youtube界で意外と少ないのが、二人組コンビ。
有名youtuberはほとんどがピン、または3人以上なんだ。
事実、日本のチャンネル登録者数トップ40のうち、
18人がピン
5組がコンビ
5組が3人以上のグループだよ。
(サブチャンネル、企業のチャンネル、ミュージシャンのチャンネルを除く)
しかも、二人組コンビのうち、キッズyoutuber、ゲーム実況、日本を紹介する外国人youtuberが1組ずつ。
『○○やってみた』系のyoutuberで40位以内だったのは、水溜りボンドとおるたなchannelの2組だけだったよ。
そのうち、2017年11/1現在、より登録者数の多い水溜りボンドの魅力について、考えていくよ。
1.ゆるやかなカテゴリー化
まず、主として扱う分野が複数個決まっている、というところだよ。
「どういうこと?」
これは彼らのロゴにもあらわれているけれど、
検証、実験、心霊、料理
この 4つを扱った動画が多いよ。
僕の良く見るyoutuberは、扱うセクションが1つか2つくらいの人たちが多いよ。
ゲーム実況者はその一例だね。
「ゲームか、ときどき実写か、の2つってことだね。」
そう。
ゲームならゲーム、釣りなら釣りという風に、少数に絞った方が、それが何を扱うチャンネルかわかりやすいね。
これだけ広範囲を扱うyoutuberはあまりいないと思う。
でも、だからこそ、登録者は、自分が普段見ないジャンルの動画を見ることができる。
ぼくの場合、心霊動画がそうだよ。
ぼくは心霊動画を普段見ないけれど、水溜りボンドが投稿したやつは、毎回見るね。
そういう、普段自分たちが触れない、触れようとしない分野にアクセスできること、それが水溜りボンドの魅力の1つだと思うな。
2.youtube界のNHK
水溜りボンドは、東海オンエアとコラボしたときに、ある言葉を残したよ。
僕たちは、youtube界のNHKなんで。
東海オンエアは、民放、それも時に少し過激なことをやる民放のようなチャンネルだね。
きっちりした論理というよりかは、感覚で動画のネタを作るタイプだね。
あの独特の感性は、テキトーに5,6人集めたところで作り出せるものじゃない。
そんな東海オンエアと真逆なのが水溜りボンドじゃないかな。
NHKがあまり過激なことをやらないように、2人も過激なことをやることは少ない。
過激なyoutuberが多い中、彼らのような存在は、バランスをとるのに役立っているんじゃないかな。
3.掛け合いのよさは随一
でも、なんといっても、二人の愛だよね。
「…カワウソ、ホモなの?」
いや、僕は異性愛者だよ。
でも、二人の掛け合いの良さから、コンビ愛を感じられるよ。
コンビ愛だけに加えて、ボケとツッコミが完全に分かれていないのも特徴だと思うよ。
多くのお笑いコンビは、どちらがボケでどちらがツッコミか分かれているよね。
おるたなチャンネルは、どちらかというと、ないとーがボケで渋谷ジャパンがツッコミという感じだよ。
水溜りボンドは、あまりそんな区別がないと思うな。
強いて言えば、一見まともそうなカンタがサイコパス疑惑担当で、チャラそうなトミーがツッコミ側かな。
こういう、ボケツッコミの区別があいまいなところは、ゆいかおりと共通していると思うよ。
2017年6月まで放送されていたラジオ番組『ゆいかおりの実』では、基本的にはキャリさん(石原夏織)がボケでポンコツキャラだけど、ゆいちゃん(小倉唯)が天然になることも度々あったよ。
日常生活で、ボケ・ツッコミという区別を意識することは少ないし、多くの人はボケにもツッコミにもなり得ると思うけれど、水溜りボンドは、そういう点で、日常的なコンビなんじゃないかな。
まとめると、
・水溜りボンドは広範囲を扱い、かつ周りとのバランスをとるのに長けたyoutuberで、日常生活感を醸し出すコンビである。
かな。
今回はここまでだよ。
2人の、ますますの精進をねがっているよ(^●ω●^)