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『学問のすすめ』が最高の自己啓発書だった件

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はいどうも、カワウソだよ。

現在書店にいくと、いくつもの自己啓発書がおいてあるね。

社会が大きく変化している中、今までの働き方が通用しなくなっていたり、あるいは社会に不安を抱えている人が多くなっているのも自己啓発が売れる一因なんだろうね。

そんな自己啓発書の中には、夢を叶えるゾウのように、ドラマ化されたものもある。

そういう本がある一方で、自己啓発書の中には胡散臭いもの、非合理的なものもあるから要注意だよ。

正直なところ、自己啓発書は数冊読めばいいと思っている。

ではどんな本をよめばいいのか。

ぼくは、流行している自己啓発書よりも古典を読むようにしているよ。

数ヶ月単位で見ると凄く売れた自己啓発書が翌年には大量にブックオフで見かけることはよくあると思う。

実際よんでみて、なんでこんな本が売れたのだろうと思う啓発書はごまんとあるよ。

自己啓発書にかかわらず、年間ベストセラーとか1年という短い単位で売れた本というのは、過大評価されたり、逆に過小評価されたりしていることがあるんだ。

逆に、古典の名著と呼ばれるものは、何十年、中には何百年もの時を超えて読まれ続けているものばかりだ。だから読んで失敗することはまずない。

昔の人が偉かったというわけではなくって、昔書かれた本の中で本質的な本、素晴らしい書物のみが古典として現代まで生き残っているということだよ。

ある程度歴史を経てもなお素晴らしいと考えられているのが『古典』となるわけだから、何か知識や知恵を得たい時は、古典を頼るといいよ。

と、いうわけで、今回はそんな古典の中でも特に有名なもののひとつ、福沢諭吉の『学問のすすめ』を読んでみたよ。

学問のすすめ、タイトルからわかるとおり勉強の大切さを説いているけれど、それだけではない。

まさに明治における自己啓発書としての役割も果たしていると思うよ。

今回は、そんな『学問のすすめ』について紹介していくよ。

『学問のすすめ』は今なお役立つ

でも、学問のすすめって、明治時代に出版された本だ。

確かに、学問のすすめの中には、時代に合っていない箇所もある。

妾(正妻でない女性、めかけ)についての話なんかはその一つで、そういう箇所を必死で読んだところで何か役立つことはないだろう。

でも、そういう役に立たない箇所は数箇所だ。また、斉藤孝氏による現代語訳版では、よくわかる解説もついていて、理解しやすい。

それに、書いていること1つ1つが本質をついていて、とてもわかりやすいんだ。

その具体例をいくつかあげていこう。

学問は判断のもととなる。

『学問のすすめ』というタイトルの通り、福沢諭吉は学問を推奨しているよ。

しかし、読書が苦手という人もいると思う。

そういう人には朗報だ。『学問のすすめ』で推奨されている学問は、読書だけではないんだ。

学問のすすめにはこう書いている。

実生活も学問であって、実際の経済も学問、現実の世の中の流れを察知するのも学問である。和漢洋の本を読むだけで学問ということはできない-齋藤孝 訳

耳学問というやつだね。

さらに、どんなことを学ぶとよいかまで指定している。

一生懸命にやるべきは、普通の生活に役に立つ実学である。-齋藤孝 訳

現在の科学なんかをみると、役立たないと思われていたことが重用されることもあって、必ずしも成立するのではないよ。

でも、『役立たない』学問だけではバランスが悪い。直接的に役立つ知識も勉強しなくちゃならないね。

さらに、学問の意味、勉強する意味についても『学問のすすめ』には書いている。

それも本に書いてある。

信じる、疑うということについては、取捨選択のための判断力が必要なのだ。学問というのは、この判断力を確立するためにあるのではないだろうか-訳 齋藤孝

「勉強なんて何の役に立つんだ」という疑問を抱く人も世の中にはたくさんいるだろうけれど、福沢諭吉によれば、それは判断力を身に着けるためだという。

ライフネット生命の創業者、出口治明さんも似たことを言っているよ。出口さんは著書の中で

判断を間違うのはインプット不足

といっているよ。

勉強をしてたくさんのインプットがあれば、判断で間違うことがすくなくなるということだね。

出口さんは歴史についての本を出版しているけれど、インプットの大切さを理解していることも関係しているんだろうね。

『なんで勉強しなくちゃならないの?』っていう子供の答えには、

勉強して判断力をつけるため

というのが福沢諭吉の答えなんだね。

学問をすすめるだけじゃない『学問のすすめ』

そして、学問のすすめと言っておきながら、学問以外のことも言及している

たとえば、国民の役割

1つは、政府の下に立つ『』として、もう1つは、政府を動かす『主人』としての2つの役割をもつ。

また、学問を身につけるだけでなく、学問と実行とに少しも齟齬がおきないようバランスをとることが大事とある。

たくさん知識をもっているのに大した行動をしていないコメンテーターや政治家はダメだってことだね。

結論をいうと、

『学問のすすめ』は、学問や生き方の本質的なところを説いた、現代にも通じる人生の教科書である。

今回はここまでだよ。

ぼくも学問を身につけて、かつ実行にうつすよ(^●ω●^)

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