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カタルーニャ独立問題から国の存在意義を改めて考えてみた。

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はいどうも、カワウソだよ。

2017年10月19日、スペイン政府はカタルーニャ州の自治権を21日より停止すると発表したよ。

ウィキペディア カタルーニャ独立運動

クリミア問題もあったし、独立問題は、世界の中でかなり重要な問題だよね。日本国内では幸か不幸か、そういう話を聞くことはすくないけれどね。

これらの独立騒動が理由で、そのうち「国とは何か」、その意味をもう一度見直す時がくるんじゃないかと思うな。

もしかしたら、日本という国家自体がなくなってしまうかもしれない。

しかし、その場合でも国家の意味が全くなくなってしまう訳じゃないんだけどね。その辺の説明も、これからしていくよ。

なぜ独立したがるのか

そもそも、なんで独立したがるのだろう。

すごく単純に言うと、

現政府がイヤだから

だね。

イヤじゃなかったら独立しようとしないでしょ。

例えば、カタルーニャ独立問題は、

a)カタルーニャ語が統制されてきた歴史がある

b)経済的不均衡

の2つが大きな原因だね。

a)については、自分たちが喋っていた言葉が統制されたら、そりゃ嫌だよね。カタルーニャにある概念で、標準スペイン語では表せないこともあるかもしれないしね。

b)も。カタルーニャは、スペインの中でも、簡単に言えばお金持ちで、政府に税金を納めてる。

にも関わらず、還付金は少ない。

だから、独立した方が、税金の関係で経済的に得するということだね。

逆に言えば、スペイン政府としては、カタルーニャが独立すれば税収が少なくなるわけで、必死で独立運動を抑えたいんだね。

ほかにも、民族問題で独立問題に発展することがあるよ。

同じくスペインのバスク問題とかね。

感覚としたら、日本人以外の民族が日本国元首みたいなものかな。

日本は他国と比べても、民族の単一性が強いとされている。

アイヌ民族や琉球民族の人々の扱い・これから問題になっていくであろう移民問題などの方向性によっては、そう言っていられないかもしれないけれどね。

他にもあるけど、ひっくるめて「政府がイヤ」だから独立を目指すんだね。

実は日本にも独立問題はある

一見日本は一民族国家だね。

でも、実際はそうじゃない。

北海道(松前藩除く)と沖縄県は、明治時代になるまでは日本じゃなかった。

だから、北海道沖縄県 には、独立を目指す政党があるよ。

支持率を見る限り、カタルーニャ騒動みたいになることはないだろうけど、日本の国際競争力がなくなり、北海道や沖縄が独立できる経済力をもてば、可能性はゼロとは言い切れないね。

国はどうなる

では、もし国内で独立が盛んになったら、将来どうなってしまうだろうか

うん、最初に書いたように、国の存在意義が変わってしまうかもしれないね。

民族って考えが、ちょっと曖昧なところがあるしね。

基本的には民族自決だろうけど、特にアフリカは民族・部族の境界と国境とがぜんぜん異なる

日本のすぐ近くにだって、同一民族が2つの国家を作っている。

父親の母国、母親の母国と本人の母国とが違うケースだって増えている。

そうなると、50年後くらいしたら、「俺は日本人だ。」「私は中国人だ。」って意識は薄れているような気がするんだ。

もちろん、完全になくなりはしないだろうけど、今のEUとかASEANみたいな存在になりそうだね。

アメリカはそんな傾向があって、アメリカ人であるとともに、例えばカリフォルニアの人間だという意識がある。

今の都道府県には、アメリカの州ほどの自治権はないけれど、今後道州制になれば、関東や九州といったブロックを、日本という国と同じくらい強く意識し始める人も出てくるかもしれないね。

さすがに世界が1つの国になることは難しいだろうけど、「東アジア連合」みたいなデカい連合が10個くらいできるんじゃないかな。

今回はここまでだよ。

世界の諸問題が平和に解決されることを祈っているよ(^●ω●^)

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