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けものフレンズ騒動から、KADOKAWAの対応を考えてみた

更新日:

はいどうも、カワウソだよ

2017年9月27日の深夜0時30分ごろ、けものフレンズ製作委員から公式発表がされたよ。

本文はこうだったよ。

 

「けものフレンズ」に関しまして、すでに新規映像化プロジェクトの制作を発表させていただいておりますが、発表当初より同体制での継続か、新体制での新たな表現かも合わせて検討中で、現時点においてもまだ何も決定していない状況です。
そのような中、今年1月~3月に放送されたTVアニメーションと同様の体制を優先として、視聴者のご期待に沿えるべく調整をしておりましたが、アニメーション制作会社であるヤオヨロズ株式会社より8月に入った段階で辞退したい旨の話を受け、制作体制を一から模索することになっているのが現状です。

(中略)
「けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関しては、上記のような経緯で一部滞っておりますが、「けものフレンズプロジェクト」は今後も御協力をいただく皆様と共に作品を守り、ファンを守り、動物たちのことをもっと知ってもらう活動をこれからも初志貫徹、続けていく所存です。映像化に関しましても、改めて、そしてできるだけ早くご報告できるよう進めて参ります。
今後とも様々な「けものフレンズプロジェクト」をよろしくお願いします。
参照:https://kemono-friends.jp/archives/category/news/

 

 

これは、たつき監督のツイートと矛盾しているようにも思える。

 

カドカワは「ヤオヨロズが辞退してきた」といい、たつき監督は「カドカワが外してきた」とツイートしている。

一般的に考えると、もしヤオヨロズが辞退するのであれば、先にたつき監督に通達されるはずだ。

しかしたつき監督は、カドカワから連絡があったと言っている。

「残念です」とあるように、たつき監督はカドカワから知らされるまで本当に知らなったようだね。

 

それで、もしどちらかが嘘をついているとすれば、カドカワが嘘をついている可能性が高い。

というのも、ヤオヨロズの立場を考えると、嘘をつくメリットがないからだね。たつき監督自身も乗り気だったと思われるツイートをしたということは、カドカワが切ったという可能性が高いだろう。

損得を考えると、ヤオヨロズ・たつき監督側が正しいと判断されるね。

 

今回は、なぜたつき監督は解雇になったのか、カドカワとの関係を中心に考えていくよ。

 

二次創作の範囲の解釈についてヤオヨロズとカドカワとで違いがあった

 

文書にもあるとおり、カドカワはヤオヨロズと十分な情報共有ができていなかったそうだよ。

 

一つ考えられるとすれば、二次創作に関係するところが大きかったと思われる。

 

けものフレンズの二次創作に関して、公式サイトにはこう書かれているよ。

 

「けものフレンズプロジェクト」は、“けもフレ”を愛してくださる皆様の二次創作(自作物のみ)活動を歓迎しています。
趣味の範疇における、個人または同人サークル等で、以下のガイドラインに沿って活動いただく際には、利用についてのご連絡は不要です。
※ガイドラインの内容は、予告なく変更させていただく場合があります。本ガイドラインの改正によって生じるいかなる損害についても、一切の責任を負えませんことを予めご了承ください。
1.二次創作(自作物のみ)の許可範囲
(1)イラスト、同人誌、マンガ、小説などの作成、各種運用
(2)コスプレ衣装の作成、およびコスプレによる各種活動、その各種運用
2.禁止事項
(1)有償無償に関わらず、事業性の高い営利目的での利用
※同人誌頒布等の活動につきましては、過度な営利性がないと判断できる場合は、該当しないとします。
(2)「けものフレンズプロジェクト」に帰属する素材(イラスト、動画、音声、楽曲等)を直接二次利用すること(著作権侵害)
※個人のツイッターやブログのアイコン、ヘッダーなどに関してはオリジナルのイラストを使用していただいて構いません。
(3)過剰に「けものフレンズ」のイメージを損なう、過剰に公序良俗に反する、社会的な許容限度を超える、と判断されるもの
※大人向けの内容を含む表現のある場合は、対象以外の目に届かないような配慮をお願いいたします。
(4)他社(第三者)に版権が帰属するコラボレーション作品などの利用全般
(5)その他、想定外に副次的に発生する、不適切と判断されるもの

 

ここの「二次創作」の解釈が、カドカワ側とヤオヨロズ側で違ったようだね。

ヤオヨロズ側からすると、二次創作と同じように、KADOKAWAが直接関与しないCMについては、許可を得る必要はないと主張しているようだ。

一方でカドカワは、日清とのコラボCMのようなものに対しても、自分たちに知らせてほしかったというのが主張のようだね。

 

権利者の立場で考えてみると、カドカワの言い分もわからないでもない。

認識が違っているとすれば、カドカワ側が「日清やJRAが勝手にけものフレンズを使用している」と思って当然だろう。

しかしヤオヨロズが「CMも二次創作の中に入る」と思っていたとすれば、「え、別に利用しても構わないよ」ということになる。

 

もしそうであれば、対立が起こって当然だよね。

 

ヤオヨロズにも一定の責任は認められる

気持ちとしては、たつき監督を擁護したいけれど、ヤオヨロズ側にも一定の責任はあると思っているよ。

というのも、文面の解釈の違いが原因なら、ヤオヨロズとカドカワが、どの程度までの二次創作を認めるかについて、より具体的に考えておくべきだったことになるからだ。

どうも、ヤオヨロズとカドカワとの間には、十分な話し合いがなされていなかったのではないかと思われる事態が発生している。

 

その一つが、たつき監督解雇騒動だ。

ヤオヨロズから直接ではなく、カドカワの方から解雇通知が連絡されるというのは、情報伝達が十分であれば起こりえない現象だ。

多くのファンの人が不思議がった点が、この点なのではないかなと思っているよ。

 

動物ファーストといっても、製作に携わる人たちは、情報交換という、人間がもつ能力を活かすべきだったね。

いずれにしても、ヤオヨロズが公式に発表するまでは、断定できないね。

 

今回はここまででおわりだよ。

たのしーいけものフレンズが復活したらいいな(^●ω●^)

 

追記

現在けものフレンズでは、新監督のもと新しくアニメが公開されたよ。

さらに同期に、たつき監督がけものフレンズと別に、ケムリクサというアニメを公開した。

評価を見ると、たつき監督の圧勝という感じだ。

 

これからも、たつき監督のますますのご活躍を願って、締めくくりたいと思うよ。

 

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