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クイズ番組

東大王は頭脳王よりも面白いと思う

更新日:

はいどうも、かわうそだよ。

クイズ好きな僕が毎月楽しみにしているテレビ番組があるよ。

東大王だよ。

 

今では、素人参加型クイズは少数となってきている。

全国放送で、完全な素人参加型クイズはアタック25だけだろう。

東大王は名前の通り、数回の放送を除いて東大生しかメンバーになれない。

 

頭脳王は一応学歴の壁はないことになっているけれど、今までの出場者は、東大・京大・慶應医学部のみだ。

おそらく東大京大か、医学部、他の大学が出るとしても例えば早稲田の政経学部レベルでないと、見えざる学歴フィルターで落とされるだろう。

つまりは、事実上の高学歴限定参加の番組となっている。

 

で、そんな高学歴素人参加型クイズの頭脳王と東大王とを比べたとき、東大王の方が、システムとしても雰囲気としてもよくできているように感じているよ。

もちろん好みは人それぞれだけど、今回は、東大王が頭脳王より面白いと思う理由を説明していくよ。

 

東大王は東大vs京大にする必要がない

東大vs京大をつくりたい頭脳王


毎年年末に放送される頭脳王(2018は年始放送)、高校生クイズと並び、東大王でもお馴染み水上颯さんを世に知らしめた番組だね。

この頭脳王、過去5回放送されているんだけど、その中で、決勝戦は全て

東大vs京大

それも、第2回の中村栄斗さん(京大文学部)を除いた4回が

東大医学部vs京大医学部

なんだ。

この図式が、何とも不自然のように思えたよ。

 

東大京大だけがクイズ王ではない

クイズ強い人は学歴も高いというのはあるだろう。

 

しかし、それならば例えば東大vs東大 あるいは京大vs京大といった対決が1回くらい流れてもいいのではないかな

もちろん、回答者側が何か工作したわけではないとは思うけれど、なんとなく変に思うよ。

 

ちなみに、テレビに映らないクイズだと、東大京大以外にも強いプレイヤーはいっぱいいるよ

例えば、STU という、学生向けクイズ大会の最新回STU XVIIIの優勝者 加瀬 主税さんは、東京医科歯科大学出身だよ。

加瀬さんは東京医科歯科大学生でありますが、abcの団体クイズなどでは東大チームに参加しており、そのあたりがクイズ・サバイバーなどのクイズ番組で彼が東大生かのように扱われているゆえんだと推測しています。詳しい事情がわかり次第再度当記事にて更新いたします。)

 

もちろん、出題形式が大きく違うのは熟知しているけれど、偏差値の高い東大京大の医学部(医学科)がこうも決勝に残るのはやはり不自然に感じるよ

 

その点、東大王は、東大王になる資格を最初から東大生に絞っているから(一般枠もあるが、基本的に挑戦者扱い)、東大vs京大の形にする必要がないね

水上さんは医学部在籍だけど、他の東大生チームメンバーは、文系・理系・学部文系で大学院理系の人もいてバラエティに富んでいると思うよ。

東大王は視聴者参加型クイズ番組だ

東大王は視聴者参加型のクイズだ

東大王は、問題もよくできているなと思うよ。

 

知識を問う問題が半分以上なんだけど、それもまた、視聴者も見ながら参加できる内容になっているよ。

例えば、数枚の写真から、どこの都道府県をあてるか。クイズが苦手でも、旅行好きな人ならわかることもある。

Google Earth の映像から世界遺産をあてる、脳内世界地図を旅行する、など、例え解けなくても、視覚的な楽しさを提供するのも、東大王の魅力だね

 

他にも、『MCが食べている料理を、食レポだけであてる』

『MCがつけていたネクタイの色を当てる』

『マジシャンが500円玉をどこに隠したか』

『イラストが表す漢字は何か答える』

など、

観察力や推測力、短期記憶を問う問題があって、知識がなくても参加できるね。

 

一方の頭脳王。

頭脳王・あるいは、高校生クイズの中でも知の甲子園といわれた回は、漢文や物理の問題が、テレビ画面に一瞬しか放映されないことがある

頭脳王2019では、QRコードがどこのサイトかを当てる問題があったのだけれど、一瞬だけ出題され、すぐに視聴者に解読できないよう加工された形で出されていた。

視聴者の中には、出演者とともに難問を解きたい視聴者もいるだろう。しかし、頭脳王はそういう人のニーズには答えていない。

中には使う公式は簡単で、電卓を使えば容易に解ける問題もあるのだけれど(計算が面倒なのは言うまでもないが)、「頭脳王TUEEEEEE」的な形にさせたい、スタッフの意思が伝わってくるよ。

 

この違いが、頭脳王と東大王の違いではないかな。

 

魅力的な東大王チーム

最強、東大王

 

そして、なんといっても、東大王チームのメンバーが個性豊かということがあげられるね。
動物的直感の天才、水上颯

知識と論理思考の統治者、伊沢拓司

多角的思考の能力者、鶴崎修功

大胆なスピード勝負師、鈴木光

 

ツイッターで彼らの名前を検索すると、ひとりひとりにファンアカウントが作られているね。それも、何人も。

ひとりひとりが、個人戦で戦っても芸能人チームに勝てるほどの技能を持っているだろうけれど、チームになることで、互いの強みを最大限に活かせる役割分担をするようになった

東大王の賢さは、ただ問題をとくスキルだけじゃなくて、こういった役割分担の采配にあるんじゃないかと思っているよ。

頭脳王と違って、解答者の個性がよくわかるのは、東大王の魅力だと思うよ。

まとめ

まとめると、

東大王は他のクイズと比べ、見ていて楽しいし、ヒラメキ問題など、知識がなくても解ける問題も出題される。東大王チームのメンバーは個性豊かで、かつ互いの強みを活かしあい、成功しているのではないか。

本日はここまでだよ。

いつかぼくも、東大王と闘いたいな(^●ω●^)


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