2017年11月12日の東大王 で、ついに水上颯さんが優勝したね。
その水上さんを有名にしたのは日テレの年末番組、頭脳王だった。
で、その頭脳王で水上颯さんを知った人にとって、東大王での水上颯さんは全く違う人物に見えただろう。
というのも、頭脳王では全く表情を変えずアンドロイドのような彼が、東大王では笑顔を見せまくったからだ。
そのギャップに心動かされた人はおおいだろう。
さて、今回は、水上颯さんの見せ方などから、東大王と頭脳王とを比較してみるよ。
個人的には、圧倒的に東大王の方が頭脳王よりも面白いと思っているけれど、その理由を説明していくよ。
演出の頭脳王、素で勝負する東大王
序盤で話したように、東大王・頭脳王の両方に出演経験のある水上颯さん(と伊沢拓司さん)の顔が全然違った。
頭脳王から水上さんを知った人は、東大王で彼を見たときにこう思ったはずだよ。
『あ、この人笑えるんだ』って。
水上さんがまだ出ていなかった時からその傾向はあるんだけど、
頭脳王は、出演者に極力笑わないようにお願いしているんじゃないか、そう思ってしまうほど、なんかピリッとした緊張感があるように見えるんだ。
東大王では、むしろみんな笑ってる時の方が多いね。
頭脳王では出演者の凄さを引き立てる方向に完全にシフトしている一方で、東大王では出演者を賞賛すると同時に、ときに笑いを取ったりして、どちらかというとアットホームな感じがつたわる番組だ。
緊張感を味わせるのが頭脳王の演出かもしれないけれど、やはり東大王のほうが結果的に出演者の凄さがわかるのではないかと思うよ。
視聴者に考える隙を与えない頭脳王
かつて「知の甲子園」と言われていた時代の高校生クイズでも指摘されていたことなんだけど、
頭脳王は視聴者に問題を見せないんだ。
たとえば、頭脳王の準決勝や決勝戦で、こんな問題が出るよ。
巨大隕石が太平洋上に落ちた場合、高さ何mの水柱ができるでしょう?(32回高校生クイズ)
実際の問題では、隕石の密度や半径といった条件が書かれているんだ。
でも、そういったコマ系条件は、テレビでは数秒しか出されない。
こういう問題が出されたところで、視聴者は計算することもできず、ただただ出場者を見るしかなくなるんだ。
計算問題ならまだしも、漢文の問題さえテレビには一瞬しか出されない。
2019年の頭脳王ではQRコードを答える問題が出題されたのだけど、すぐそのコードが画像加工されて、視聴者がQRコードを読み取らせないようにした。
一方の東大王
内容のレベルで差があるというのもあるんだけれど、頭脳王のように問題の一部を隠すなんてことはしない。
お茶の間で視聴者が東大王と一緒に考えることができる。
お茶の間受けを考えると、圧倒的に東大王の勝利といっていいよ。
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頭脳王は問題形式を変えるべきだ
頭脳王は一見難しい問題ばかりだけれど、非常に対策がしやすい。
というのも、同じような問題が毎年出題されているんだ。
しかも、その問題が「一見難しいが実際はめちゃくちゃ簡単」なものばかりだ。
例えば、複利に関する問題。
2%の年利で100万を預けた場合、元本が2倍になるのは何年後?
という感じの問題がほぼ毎年でる。
一見複雑な問題だけれど、72の法則というものをしっていれば1秒で解ける問題なんだ。
年利n%のとき、元本が2倍になるのは72/n 年になるって法則なんだ。
例えば、上の問題のように、複利が2%とする。このとき、100万円預けた場合、72÷2=36年後には200万円になって返ってくるんだ。
もちろん、この知識を知っているのはすごいことなんだけど、頭脳王は全5回のうち3回、年利の数字だけ変えた問題を出しているんだ。
3%なら24年、4%なら18年、6%なら12年
これを覚えておけば1秒で解ける。
他にも、
積まれたブロックを数える問題も毎回出ている。
これもまた、パターンは全く同じで数字だけ変えた問題を頭脳王はそんな問題を毎回出している。
もちろん優勝するのはすごいことだけど、対策が立てやすいのもまた頭脳王の事実だろう。
事実、2018・2019年頭脳王の河野玄斗さんは、対策を立てたと番組内でいっている。
知識問題はレベルが高いけれど、数学の問題はそうでもないみたいだね。
一方で東大王は、例えば世界の問題を出すにしても、脳内世界地図だとか、国旗だとか、いろいろバラエティに富む。
ここが、頭脳王と東大王との違いだとおもうよ。
まとめると
頭脳王は演出は凄いが、問題に難あり
というかんじだね。
もちろん、これはぼくの感想だけど、頭脳王には東大王に負けている感は否めないよ。
今回はここまでだよ。
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