TBSで放送されている東大王 。
その中でとくに目立つのは水上颯さんだね。
第3回東大王で、ついに優勝を果たしたよ!
昔は少し丸顔っぽい、カワイイ系かなと思っていたけれど、最近はより男性的なカッコよさが際立ってきたようにかんじるよ。
頭脳王2連覇も達成し、『東大医学部の異端児』という称号も手に入れた水上颯さん。東大王では『東大医学部のプリンス』とも呼ばれているね。
あの頭脳はまさに人智を超えたといっても過言ではないね。
では、具体的に水上颯はどこがすごいのか、そして水上颯がどのくらいすごいのか、見ていこう。
以下の記事もオススメだよ。
第2回東大王、伊沢拓司の凄さを考えてみた 水上颯とはどこが違うのか
スタンフォードが認めた才女、東大王鈴木光の可愛さを考えてみた
次期東大王!?ミスター東大のイケメン砂川信哉の愛らしさをとにかく書いてみた。
1.水上颯は人気がある
1.1.フォロワー数に裏付けされた人気
まず、水上颯という人物が、どれほど人気なのかみてみよう。
2018年8月5日現在の、東大王3人のTwitterフォロワー数はいかのようになっている。
砂川信哉 28889人
鶴崎修功 47424 人
伊沢拓司 81656人
水上颯120486人
(鈴木光はTwitterをしていない。インスタグラムフォロワー数は13300人)
ちなみに東京大学の公式アカウントフォロワー数は32673人。
フォロワー数でみれば、彼の母校より人気なんだね。
2.天才、水上颯
2.1.少ない情報から解答を導く
水上颯さんのすごいところは、その天才としかいいようがない才能にあるよ。
どういうことか。東大王を例に挙げてみよう。
例えばこの問題。
デ=コ、ネ=カ、ノ=オ、ロ=?
?に当てはまるカタカナをあてる問題。
たったこれだけの情報から、水上颯さんは見事正解した。
ちなみに答えは「モ」
それぞれ
・デンマーク→コペンハーゲン
・ネパール→カトマンズ
・ノルウェー→オスロ
・ロシア→モスクワと、
国と首都の頭文字が答えとなっているよ。
答えをしってから見ると、別にどうってことない問題だね(ネパール→カトマンズは難しいかもしれないけど)
でも、それでも度肝を抜かされたのは彼の解き方にあるよ。
水上颯さんは、その問題をどうやってといたか聞かれて
まあ、「デ」ならデンマークかなと思いました
と返答したよ。
この問題が難しいのは、例えば
ニ=ト(日本→東京)
ア=ワ(アメリカ→ワシントンDC)
とできないところにあるよ。
ニから始まる国は日本だけじゃない(ニジェール、ニュージーランドなど)し、
アから始まる国はアメリカだけでない(アルジェリア、アルゼンチンなど)からね。
ということは、普通の人なら国名の頭文字はまず不可能だ(問題として作れない)と無意識のうちに除外するんだ。
さらに、頭文字だけで一つに特定できるのが、デンマーク、ノルウェー、ネパール、ロシア。
デンマークとノルウェーは北欧だけど、ネパールが入ってきて、関連性がない。
ここでまたクエスチョンマークがうかぶよね。
『デ』がデンマーク、『ノ』がノルウェーって気づいても、北欧という意識がはたらいて、『ネ』で行き詰まる。
そこをいとも簡単にすり抜けられるのは、水上颯さんが、人間が抱いている無意識の束縛から解放されていることを意味しているんじゃないかな。
論理的な思考だけではなく、アナロジー的な共通点を見つける。
他の人が無意識のうちに作っている思考の枠を外し、常人と全く違う発想をやってみせる、そういう点で、水上颯さんは天才だと思うよ。
2.2.伊沢拓司との共通点・相違点
そして、水上颯さんと同じ開成高校出身で、現在東大大学院生の伊沢拓司さんとの共通点・違う点も、東大王において明らかになっている。
まずは共通点。
クイズが強いということ。
これは当然のことだけど、より正確に言えば「クイズの戦略が洗礼されている」ということだ。
クイズに慣れていない人は、問題文を最後まで聞いてから考えることが多い。
それは、選択肢が多すぎるからだ。
しかし二人は違う。
問題文を整理し、その中で一番答えとなり得るものを答える。
だから彼らは素人より早い段階でボタンを押すことができる。
有名なものを上げると、
「小人物には大人物の考えや志がわからない、というたとえを、/」
クイズ王はここで押す。このような意味の故事成語・ことわざはたくさんあるにもかかわらず、だ。
それは、「クイズの答えとなり得る」回答が一つに限られるからだ。
ちなみにこの回答は、「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」
なぜこれだけが回答になり得るかといえば、「4種類の鳥が成語の中にある」という珍しい条件があるから。
このような、珍しい条件があるものはクイズの回答として使いやすい。
あるいは、「天使の取り分(ワイン製造時、アルコールや水分の蒸発で少し内容量が減ること)」のように面白い名前がある現象もクイズとして出されやすい。
こういう点を、東大王、その中でも特に水上颯さん、伊沢拓司さん両氏はしっかりとおさえている。
では相違点はどこだろうかといえば、そういういわゆる「クイズ」形式のものではなく、発想力・思考力が試される問題であきらかになってくる。
水上颯さんは、基本的に「少ない情報からひらめく天才」だ。さっき上げた「『デ』だからデンマークかなと思いました」のように、目の前の情報と自分の脳内にある知識とをリンクさせる能力に秀でている。
一方の伊沢拓司さんはどうかというと、むしろ逆で、「一つの情報の中にあるどんな細かい情報でもヒントとして活用する」のが非常にうまい。
だから、伊沢さんが特に得意なのは、上空映像から都市名を当てる問題。
こういう問題では普通、東京タワーや自由の女神像など特徴的な建造物にばかり注目するけれど、伊沢さんはそうしない。それでは他の人に後れを取ってしまう。
伊沢さんのすごいのは、その街が平野か台地上にあるか、海が近いか、都市構造のようなところまでよく見て判断する。
その結果、問題作成者が予期している回答ポイントよりずっと前に正解を出す、というとてつもない行動をしているんだ。
ざっくり言えば、水上颯さんは天才タイプ、伊沢拓司さんは超秀才タイプ、ということになるね。
3.東大王の役割分担
3.1.東大王チームの大将
さて、水上颯さんは第3回東大王になり、東大王チームの大将を担っている。
最初は年上の伊沢さんと比べて少し不安というか天然っぽいところも見られたけれど、いつの間にかどっしりと、リーダーとして戦略家として活躍している面が見られるよ。
例えば、7/22放送回。難読漢字オセロというゲームで、鶴崎さんが回答する番だったんだけど、鈴木光さん・伊沢拓司さんは水上颯さんの席に寄りかかって何やら相談をしていた。
鶴崎さん曰く、
僕が(漢字の読みを)考えて、ここ(3人)が検討する。
このゲームでは、単にクイズに正解すれば勝てるものではない。問題がオセロの駒になっていて、要はオセロゲームとして勝利しなければならない。
こういうのは、IQ165の天才・鶴崎さんを始めとして、東大王チーム全員が得意だろうけれど、各メンバーがそれぞれの戦略で勝手にたたかえば結果的に不都合が怒るだろう。
だからこそ、リーダーの水上颯さんのもとに集まり、みんなで意見を寄せ集め、最終的な決断は水上颯さんに任せる、そういう方法をとっているのだと思うよ。
3.2.東大王というチームプレイ
東大王チームは、もちろん個々の能力が高い。
しかし、東大王チームが芸能人チームより強い理由はそれだけが原因ではない。
お互いの強いところを認識して、チームとして力を最大限発揮できるように水上さんが采配をとっているんだ。
もし東大王チームのメンバーが勝手に行動してしまったら、チームとしての得点に結びつかない場合が時として起こる。全員の能力が高いから、なおさら不都合になる。
しかし東大王チームはそんなことはしない。
個々の能力が最適な場所に置かれている。
具体的には
固定観念や思い込みにとらわれず、純粋に情報を処理できる水上さん、
名探偵のごとく、映像からあらゆるヒントを掴み取り答を出す伊沢さん、
多様的に考え、数字の羅列から法則性・規則性を瞬時に見つける鶴崎さん、
そして、この3人が集中して考えられるよう、少しでも可能性があれば大胆かつ迅速に行動する鈴木さん
この4人の結束により、東大王はチームとして隙がなくなってきているように感じるよ。
今回はここまでだよ。来世は水上颯さんみたいになりたいな(^●ω●^)
【新品】【本】QUIZ JAPAN 古今東西のクイズを網羅するクイズカルチャーブック vol.8 水上颯/ナナマルサンバツ セブンデイズウォー/著・編
QUIZ JAPAN vol.8
こちらもオススメ!
第2回東大王、伊沢拓司の凄さを考えてみた 水上颯とはどこが違うのか
次期東大王!?ミスター東大のイケメン砂川信哉の愛らしさをとにかく書いてみた。
7 Comments to “東大医学部のプリンス!第3回東大王水上颯の天才さを、伊沢拓司とのちがいもふまえて考えてみた”