自己啓発書読みまくるより、『学問のすすめ』読もうぜ。


現在書店にいくと、いくつもの自己啓発書がおいてあるね。

中には、夢を叶えるゾウのように、ドラマ化されたものもあるね。

でも、中には胡散臭いもの、非合理的なものもあるから要注意だよ。

「じゃ、何を読めばいいの?」

ぼくは、選択肢が多くて迷った時には古典を読むようにしているよ。

ほら、数ヶ月単位で見ると凄く売れた著書が、翌年には大量にブックオフで見かけること、あるでしょ。

「読んでみて、なんでこんなのが売れてるんだって思うことある。」

うん、年間ベストセラーとか、そういう短期的な観点だと、過大評価されたり、逆に過小評価されたりしていることがあるんだ。

ある程度歴史を経てもなお素晴らしいと考えられているのが『古典』となるわけだから、何か知識や知恵を得たい時は、古典を頼るといいよ。

と、いうわけで、今回は学問のすすめを読んでみたよ。

1.本質を弁えて、今なお役立つ

「でも、学問のすすめって、明治の本でしょ?わかんないことあるんじゃない?」

確かに、学問のすすめの中には、妾の風習のように、時代に合っていない箇所もあるよ。

でも、そういう箇所は数箇所で、難解な点は訳者が解説しているから読みにくいことはない。

それに、書いていること1つ1つが本質をついていて、とてもわかりやすいんだ。

その具体例をいくつかあげていこう。

2.学問は、判断のもととなる。

タイトルの通り、福沢諭吉は学問を推奨しているよ。

「でも私、本読むの嫌いだし…」

大丈夫。読書だけが学問じゃないんだ。

学問のすすめにはこう書いている。

実生活も学問であって、実際の経済も学問、現実の世の中の流れを察知するのも学問である。和漢洋の本を読むだけで学問ということはできない-齋藤孝 訳

耳学問というやつだね。

さらに、どんなことを学ぶとよいかまで指定している。

一生懸命にやるべきは、普通の生活に役に立つ実学である。-齋藤孝 訳

現在の科学なんかをみると、役立たないと思われていたことが重用されることもあって、必ずしも成立するのではないよ。

でも、『役立たない』学問だけではバランスが悪い。直接的に役立つ知識も勉強しなくちゃならないね。

「でさ、結局学問ってなんでしなくちゃならないの?」

それも本に書いてある。

信じる、疑うということについては、取捨選択のための判断力が必要なのだ。学問というのは、こよ判断力を確立するためにあるのではないだろうか-訳 齋藤孝

多くの人が似たことを言っていて、例えばライフネット生命の創業者、出口治明さんも著書の中で、

『判断を間違うのはインプット不足』

といっているよ。

『なんで勉強しなくちゃならないの?』っていう子供の答えには、

『判断力をつけるため』

というのが福沢諭吉の答えなんだね。

3.学問をすすめるだけじゃない、『学問のすすめ』

そして、学問のすすめと言っておきながら、学問以外のことも言及している。

たとえば、国民の役割。

1つは、政府の下に立つ『客』として、もう1つは、政府を動かす『主人』としての2つの役割をもつ。

また、学問を身につけるだけでなく、学問と実行とに少しも齟齬がおきないようバランスをとることが大事とある。

たくさん知識をもっているのに大した行動をしていないコメンテーターや政治家はダメだってことだね。

結論をいうと、

『学問のすすめ』は、学問や生き方の本質的なところを説いた、現代にも通じる人生の教科書である。

今回はここまでだよ。

ぼくも学問を身につけて、かつ実行にうつすよ(^●ω●^)


Published by english-otter

早稲田大学先進理工学部生。英語とクイズ番組が好き。 社会問題も興味あり。計算も好き。要はたいがい好き。 好きな人は小倉唯。男性は伊沢拓司。 twitter @english_otter Naverなどまとめサイト・キュレーションサイトへの無断転載は禁止しておりますのでご了承ください

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