回はここでおしまいだよ。

何かを伝えるときは、ぼくもこの方法を使おうと思うよ(^●ω●^)

 

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